心電図

心電図

覚え書き
心拍数
→R-R間隔を見る。一番大きいマスで、1個分なら、300、2個分、3個分になるにつれ、150、100、75、60、50、43になる。R-R間隔が五マスなら、心拍数は60回/分。

右室肥大、右脚ブロック、左室肥大、左脚ブロック、急性前壁中隔心筋梗塞の鑑別
まずV1をみる。
A.V1でRが高ければ(TallR)、右室肥大か、右脚ブロック。次にV6をみる。
→V6でSが深ければ(deepS)、右室肥大。Sが広ければ(wideS)右脚ブロック。

B.V1でRが高くなければ、正常か、左室肥大か、左脚ブロック。次にV5、6を見る。
→V5、6で、QRSが広ければ左脚ブロック。Rが高く、ST-T変化(左室ストレイン:STが下がって、Tがひっくり返る)が見られれば、左室肥大。異状がなければ正常。

急性前壁中隔心筋梗塞
→V1,2,3(,4)で、STが上昇(4mm以上ぐらい)


心筋梗塞
始めは、STが上昇する。その後、STの低下と共に、異常Q波(R波の1/4より大きく、幅が1マス以上)が見られる。
よって、ST上昇が見られたら、急性。次に、異常Q波の出てる誘導により、梗塞の部位を判断する。
2,3,aVfなら、下壁。
V1,2,3,4なら、前壁。
1,aVL,V5,6なら、側壁。

続く

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最終更新:2008年01月22日 22:48