「シンジ、起きたらこれに着替えて」
「えぇっ!たまの休みくらい…」
「問答無用!働かざる者食うべからずよ」
(仕事してるよ毎日…)
「なんか言った!」
「いえ…何にも…」
そんな休みの日にドブ掃除をさせられるシンジさん
「羨ましいわ。うちの亭主なんて…」
「シンジは進んで手伝ってくれるんですよ♪」
「うわ…この石蓋持ち上がんない…」
ドブを塞いでる石蓋はとても重量があり、女の子ほどしか筋力がないシンジには持ち上げる事は不可能に近い
「……ったく、ひ弱ね~そんなの男なら片手で持ち上げなさいよ」
「ハイハイ…(座ってアイス食べてる人に言われたくないよまったく。)」
それから一時間ほどを使い石蓋を全部持ち上げる。その頃アスカは部屋に戻って昼寝。
「…んっ…終わった~?」
「まだ~」
「何時間使うつもりよ!アホンダラ!」
「じゃあ手伝ってよ!」
しぶしぶ手伝いに向かうアスカ
「ふわぁ~よく寝た…でどこまで進んだの~?」
「あっアスカ!そこあぶ!!」
ドッポーン
「ギィヤアアアアアア!!!!!!!」
寝ぼけまなこで外に出たのが運の尽き。
ドブ落っこちたアスカ
そしてそれを見て笑うシンジ
「あっアタシのおnewのスニーカーがぁあ!!」
新品の靴はヘドロで真っ黒け
「アハハハ。アスカ大丈夫?ハハハ。」
カチーン
「笑うなバカ!アンタね、もうちょっと早く注意を促す事できないの!?」
ブチギレアスカはシンジのほっぺをつねりながら怒鳴り散らす
「イタタタダダ!!!新品の靴履くのが悪いんだろ!!痛い痛い」
「うっさい!はぁ~今時のび太でもこんな事しないわよ!!あー恥ずかしい…。もう、ささっと終わらして新しい靴買いにいくわよ!」
「えっ!?そんなぁ…終わったら寝ようと思ったのに…」
「問答無用。アンタが悪い」
「そんなあ」
もうドブ掃除をするなんて言わないよ。絶対
槇原シンジより
終わり
最終更新:2007年05月21日 18:24