百合指南求む パート6 第1章:二人で夕飯の買い物


1 : ◆iKDM7hlrsA2008/03/15(土) 16:41:07.90 ID:6A/q9EDO
   R
   21歳大学生
   レポートを書いてる人
   
   S
   19歳大学生
   Rの部活の後輩
   天然
   
   【あらすじ】
   
   惑いしも 嬉々凛々と 双眸に
   映えるはいとし ひとひらの桜
   
   【要約】
   
   ときにすべて失くすこともあるけど
   恐れず 本気で君を愛し始めてる
   
   潤う瞳輝かせ 今何見つめてる?
   ひとつずつの仕草さえも 気になるから不思議
   
   輝く君の汗に触れた瞬間
   溢れる気持ち 言葉よりもキス
   戸惑いながらも 想いを込めて
   微笑む君に 優しく触れキス

7 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/03/15(土) 21:48:11.70 ID:XyOWV2Q0
  >>1おつ
  最後らしいから、盛大にいこう!!

12 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/03/16(日) 01:27:40.71 ID:bBBPjsYo
  >>1乙&最期まで見守ってやんよ!!

13 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/03/16(日) 02:43:30.87 ID:hACsZsDO
  >>1おっつ。
  4日に建ったから…まる2週間くらいでフィニィッシュか。
  長いのか短いのか。

17 : ◆iKDM7hlrsA2008/03/16(日) 20:26:49.90 ID:aSG/AkDO
   みんな……
   
   
   
   私んちの近くのスーパーで待ち合わせ
   
   
   私が待ってると、桜が声をかけてきた
   
   あう…かわいい…
   
   また変なニット帽かぶってた
   
   
   2人でスーパーに入る
   
   カゴ持つ私と、ついてくる後輩
   
   ちょっとお姉さんな気分
   
   私「ハンバーグ以外はどうする?」
   「……………」
   私「…おい、聞いてんのか?」
   「…あ、はい。(ニコニコ)」
   
   …明らかに今よそ見してたけど。
   
   私「ブロッコリーにしよか」
   「あ、はい。(ニコニコ)」
   私「私ブロッコリー単品が大好きやからな」
   
   ブロッコリーを手に取る

21 : ◆iKDM7hlrsA2008/03/16(日) 20:40:20.60 ID:aSG/AkDO
   私「他は?何食べたい?」
   「……………」
   私「おい」
   「……おかしとお酒…」
   私「……………………」
   
   コーンスープの素をカゴに入れる私
   
   私「あとはミンチ…」
   「………。(ニコニコ)」
   私「…あんまりくっつくなよ…」
   
   実はずっと私の腕にしがみついてた後輩
   歩きにくいっての…てか恥ずかしいから離れろ
   
   私「あんまり人前でべたべたすんなよ…」
   「………。(ニコニコ)」
   私「無視か」
   「だってー…」
   私「…くっつくなら家でして」
   「家だったらいいんですかっ?早く家行きたいな〜!(ニコニコ)」
   私「……………………」
   
   ミンチ肉をカゴに入れる私

26 : ◆iKDM7hlrsA2008/03/16(日) 20:51:10.03 ID:aSG/AkDO
   「凛さーん、お酒買いましょうよ〜(ニコニコ)」
   私「アホ、明日部活やろ」
   「えー…まぁ大丈夫ですよ〜…ちょっとだけ!」
   私「いや、私は無理やから。ちょっとでも」
   「ええー…」
   私「そんなにお酒好きやっけ?」
   「いえ、別にそーゆーわけじゃないんですけど…」
   私「?…じゃーいいやん」
   「じゃあこれだけ…(ニコニコ)」
   
   缶を2本カゴに入れる後輩
   
   しゃーねーなぁ
   
   
   と思ってたら、アイスの箱までカゴに入れてやがる…
   
   私「アイス!?いらん!」
   「ええー…」
   私「まだ寒いわ!もー、子供やなぁ…」
   「はい。(ニコニコ)」
   
   
   …かわいくなかったら買ってねーぞ!

27 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/03/16(日) 20:52:17.04 ID:4eDlDswo
  酒って襲われる気満々ですね

29 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/03/16(日) 20:53:00.86 ID:ybdv3FE0
  結局アイス買ったのかww

30 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/03/16(日) 20:53:34.30 ID:NypUMr.0
  それは。。。酒飲むと凜が楽しいことになるからだと思うww
  後輩策士だwwww

31 : ◆iKDM7hlrsA2008/03/16(日) 21:02:23.16 ID:aSG/AkDO
   みんなうるへーw
   
   
   なんだかんだで材料を買い揃え、私んちへ
   
   桜は買い物袋を持って歩き出す
   
   
   自然と手をつながれるが、
   私は何も言わない
   
   暗い夜道だったし…
   
   
   でもやっぱり外でいちゃいちゃするのは恥ずかしい…
   
   
   「凛さんの手料理、楽しみです!(ニコニコ)」
   私「違う、あんたも作んの!」
   「ええー…ヘタだから横で見てますよぉ〜」
   私「…簡単やから!あんたでも作れるから!もー、たまには料理しろよ」
   「ええー…わかりましたぁ(ニコニコ)」
   
   手をつないで歩いてるからか、
   
   これからのことが楽しみだからか、
   
   ウキウキしてた

35 : ◆iKDM7hlrsA2008/03/16(日) 21:09:10.61 ID:aSG/AkDO
   家に到着
   
   
   電気をつけ、テレビをつける
   
   買い物袋をちゃぶ台の上に置き、いったん休憩タイム
   
   2人でうがいして手を洗って、
   ラグマットの上に座っ…
   
   
   
   
   た瞬間肩に飛びつかれ、押し倒される
   
   
   
   ごち
   
   
   
   私「っ…………!」
   「あ!すみません、大丈夫ですかっ!?」
   
   床で軽く頭打った私
   
   …別に痛くなかったけど
   
   私「おいー……」
   「すみません…」
   
   押し倒した体勢のまま謝るな…

42 : ◆iKDM7hlrsA2008/03/16(日) 21:29:06.22 ID:aSG/AkDO
   「凛さん」
   私「何?とりあえずどけ…重い」
   
   平静を装いつつ、心臓はばっくばくなってる私
   
   
   「家だったら何してもいいんですよね!(ニコニコ)」
   私「っはぁ!?なな何してもなんか言うてへん!」
   
   
   桜が、ニコニコしながら顔近付けてきた
   
   
   あ…ちゅーされる……
   
   
   と思って目を閉じかけたら、
   
   
   寸前で止められた
   
   
   
   私「……………っ?」
   「…あーっ!凛さん半目閉じた〜!笑」
   私「…………………」
   「…キスされるって思いましたか?…思いましたよね〜?(ニコニコ)」
   私「……………………………………」
   「かわいいな〜、もぉ〜!(ニコニコ)」
   私「………………………………………………」
   
   
   ちょっとイラッとしたけど、かわいい笑顔で言われると羞恥しか湧いてこない

45 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/03/16(日) 21:31:43.64 ID:4eDlDswo
  後輩の成長が怖い

47 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/03/16(日) 21:40:35.06 ID:NypUMr.0
  すぐ立場逆転するwwwwww

57 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/03/16(日) 23:24:48.19 ID:Z8.WLcAO
  寝落ちかぁ。またいいところで…orz

  妄想してよー(´・ω・`)

58 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/03/16(日) 23:25:09.78 ID:/IOcGPUo
  例によってだなww



63 : ◆iKDM7hlrsA2008/03/17(月) 06:41:32.54 ID:N/nZ16DO
   すっすみませんまた寝ちゃった…(´Д`)
   今日も部活です。
   
   後輩は…天然だけど…Sですよたぶん…………
   かわいいから私が攻めたいのに…

67 : ◆iKDM7hlrsA2008/03/17(月) 07:34:52.20 ID:N/nZ16DO
   「…あれ、怒らないでくださいよ〜」
   私「…………………」
   
   私に全身でのしかかり、
   私の顔の左横に顔を埋める後輩
   
   おもい………
   
   私「…いいから、どけって」
   
   ドキドキが収まらないから
   
   私「おい…」
   
   桜は、私の耳に唇を近付け、低い声で言った
   
   「…ほんとにしても、いいですか?」
   
   
   ……………………
   
   
   
   …………………………!
   
   
   
   いっつもいちいちそんなん聞かないくせに…
   
   
   ハスキーボイスでそんなこと言われ
   
   熱い吐息をかけられ
   
   
   耳が、全身が震える
   
   
   
   
   
   
   私「………いや。」
   「ええー…。(ニコニコ)」

69 : ◆iKDM7hlrsA2008/03/17(月) 08:07:37.12 ID:N/nZ16DO
   いやって言ったのに、勝手に顔近付けてきやがる
   
   そんなら聞くなよ…
   
   またフェイントだったら悔しいから、目開けてた
   平静を装って
   
   
   ……………
   
   あ……
   
   
   「………。(ニコニコ)」
   私「……………………」
   
   
   
   桜は、
   私の唇の端というか、
   唇のすぐ左横に、
   自分の唇をつけた
   
   
   
   そのやわらかい感触はもちろん、
   
   ずっと目を開けてたせいで、
   距離が0cmになったときを
   まじまじと見てしまい、
   
   
   
   顔が燃えた

71 : ◆iKDM7hlrsA2008/03/17(月) 08:21:28.10 ID:N/nZ16DO
   桜が体を起こしかける
   
   
   私は今の顔を見られるのが恥ずかしくて恥ずかしくて、
   桜に抱きついた
   
   私が下になったまま
   
   
   「…やっぱり凛さんはかわいーなぁ…(ニコニコ)」
   私「うるさい…」
   「あー、抱きしめられるとやっぱりうれしいですっ!(ニコニコ)」
   私「…べっつに、好きで抱きついてるんじゃない!」
   「えー、桜のこと好きじゃないんですか〜!?」
   私「っ、だから、そーゆー意味じゃなくて…」
   
   
   
   余計に顔が火照る
   耳が熱い
   
   
   
   ってか、やっぱ胸大っきいなこいつ……

72 : ◆iKDM7hlrsA2008/03/17(月) 08:35:37.19 ID:N/nZ16DO
   私「…おなかすいた。早くごはん作るぞ!」
   
   後輩を押し退けて、横に退避する
   
   「はぁーい。(ニコニコ)」
   
   立ち上がる2人
   
   
   「凛さん、目つぶってください」
   私「…………………」
   
   
   何されるか大体想像ついてるのに、
   何故か素直に目を閉じてしまう私
   
   
   
   両肩をつかまれ、
   
   後輩の顔が近づいてくる気配がして
   
   そっと、唇に唇をつけられた
   
   
   
   やさしいキスに、頭がぼーっとする
   
   
   私「……材料、出して」
   「あ、はい。(ニコニコ)」
   
   もちろん、目は合わせずに
   
   
   
   …嬉しさに、顔がにやけそうな自分がいた
   
   私「(私……今、待ってたよな確実に…)」
   
   
   
   そんな自分を自覚してしまい、死にそうだった

73 : ◆iKDM7hlrsA2008/03/17(月) 08:36:57.63 ID:N/nZ16DO
   さて部活です…こんなん書いた直後に後輩見れねぇー










最終更新:2010年02月10日 19:43