フォーチュンテラー
概要
第一世界ラース=フェリアのシーカークラス。
星の運行を読み解き、運命に干渉する特殊技能者である事を表す。
データ傾向
星界魔法の使用、味方への支援、敵への妨害、を得手としており
自分自身が殴り合いをする為の特殊能力は、ほぼ一切持たない。
星界魔法の範囲化や限界突破が可能で、
フォーチュンテラー専用星界魔法の効果も優秀。
《
占星術具》によって、[魔法記憶容量]がCL依存で上昇していく為
多種の発動魔法を使い分けるのに向いていると言える。
ディヴァインウォーリアほど極端では無いが、クリティカル・ファンブルを操作する特殊能力を幾つか備えており
特に[生死判定]のジャッジをC値に変更する《
再生の車輪》は、極めて珍しい効果と言える。
特殊能力の代償は、MPとカウントの消費が激しく
発動魔法の代償を支払う事も考慮すると、リソース管理は厳しめ。
クラス修正
命中 |
回避 |
攻撃 |
防御 |
魔導 |
抵抗 |
魔攻 |
魔防 |
耐久力 |
魔法力 |
行動値 |
- |
- |
- |
- |
4 |
3 |
3 |
3 |
2 |
5 |
- |
魔法関連に偏っており、特に【魔導】の修正値が高い。
LvUPによる成長はMP>HP。
クラス特殊能力一覧
スタイル相性
アタッカー
物理攻撃に関連した特殊能力が皆無で、【命中】のクラス修正もゼロな点が非常に厳しい。
属性を吟味した上で武器と防具を固めれば、一応の殴り合いが可能な程度のステータスにはなるが。
《
不信心者の末路》はアタッカーの《
機会攻撃》と似た効果を持っているが、実運用上の違いとして
《
機会攻撃》が、[放心]を受けたくない相手にHPコストを支払わせる特殊能力であるのに対し
《
不信心者の末路》は、[放心]を与える事で相手のメジャーアクションを潰す特殊能力となっている。
キャスター
魔法攻撃に関連した特殊能力も皆無なのだが、クラス修正の点からアタッカーよりは向いていると言える。
キャスターはそれ自体が強力なクラスなので、スタイルクラス側で色々な部分を補強しよう。
高くなる【魔導】を活かして、星界魔法を幾つか抑えておくのも有効だ。
星界魔法の中には、【魔防】依存で威力算出を行う攻撃魔法が幾つか含まれており
フォーチュンテラー専用星界魔法の中にも1つ、《
浄化》が存在する。
キャスターは、ヒーラーほど【魔防】を上げる事が要求されるスタイルでは無いが
抑えておくと、フォーチュンテラーらしいとは言えるかも知れない。
CL5の2回行動系特殊能力は、「攻撃以外のメジャーアクションを2回」という縛りがある為
そこまで育てる場合、メジャー使用で「種別:攻撃」以外の発動魔法を何かしら持たせておこう。
ディフェンダー
エネミーの属性さえ解っていれば、《
救済の予言》で被ダメを減らす事は可能。
とはいえそれも含めて、フォーチュンテラーのクラス特殊能力は代償MPを要求される物が大半を占めている為
活用するには、何らかの手段でMP問題を解決する必要がある。
ヒーラー
成長リソースを支援能力に費やす事への問題が無く、星界魔法の扱いにも長けている為
総じて、ヒーラーとの相性が最も良い。
常時ではなく能動的に使用する必要はあるが、《
星の導き》によって星界魔法の最大値を引き上げられる為
支援役としては、高い能力を発揮する事が可能だ。
また、CL1特殊能力の《
運気招来》が【幸運】を参照し
【幸運】は【魔導】【抵抗】に関わる為、これもキャスターかヒーラー向きの特殊能力となっている。
メモ
CF反転
《
運命反転》によるCF反転は、対象に【抵抗】ジャッジを要求する為
一見するとエネミーに対して使う物の様に思えるが、実はエネミーに対して使ってしまうとPC側が不利になる。
通常、エネミーはC値10(8.33%)・F値5(11.11%)だからだ。
なので、CF決定の振るわなかった味方PCに対して使おう。
代償カウントの為、ラウンド進行中以外に使わせて貰えるかはGM判断による所が大きいが
効果はシナリオ中持続する為、出来ればクライマックスフェイズ突入前に(ミドルフェイズ戦闘等で)使っておきたい。
最終更新:2020年03月12日 02:12