【前回までのあらすじ】
乃亜、お前の哀れな過去を正当化するため、創造主を気取ったところで、この俺を超える事など断じてできん!
いかにお前のデッキマスターが最強無敵であろうと、俺は更にその上を行く!
茶番は終わりだ。このデュエル、決着を付けさせてもらう!
何!モクバ!?お前が、この俺の前に立ちはだかるというのか!



モクバ……。
クッ…。
貴様……。
クッ…。
モクバ…。俺はこれでターンを終了する。

クッ……。
第3の能力?
ハァ……(驚)。

モクバ……俺はお前の父になると、お前を守ると心に誓った。
たしかに、あの時俺はお前に冷たく当たった。
(以下、109話Bパートの回想が重なる)
しかしそれは、万一の場合お前だけでも海馬家に残れるようにするため。決してお前を利用したわけではない!
そして俺とお前、2人にしか分からない駆け引き、その絆が剛三郎を倒し俺たちを救ってくれる唯一の方法だと信じていたからだ。
(回想終わり)
モクバ……。何かお前を救う方法が必ずあるはず!

遊戯!
ッ!俺との絆……!ある……!俺とモクバ、2人の絆を証明するカードが!

勘違いするな。俺は誰の命令にも従う気はない。俺は俺の意思で戦い続ける。
俺のターン!クッ……違う!
異次元より帰還せよ、トワイライトゾーンドラゴン!
トワイライトゾーンドラゴンを守備表示に変更。俺はこれでターンを終了する。

海馬コーポレーション…。

うっ……あぁ!(驚)
うわぁぁー。クッ……。
クッ…。

俺のターン、ドロー!クッ……このカードでもない!
俺はトワイライトゾーンドラゴンを守備表示のまま、ターンを終了する。

自分の受けた苦しみを他人にも味わわせようという下劣な発想、それで創造主を気取るとは呆れ果てる。
剛三郎が愛想をつかすのも無理はないな。

ぐわぁぁー!クッ……。クッ…うぅ。
モクバ…。
ぐわぁ、くぁっ!
クッ……ハァ、ハァ……(起き上がりながら)。

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2007年11月07日 13:09