やめろ、セト!お前は操られている!
っ……!
っ…戦うしかないのか。
出でよ、わがしもべ、黒き魔術師!
うわ、く…マハード……!
セト、聞こえるか。
お前は本当に自分の心に宿る光を忘れたのか?
この国を守る使命を忘れたのか。
お前はこのまま心の牢獄で囚われの王として、生きるつもりか!
うぅ…、ッ……?
ブルーアイズが…消えてゆく。
っ!
海馬、お前までこの世界に。
ここは俺の3000年前の記憶を元に作られた、闇のゲームの世界。
過去の事実とは、少しズレが生じているのかもしれない。
信じる信じないは、お前の自由だ。
しかしこの世界には、もうすぐ大邪神ゾークが復活する。
はやくこの世界から逃げろ。
お前ならきっと、脱出の方法を見つけられる。
海馬…。
【闇のTRPG】
これでセトを貴様の味方にする野望は崩れたぜ。
大邪神ゾーク。あの砂時計が落ちきった時、この世界に本当の恐怖が始まる。
その恐るべき力は未知数。
だがたとえゾークが復活しようと、必ず倒す方法はある。
それは…。
これが闇のゲームである以上、すべてのものに必ず倒す方法はある。
そしてこの終局に至って未だに判明していない、ただひとつのもの。
それが俺の名前!
そう…3000年前、俺は自分の名と魂を使い、ゾークを冥界の扉に封印した。
つまり俺の名前こそ、ゾーク封印の鍵!
クッ…。
相棒たちが…?
何故そんな事を教える…?
貴様のしもべだと!?
クッ…。
何!?
最終更新:2008年01月15日 21:33