このページには、セッション時のノウハウの内
特に、ハンドアウトに関連する物についての情報を掲載しています。
ハンドアウトの作成
■基本的なフォーマット
- 『NW2』『SFM』の公式シナリオでは、一貫したフォーマットのハンドアウトが使用されている。
自作シナリオでハンドアウトを用いる際も、このフォーマットに合わせる事で
プレイヤー間の共通認識を、より取り易くなると考えられる。
- 公式シナリオで用いられるハンドアウトは、基本的に以下の要素で構成されている。
- PC番号
- コネクション
- (コネクションとの)関係
- 推奨サンプルキャラクター
- クラス
- ワークス
- 本文
- 尚、『NW2』基本ルールブックの掲載シナリオでは 「(コネクションとの)関係」 が記載されていないが
『SMZ』以降は、この項目が標準的に記載される様になっている。
■PC番号
- この項目では、PCに便宜上割り振る番号を記述する。
(記載例 : 「PC1用ハンドアウト」「PC2用ハンドアウト」)
- キャンペーンの二話目以降等、既に作成済のキャラクターを用いる状況では
番号の代わりに、PC名を記述する場合が有る。
(記載例:「柊蓮司用ハンドアウト」「グィード=ボルジア用ハンドアウト」)
- 公式シナリオやコンベンション用シナリオ等、 「卓に入るPL数に、幅が有る場合」 には
卓に入る人数が少なかった場合 (例として、PL3人での立卓等) を想定し
「番号の若いPC」 に、 「シナリオ進行の為に必要となるイベント」 と絡む役を割り振る傾向が有る。
(また上記の慣習を受け、リプレイやカジュアル環境でも同様の傾向が見られる事が有る)
■コネクション
- この項目では、ハンドアウトのPCに 「特に、関わりを持たせたいNPC」 を記述する。
(記載例:「コネクション:アンゼロット」「コネクション:ベール=ゼファー」)
- コネクションとして設定すべきNPCには、大まかに幾つかのパターンが存在する。
- 依頼人パターン
- シナリオヒロインパターン
- シナリオボスパターン
- シナリオの内容次第では 「NPC」 以外に、 「アイテム」 や 「出来事」 等をコネクションとして設定する場合も有る。
(例:「コネクション:希望の宝玉」「コネクション:3年前の事件」)
- コネクションはゲーム中、 [ 情報収集判定 ] の達成値を上昇させる目的で使用される事も頭に入れておこう。
■(コネクションとの)関係
- この項目では、PCとコネクションの関係性を記述する。
(記載例:「関係:友人」「関係:仇敵」)
■推奨サンプルキャラクター
- この項目では、クイックスタート時に使用して貰うキャラクターを記述する。
(記載例:「推奨サンプルキャラクター:勇者」「推奨サンプルキャラクター:希望の光」)
- GL2以上でホットスタートを行う場合は、省略される事が多い。
■クラス
- この項目では、PCに取得して貰うウィザードクラス(シーカークラス)を記述する。
(記載例:「クラス:勇者」「クラス:魔術師or夢使いor陰陽師」)
- クラスを指定する必要が無い場合は、省略される。
- クラスを指定する目的が、そのクラスが取得可能な 「特定の特殊能力」 で有る場合は
本文中に、その旨を明記しておくのが好ましい。
■ワークス
- この項目では、そのPCの 「社会的な立場」 を記述する。
(記載例:「ワークス:学生」「ワークス:雑誌記者」「ワークス:傭兵」)
- 立場を指定する必要が無い場合は、省略される。
■本文
- この項目では、そのPCの 「シナリオ開始時の状況」 を記述する。
- 主に、以下の様な項目を記載する事が多い。
- シナリオに関わる動機(当事者性)
- シナリオコネクションとの関係
- 所属している組織
- アイテムや特殊能力(シナリオの都合で、特定の物を取得して欲しい場合のみ)
最終更新:2011年10月29日 23:13