このページには、セッション時のノウハウの内
GMがセッション中に行う、マスタリングのテクニックについて掲載しています。
■エネミーデータ(戦闘値)のマスク
- ※この項目は、GMがオープンダイスで判定を行う事を前提として記載しています。
- エネミーの戦闘値には、PCとの戦闘によって
「必ず判明する情報」「GMの描写次第で、判明する事が有る情報」「意図的に伝えない限り、判明しない情報」
が存在します。
- 必ず判明する情報
- 【行動値】は、行動カウントの決定時に必ず判明します。
- 【攻撃】【魔攻】は、PCにダメージを与える際に必ず判明します。
- GMの描写次第で、判明する事が有る情報
- 【命中】【魔導】は、ジャッジの達成値を告げずに「PCの達成値を見て、命中させたか外したか」のみを告げる事が可能です。
但しゲームシステム上、ジャッジ達成値上昇の特殊能力や[ プラーナ解放 ]を使用する判断材料として
具体的な達成値を、PCに告げる方が望ましいでしょう。
- 【回避】【抵抗】は、ジャッジの達成値を告げずに「PCの達成値を見て、回避したか当てられたか」のみを告げる事が可能です。
但しこちらも、ダイス目を操作する特殊能力等を使用する判断材料として
具体的な達成値を、PCに告げる方が望ましいでしょう。
- 【防御】【魔防】は、ジャッジの達成値を告げずに
「掠り傷程度だ」「致命傷を負った」等、受けたダメージを曖昧な表現に置き換える事が可能です。
達成値を数字で告げない方が、PCに対してプレッシャーを与える事が出来る為
特に必要が無ければ、具体的な達成値は告げなくても良いでしょう。
(ダメージ量を数値で表現しても最大HPは判明しない為、告げる事に問題が有る訳ではありません)
- 意図的に伝えない限り、判明しない情報
- 【耐久力】【魔法力】(HP, MP)は、GMが残量を告げない限り判明しません。
また、戦闘中には教えない方が望ましいでしょう。
最終更新:2010年03月30日 20:42