勇者


勇者(Hero)


概要

第八世界ファー・ジ・アースのウィザードクラス。
「世界に選ばれ、脅威に立ち向かう事を宿命付けられた者」である事を表す。

データ傾向

豊富なプラーナ量が特徴のクラス。
龍使いエクセレントウォーリアドラグーン等とは異なり、プラーナをジャッジに使用した時の効率を上げる特殊能力は持たない代わりに
代償プラーナを要求される特殊能力が多く、スキルコストとしてプラーナを支払っていく事になる。

また、プラーナの[内包値][解放力]を参照する特殊能力を複数持ち
それらを上昇させる《ヒーロー》《覚醒》とのシナジーを形成している。

特殊能力の大半がオートアクション且つ、大半がシーン単位・シナリオ単位での回数制限を持つ為
爆発力はあるが、継戦能力に欠ける。
どのスタイルクラスを選択する場合でも、スタイルクラス側の特殊能力にある程度頼っていく事になるだろう。

リソース消耗は一見してプラーナに大きく偏っており、HPを支払う特殊能力は少ない様に見えるが
使用回数制限の無い《ブレイブハート》《掴み取る勝利》がどちらもHP消費の為、実際はHP消耗がかなり激しい。
これらを多用するならば、HP増強手段も確保しておきたい所だ。

クラス修正

命中 回避 攻撃 防御 魔導 抵抗 魔攻 魔防 耐久力 魔法力 行動値

クラス修正は極めて平均的で、全ての戦闘値がほぼ均等に(やや攻撃面寄りに)補正される。
LvUPによる成長はHP=MP。

クラス特殊能力一覧

取得CL 名称 対象 効果の概要 代償 回数制限 前提 備考 掲載
タイミング:常時
1 覚醒 自身 [プラーナ解放力]上昇 NW2
1 ヒーロー 自身 [プラーナ内包値]上昇 NW2
1 決戦装備 自身 プリプレイで、常備化している武器・防具・攻撃魔装から1つを選択
クライマックスフェイズ中、選択した物の戦闘値修正を上昇
LAC
5 紋章Ⅱ 自身 紋章》の効果量を強化 紋章 LAC
タイミング:オート
1 ウォークライ 自身 【行動値】ジャッジの直後に使用
任意の[HP]を消費
消費したHP量に応じて、ジャッジ達成値上昇
NW2
1 希望の星 単体 ジャッジで[F値]を出した直後に使用
[ファンブル]打ち消し
プラーナ シーンSL回 NW2
1 死からの生還 自身 [瀕死状態]からの回復時に使用
全ての[戦闘値]上昇
シーン持続 NW2
1 生命の盾 単体 [ダメージロール]の直後に使用
対象が受けるダメージの一部を、自身に移し替える
MP
カウント
NW2
1 天運 自身 ジャッジで[C値]を出した時に使用
[クリティカル]効果量を増加
ジャッジ1回
シナリオSL回
NW2
1 ヒーロー参上 効果参照 [登場判定]成功時に使用
話し終えるかシーンが終了するまで、他の全キャラクターは能動的な行動を行えなくなる
話す以外の行動を取ると、即座に効果が終了する NW2
1 不幸中の幸い 自身 ジャッジで[ファンブル]発生時に使用
[プラーナ]回復
戦闘中のみ使用可能 NW2
3 助言 単体 ジャッジを行う直前に使用
任意の[プラーナ]を消費
消費したプラーナ量に応じて、ジャッジ達成値上昇
MP
カウント
NW2
5 命の煌めき 自身 全キャラクターの行動終了直後に使用
[行動カウント]増加
シナリオ1回 NW2
1 決戦存在 自身 【行動値】以外のジャッジを行った直後に使用
ダイスの出目を[C値]に変更
プラーナ ラウンド1回 クライマックスフェイズ中のみ使用可能
F値でも使用可能
SMZ
1 闘気瞬間操作 自身 ジャッジを行う直前に使用
戦闘値に割り振った[GL]の値を、即座に振り直す
MP シーンSL回 SMZ
1 紋章 範囲選択 【行動値】以外のジャッジを行う直前に使用
同意した対象が、任意のプラーナを消費
消費されたプラーナ量に応じて、ジャッジ達成値上昇
シナリオ1回 SMZ
3 光の刃 自身 [物理攻撃]の[ダメージロール]を行う直前に使用
【攻撃】ジャッジ達成値上昇
<天>属性の魔法ダメージ化
HP シナリオSL回 SMZ
5 大逆転 自身 [瀕死状態]になった直後に使用
[瀕死状態]を回復し、即座にメインプロセスを得る
メインプロセス終了後、[瀕死状態]となる
シナリオ1回 [重圧][瀕死状態]でも使用可能 SMZ
1 刹那のチャンス 自身 ジャッジでC値を出した時に使用
[プラーナ]回復
ラウンド1回 戦闘中のみ使用可能 LAC
10 完全燃焼 自身 [瀕死状態]になった直後に使用
[瀕死状態]によるカウント減少を無効化
[瀕死状態]でもアクションやジャッジが実行可能
[生死判定]を行うまで、[HP]回復不可
プラーナ シナリオ1回 [瀕死状態]でも使用可能
ラウンド持続
LAC
1 輝く絆 単体 【行動値】以外のジャッジを行う直前に使用
ジャッジ達成値上昇
プラーナ シナリオSL回 自身には使用不可 FTE
1 掴み取る勝利 自身 魔法or特殊能力を使用する直前に使用
魔法or特殊能力の[射程]上昇
HP クライマックスフェイズ中のみ使用可能 FTE
1 ブレイブハート 自身 【行動値】以外の戦闘値ジャッジを行う直前に使用
ジャッジ達成値上昇
HPを失う
FTE
3 世界の護り手 単体 エネミー特殊能力or冥魔専用特殊能力が使用された時に使用
その特殊能力の[効果]を打ち消す
プラーナ
カウント
シナリオ1回 「タイミング:常時」の物に対しては使用不可 FTE
3 勇気ある奇跡 自身 ジャッジを行った直後に使用
ジャッジの結果を[絶対命中]または[絶対回避]に変更する
プラーナ
HP
シナリオ1回 クライマックスフェイズ中のみ使用可能 FTE
5 人類最後の希望 自身 天運》《闘気充填》《光の刃》《輝く絆》と同時に使用
それらの効果によるジャッジ達成値への修正を増加
プラーナ シナリオSL回 FTE
1 勇気の一撃 自身 [命中判定]で[C値]を出した直後に使用
その攻撃の[ダメージロール]達成値上昇
プラーナ シナリオSL+1回 NVS
タイミング:セットアップ
3 目覚める勇気 自身 【行動値】以外の全ジャッジ達成値上昇 プラーナ クライマックスフェイズ中のみ使用可能
シーン持続
LAC
タイミング:イニシアチブ
3 勇者の出番 自身 [行動カウント]増加 プラーナ ラウンド1回
シーン[SL+1]回
LAC
1 希望の魔力 自身 「タイミング:オート」の[発動魔法]全ての[最大値]上昇 プラーナ ラウンド1回 ラウンド持続 NVS
タイミング:クリンナップ
タイミング:リアクション
1 破魔の瞳 単体 [魔法攻撃]に対するリアクションを【魔導】で行う
リアクションに勝利した場合、攻撃を回避した上で対象に[物理攻撃]を行う
その攻撃は自動命中となる
MP シナリオSL回 NW2
タイミング:マイナー
3 最後の力 自身 [プラーナ]回復
回復量に応じて、HPを失う
シナリオ1回 CL依存 NW2
1 世界抗体 自身 受けている[魔法の効果][特殊能力の効果][バッドステータス]を解除 プラーナ ラウンド1回 SOA
タイミング:メジャー
1 浄化の波動 範囲 [魔法レベル]が一定以下の、持続している[魔法の効果]を全て解除 MP
カウント
ラウンド1回 キャラクター及びsqの両方に作用 NW2
1 闘気充填 自身 次に行う攻撃の【攻撃】【魔攻】ジャッジ達成値上昇
SL回まで重複可
MP シーンSL回 シーン持続
1度効果を発揮すると解除
SMZ
1 ヒーローアーツ 単体 [物理攻撃]または[魔法攻撃]を行う
[ダメージロール]達成値上昇
プラーナ シーン1回 SOA

EX月衣一覧

取得CL 名称 対象 効果の概要 代償 回数制限 前提 備考 掲載
タイミング:常時
EX 英雄の介添人 自身 決戦存在》の射程を変更
決戦存在》の対象を[単体]に変更
決戦存在》の効果を他人にも適用可能にする
決戦存在 REM
EX 愚者の腕 自身 ナルゲートディゾルバー》《ナルゲートキャンセラー》を同時に装備中、【魔攻】【抵抗】【魔防】【耐久力】上昇
上記以外の[攻撃魔装][防御魔装]装備不可
[発動魔法]使用不可
REM
タイミング:オート
EX 星の伝説 自身 いつでも使用可能
[プラーナ]回復
エンディングフェイズに、プラーナ回復量に応じた難易度の[生死判定]を行う
HP シナリオ1回 REM
EX 勇気の旗印 自身 ウォークライ》と同時に使用
ウォークライ》の射程を変更
ウォークライ》の対象を[範囲選択]に変更
プラーナ ウォークライ REM
EX 勇者の挑戦 自身 ジャッジを行う直前に使用
そのジャッジの間、[C値][F値]を変更
[クリティカル]が発生した場合、ジャッジ達成値を更に上昇
HP シナリオSL回 REM
タイミング:セットアップ
タイミング:イニシアチブ
EX ヒーロースピリット 自身 即座にメインプロセスを得る
メインプロセス終了後、[行動カウント]は通常通りに減少
メインプロセス終了後、[HP]を失う
シーン1回 ヒーロー参上 REM
タイミング:クリンナップ
タイミング:リアクション
タイミング:マイナー
タイミング:メジャー

スタイル相性

アタッカー

勇者はとにかく、常用可能な特殊能力に乏しい為
ダメージディーラーとして運用する場合、この点の解決を考える事になる。

クラス専用武装のブルームカリバー天剣カルナックは、高い攻撃性能を持ち
どちらも「装備部位:両手」「射程:0sq」となっている為、これらを用いるならば必然的に《振りかぶり》が視野に入る。
火力よりも自衛能力を優先するならば、片手武器 + ブレイブガードの組み合わせも優秀。

ブレイブハート》は使用回数に制限が無く、汎用的にジャッジ達成値をブースト可能な為
様々な局面で、これを使っていく事になるだろう。
命中・回避の補助だけでなく、[解放力]が十分にあればダメージロールにも有効だ。
決戦存在》《勇気の一撃》は、《死点撃ち:物理》との相性が良い。

キャスター

アタッカーと比較した場合、
  ・《光の刃》が使用出来ない
  ・《破魔の瞳》が有力な自衛手段として機能する反面、反撃による与ダメージは期待出来なくなる
  ・HP量で劣る為、《ブレイブハート》の多用による負荷が相対的に大きい
の3点が主な違いとなる。

エンジェリックヴォイス》や《ナルゲートディゾルバー》等、専用の攻撃魔装が幾つか存在する為
これらを活用する為にキャスターを選ぶ、という事もあるだろう。

ディフェンダー

素の防御力を上げる特殊能力は、殆ど存在しないが
希望の星》によるファンブル打ち消し、《世界抗体》によるデバフ解除等は
いずれも、ディフェンダーとしての安定感を与えてくれる。

最大の特徴は、《掴み取る勝利》による回数無制限の射程延長だろう。
クライマックスフェイズ限定だが、《カバーリング》の有効射程が大きく広がる為
パーティ全体の位置取りが楽になる。

ヒーラー

世界の護り手》《浄化の波動》と、珍しい打ち消し系の特殊能力を備える。
発動魔法の最大値を上昇させる《希望の魔力》の存在もあり、支援役としては申し分無い。

専用武装のブレイブガードは、第八世界では珍しく【魔防】の大きく上がる盾となっている。
身を守るだけでなく、高レベルの治癒魔法を使うのにも役立ってくれるだろう。

メモ

[内包値]を参照する特殊能力

オート : 《人類最後の希望》《勇者の挑戦
メジャー : 《ヒーローアーツ

[解放力]を参照する特殊能力


ナルゲートディゾルバー

ナルゲートディゾルバー》《ナルゲートキャンセラー》は、勇者&夢使いの専用魔装だが
これを装備した場合、非常に癖の強いユニットへと変貌する。
(EX月衣《愚者の腕》はこの傾向を後押しするが、EX月衣が有っても無くても方向性は変わらない)

■メリット
  ・高い【魔攻】
  ・高い【抵抗】【魔防】

■デメリット
  ・[発動魔法]が使用不可
  ・短い射程
  ・激減する【魔法力】
  ・物理攻撃に対しては強くならない

攻撃魔装による魔法攻撃を行う為、クラスはアタッカー以外……キャスター・ヒーラー・ディフェンダーの何れかとなるのだが
どのスタイルクラスを選ぶにしても、それぞれデメリットを解消する努力が必要となるだろう。
(発動魔法に頼らないヒーラーや、MPを使わない=《カバーリング》に依存しないディフェンダー等)

射程距離の問題は、《魔装カスタマイズ》や破魔弓シャーマニックシンボル聖者の骸等で比較的容易に解決可能な為(その分の経験点は必要だが)
射程を伸ばしてキャスターで殴るのが、無難なタイプではある。
クライマックスフェイズに限定すれば、《掴み取る勝利》も有効だ。


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最終更新:2017年11月15日 09:13