ライバルはどんな奴ら?という興味に対して。
実績としては受験人数の影響で東大薬が多いような気が。
挫折して他学部に流れそうな人への参考にも。

専門科目のおおよその基本形
  • 〔1群/基礎〕生化・分子生物・解剖・生理・放射線・免疫・微生物・薬理・栄養
  • 〔2群/総論〕公衆衛生・医療経済・医療行政・医療法規
  • 〔3群/臨床〕内科
  • 〔4群/実習〕病院実習
以下、各系統別
  • 受験生が多そうな順に並べてある
  • 医学部とかぶりそうな科目だけにしてある
  • 基礎医学の実習を除いてある(解剖の例:看護→見学や講義のみ、歯学→全身、獣医→動物)
  • 医学部と同様、どの系統も国公立と私立で大幅に違う(実習の内容や国試にかける時間など)

薬学の例

単一系統としては受験生の中では最大勢力かもしれない。
化学系に強い。
医療の現場では製薬会社の営業マンの方が薬に詳しいことが多い。
(医局の前に立っているMRと呼ばれる方々)

(治療)…できない。(臨床薬剤師・専門薬剤師でも同じ)
(薬)…調剤ができるが、処方はできない。
(科目)…上記基本形〔1〜4群〕すべてをカバー。

看護学の例

病院で患者さんと接する時間は医師より長い。
医師に距離が近い職業なので、面接では圧迫されやすい。

(治療)…看護と、診療の補助。
(薬)…調剤も処方もできない。
(科目)…おおむね医学部に準じるが、臨床科目は「○○看護学」のようになっていたりする。
   基礎科目は〔1群〕の中からいくつか抜粋したり、「生命科学」のように合体させたりする。
   学校の数が多く、多様。

歯学の例

阪大医学部編入は受験できない。
頭頸部の手術にこだわりがある。精度やQOLを追求する。

(治療)…歯の治療の他、主に頭頸部の外科。X線CTやMRIの撮影。
(薬)…調剤と処方ができる。全身麻酔をかけられる。
(科目)…上記基本形〔1〜4群〕すべてに加えて以下のもの。CBT・OSCEがある。
  • 〔1群/基礎〕組織・病理・発生・医用工
  • 〔2群/総論〕法医
  • 〔3群/臨床〕外科・脳外・耳鼻・皮膚・眼・整外・精神・泌尿・産婦・画像診断・臨検・麻酔・小児

獣医学の例

対象が人体ではない。上記三職種と違い、農水省の免許。
「獣医○○学」となっていることが多い。解剖学がその代表。
多様な生物が相手なので奥が深い。
希少性もあり、入試では難易度が高い。

(治療)…動物相手なら何でもできる。X線CTやMRIの撮影。
(薬)…動物に対し調剤と処方ができる。動物に対し麻酔をかけられる。
(科目)…上記基本形〔1〜4群〕すべてに加えて以下のもの。
  • 〔1群/基礎〕組織・病理・発生・医動物
  • 〔3群/臨床〕外科・画像診断・臨検

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最終更新:2008年12月08日 00:38