武将名 |
しまさこん |
三成に過ぎたる者 |
SR島左近 |
筒井家を辞した後、浪人となって近江国に隠 棲していたが、石田三成に高禄で召し抱えら れる。関ヶ原の戦いでは自ら陣頭に立ち奮戦。 小早川秀秋の寝返りで西軍総崩れの中、黒田 長政らの軍に突撃。勇戦するも討ち死にした という。最期の突撃は東軍諸将を恐れさせた。
「意地っ張りで、子供のような殿だがな…… 惚れた男のため、死ぬのも一興か」 |
出身地 |
大和国 |
コスト |
2.5 |
兵種 |
槍足軽 |
能力 |
武力8 統率7 |
特技 |
魅力 |
計略 |
尽忠報友 |
豊臣家の味方の武力が上がる。さら に範囲内の文治派の味方の武将コス トの合計値が高いほど忠誠度が上が る。 |
必要士気6 |
Illustration : タカヤマトシアキ |
徳川勢から「三成に過ぎたるもの」と賞され、
「石田三成が己の知行の半分で召し抱えた」というインパクトある逸話でも有名な島左近が、筒井家臣時代以来の登場。
もちろんその三成との絆は実装されている。杭瀬川で共闘した明石全登との間にも絆を形成する。
スペックは2.5コストとしては可もなく不可もなくといったレベルだが、文治派の中では宴の自身やUC脇坂安治と並ぶ武力8を誇る。
計略「尽忠報友」は、範囲内の豊臣家の味方の武力+4に加え、範囲内の文治派のコストに応じ武断派の忠誠度が回復するというもの。
忠誠回復量は約55+(左近以外の文治派コスト)×10%。
効果時間は約9.0c、統率依存0.2cと、一般的な采配よりも長め。
この計略の唯一無二のセールスポイントは
無条件で忠誠度を回復できる武力上昇采配という点である。
撃破成功で忠誠回復などといった条件はなく、また戦闘に直結する武力上昇采配であるため、忠誠回復のためだけに士気を割かざるを得ないということもない。
武断派を軸にデッキを編成すると、常に忠誠度の減少に(特に守勢時に)悩まされることになるが、その負担が多少なりとも軽くなるのは非常に心強い。
文治派が左近1人でも忠誠度が55%回復と忠誠弐まで回復するため、左近以外を武断派で固めてデッキを編成しても問題はない。
しかしながら、やはり大型采配に類する消費士気6としては、低めの武力上昇量が問題。
スペックの高い武断派の面々を入れても、同士気程度の大型采配・陣形、超絶強化と正面からぶつかると、
分が悪い局面に陥ることが少なくない。
相手の大型計略に備え、忠誠が即座に回復する点を生かし、忠誠度を参照する計略も仕込んでおきたい。
消費士気が大きくなりがちだが、攻城が見込める状況では戦況を一変させる可能性も秘める。
例えばR黒田長政の「八面六臂」とは、互いに効果時間が長いことも相まって非常に相性がいい。左近が黒田長政隊との激闘の末に討死したことを考えると少々皮肉ではあるが・・・
また、UC藤堂高虎の「下天を欺く」やSR細川幽斎の「幽趣佳境」といった采配とのコンボも悪くはないが、文治派である左近がそれぞれの恩恵をあまり受けられない点には気をつけたい。
いずれにせよ、単独の采配としてはパンチ力に欠けるので、長めの効果時間を生かすことと、
パンチ力を補うために計略コンボを狙う際には、相手側の計略コンボへの警戒や、その後の士気差まで考慮することが肝要。
武断派の面々の忠誠心を繋ぎ止めつつ共闘し、自身を高く買ってくれた三成のためにも勝利をもって報いたい。
最終更新:2015年12月14日 22:53