エネミーデータ作成の指針

このページには、セッション時のノウハウの内
特に、オリジナルのエネミーデータを作成する際の指針について掲載しています。

※このページの記事は、「失敗の少ない、無難な作り方」を主軸に考えられています。

※PCやエネミーのデータ傾向は、プレイグループによって差異が有る為
 環境によっては、記事の内容を適用する事が適切では無い
 (ゲームバランスと合致しない)場合が有ります。






BOSS用データ


■戦闘値

  • 【命中】【魔導】は、PCの【回避】【抵抗】を若干上回る程度にする。
    (プラーナを解放すれば、回避可能な程度にする)
  • 【回避】【抵抗】はやや低目にし、ディフェンダーやヒーラーでも攻撃を当てられる様にする。
    (【回避】【抵抗】が高いエネミーを出したい場合、BOSSの取り巻きとして出す様にする)
  • 【攻撃】【魔攻】は、ディフェンダーがバリア魔法を貰えばノーダメージに抑え込める程度にする。
    (PCは【防御】より【魔防】の方が伸ばし難い為、【魔攻】は【攻撃】より若干低目でも良い)
  • 【防御】は低目にし、ディフェンダーやヒーラーでもダメージを通せる様にする。
  • 【魔防】は【防御】よりも更に低く設定し、魔法ダメージ化の特殊能力にメリットを持たせる様にする。
    (目安はマイナス5点前後。《死点撃ち:物理》の存在も考慮し、10点以上の差は付けない様にする)
  • 【行動値】は、PCを若干上回る様にする。
    (プラーナを解放すれば、PCが先手を取れる程度にする)
  • 【耐久力】は、2ラウンド程度で削り切れる様にする。
  • 【魔法力】は、設定しなくとも良い。
    (《無限の力》等を持たせて対応し、MP管理の手間を削減する)
  • 【移動力】は、シチュエーションに合わせて設定する。
    (追跡系のシナリオ等では、地形・妨害手段・移動力を吟味。
    特に必要無ければ、2~3程度を目安とする)


■特殊能力

  • 《苦痛耐性》《カウントダウン耐性》を持たせる。
    (バッドステータス付加攻撃を主軸とするPCの存在も考慮し、
    バッドステータスが通用する雑魚エネミーも同時に出現させる)
  • 物理ダメージの攻撃手段と、魔法ダメージの攻撃手段を両方用意する。
  • 射程の長い攻撃手段を用意する。
  • 《連続攻撃》《複数攻撃》等、《カバーリング》が行えない攻撃手段を用意する。
    (その分、威力は控え目にする事)
  • バッドステータスを与える攻撃手段を、何か1種類程度は用意する。
    (BOSSではなく、同時に出現する雑魚エネミーに使用させても良い)
  • 範囲攻撃の使用頻度は、1ラウンドにつき1回程度を基本とする。
    (但し、ダメージの発生しない範囲攻撃等に関してはこの限りでは無い)
    (高Lv環境では、1ラウンドに複数回の範囲攻撃を使用する事も視野に入る)

■その他

  • 戦闘値は控え目にし、特殊能力で達成値を調整する。
  • BOSSは単品ではなく、取り巻き(雑魚エネミー)と同時に配置する。
  • エネミーの特殊能力は(オリジナル能力も含めて)代償を「カウント」にすると、PC側からもエネミーがリソースを消費していることがはっきりと見えるので公平性が上がる。

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最終更新:2012年06月29日 23:54