乃亜め、待っていろ、必ずこのくだらんバーチャル世界から抜け出し、貴様を引きずり出してやる

うん

!ここは・・・・・・・・・海馬コーポレーションの社長室・・・!

剛三郎・・・

く、覚えている。これはオレが海馬コーポレーションの社長となる、2年前のことだ

くっ・・・

オレがあの男を父と呼んだのは、この日が最後だ
オレが開発したバーチャルシステムは、
戦争で死んでゆく大勢の人々の命と引換えに巨万の富を手に入れようと企む、
うすぎたないあの男には絶対に渡すわけにはいかなかった。
オレはあの日限りあの男を見限り、そして、海馬コーポレーションを我が物にする決意を固めた
それはともかく・・・人の記憶の中にずかずかと土足で入り込み、オレの反応を覗き見て喜んでいる、
乃亜、貴様は絶対に許さん。
聞けぇ乃亜!貴様の下衆な脳みそは、海馬コーポレーションの乗っ取りなどと、
愚かなことを目論んでいるんだろうが、そうはさせん!
このオレが貴様の野望など、完膚無きまでに叩き潰してくれる!

中学生時代

はい。それは、ボクが開発した、バーチャルシステムのことです

あのシステムは、みんながゲームで楽しめるように開発したシステムなんだ!
それを父さんは戦争に利用しようとしている!

あれは戦争の道具じゃない!将来ボクが作ろうとしている、海馬ランドの・・・っ!

父さんは間違っている!
っ!はなせ!放してくれ!まだ話は終わってないんだ。父さん、父さぁん!

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最終更新:2008年12月07日 22:30