アポリア(あぽりあ)
遊戯王5D'sに登場した人物。名前の由来は「問題解決能力の欠如」「行き詰まり」を表すギリシャ語「απορια(アポリア)」。
遊星達の時代よりも未来の人物であり、イリアステルの三皇帝は彼の少年期、青年期、老年期を基に作られている。
「機皇」デッキの使い手であり、エースモンスターは《機皇神マシニクル∞ ³ 》または《機皇神龍アステリスク》。
遊星達の時代よりも未来の人物であり、イリアステルの三皇帝は彼の少年期、青年期、老年期を基に作られている。
「機皇」デッキの使い手であり、エースモンスターは《機皇神マシニクル
彼の人生は波乱に満ちており、少年時代、機皇帝の襲撃により家族を亡くす。
その後機皇帝との戦いに身を投じるが、共に戦った女性(本人の口から恋人だと明かされた)を失う。
彼らの抵抗むなしく人類は滅亡を迎えるが、皮肉にも彼は人類最後の生き残りとなってしまう。
生き残りを探して各地を彷徨ううちにゾーン達と出会い、人類滅亡という最悪の歴史を変えるべくゾーンに協力する。
その後機皇帝との戦いに身を投じるが、共に戦った女性(本人の口から恋人だと明かされた)を失う。
彼らの抵抗むなしく人類は滅亡を迎えるが、皮肉にも彼は人類最後の生き残りとなってしまう。
生き残りを探して各地を彷徨ううちにゾーン達と出会い、人類滅亡という最悪の歴史を変えるべくゾーンに協力する。
しかし既に年老いた身であったため、歴史を変えるには至らず死を迎える。
彼は死ぬ間際にゾーンに「その身を3つの絶望に分け、ゾーンのしもべとして使え」と告げる。
そして「愛してくれる者(両親)を失った絶望」からルチアーノ、「愛すべき者(恋人)がいなくなった絶望」からプラシド、「(孤独故に)愛さえいらなくなった絶望」からホセが生み出された。
彼は死ぬ間際にゾーンに「その身を3つの絶望に分け、ゾーンのしもべとして使え」と告げる。
そして「愛してくれる者(両親)を失った絶望」からルチアーノ、「愛すべき者(恋人)がいなくなった絶望」からプラシド、「(孤独故に)愛さえいらなくなった絶望」からホセが生み出された。
実際の人物としてはホセそっくりの老師だが、WRGP決勝戦終盤で三皇帝が合体。機械の体で再構築された姿となって登場した。この姿と声はプラシドに近く、言ってしまえば本来のアポリアから若返っている。
鋭い八重歯とネオスみたいな白い腹筋と「行き詰まり」なんてまるで感じさせない雄々しい青眉毛がキュート。
アンチノミーやゾーンと同じく、生前は右利き、再生後は左利きである。
鋭い八重歯とネオスみたいな白い腹筋と「行き詰まり」なんてまるで感じさせない雄々しい青眉毛がキュート。
アンチノミーやゾーンと同じく、生前は右利き、再生後は左利きである。
3人が合体し、更に彼が自身の(これもやはり合体した)Dホイールと合体(アポリア無双態)した際には観客から「なんだよ、人間じゃないのかよ!」「こんなのアリかよ!」とツッコミを入れられたが、本人は当然の如く気にしていない。
そもそも観客も、そんなツッコミは分離形態の3人目の時点で入れるべきだったと言うのは密に 密に。
(といってもゴドウィンの義手がデュエルディスクだったり、遊星が「どうして合体しないんだ」などと言っていたりしているので、ネオ童実野シティの住民は機械と合体については耐性はあるのかもしれない。)
合体するや否や即座に雷を落とし始めた他、背中についているパーツから殲滅兵器の如くレーザーを乱射し、周囲の建造物やライディングコースを破壊するなど、かつてプラシドとして青年期を過ごしたことを垣間見せるようなこともした。
そもそも観客も、そんなツッコミは分離形態の3人目の時点で入れるべきだったと言うのは密に 密に。
(といってもゴドウィンの義手がデュエルディスクだったり、遊星が「どうして合体しないんだ」などと言っていたりしているので、ネオ童実野シティの住民は機械と合体については耐性はあるのかもしれない。)
合体するや否や即座に雷を落とし始めた他、背中についているパーツから殲滅兵器の如くレーザーを乱射し、周囲の建造物やライディングコースを破壊するなど、かつてプラシドとして青年期を過ごしたことを垣間見せるようなこともした。
絶大な耐性と脅威の能力を誇る《機皇神マシニクル∞³》で遊星を圧倒したが、若返った分、キャラ性質が下っ端に近づいてしまったのか再三の攻撃はことごとくかわされ、WRGP編の最後を締めくくるボスなのに136話の次回予告では自身の敗北予告を行い(*1)、予告通り137話にてチーム・5D'sの《ブラックフェザー・ドラゴン》《スカーレッド・ノヴァ・ドラゴン》《シューティング・スター・ドラゴン》による総攻撃を喰らい、海の藻屑へと散った。
この残骸は直後にゾーンの手でサルベージされている。
この残骸は直後にゾーンの手でサルベージされている。
残骸は修理され、アーククレイドルにて再登場。
今度は遊星歯車を守るためにジャック、龍亞、龍可の3人を1度に相手にする変則デスマッチ(ライフ0になると命を落とすルール)を仕掛け、デュエルとデュエリストを一体化させた。
デュエルの条件は超官のターン進行とパラドックスのライフ4000というとても厳しいもの(*2)。
更に、自身も合体を止められないらしく、実体化したフィールド魔法《機動要塞フォルテシモ》と合体した(アポリア弩級態)。
この時点で本人いわく「人間をやめた」らしいが、三人に分離していたり、あまつさえその分離体たちが愛車と融合してまもなく千切れたり、転入してきたと思ったら「そんな人いません」になったり、色々な意味で最後の砦となった厳格なお爺さんが物凄いスピードで疾り出したり、挙句の果てにレース中の一体とベンチの二体をミラクルフュージョンして本人が特殊召喚されたり、視聴者からしてみれば今更そんなこと言われても困る。
ちなみに、この発言の実際の意味は文面そのままのものではなく、自身に人間として最後に残された心を捨て去ってでもゾーンを守る、という誓いである。
永続系のバーンカードで3人を追い詰め、遂には龍亞を倒すも、直後に《D・ライトン》の効果で龍亞のライフが戻り、このことで彼の6人目のシグナーとしての覚醒を促してしまい、最終的には《スカーレッド・ノヴァ・ドラゴン》の攻撃により敗北。
このデュエルを通し、捨てたはずの人間の心が自分に戻りつつあると気づき始める。
敗北後、《機動要塞フォルテシモ》と一体化していた身体は分離し、アーククレイドル内の空洞へと落ちていったが、その表情は希望を思い出し理解したのか笑みを浮かべていた。
今度は遊星歯車を守るためにジャック、龍亞、龍可の3人を1度に相手にする変則デスマッチ(ライフ0になると命を落とすルール)を仕掛け、デュエルとデュエリストを一体化させた。
デュエルの条件は超官のターン進行とパラドックスのライフ4000というとても厳しいもの(*2)。
更に、自身も合体を止められないらしく、実体化したフィールド魔法《機動要塞フォルテシモ》と合体した(アポリア弩級態)。
この時点で本人いわく「人間をやめた」らしいが、三人に分離していたり、あまつさえその分離体たちが愛車と融合してまもなく千切れたり、転入してきたと思ったら「そんな人いません」になったり、色々な意味で最後の砦となった厳格なお爺さんが物凄いスピードで疾り出したり、挙句の果てにレース中の一体とベンチの二体をミラクルフュージョンして本人が特殊召喚されたり、視聴者からしてみれば今更そんなこと言われても困る。
ちなみに、この発言の実際の意味は文面そのままのものではなく、自身に人間として最後に残された心を捨て去ってでもゾーンを守る、という誓いである。
永続系のバーンカードで3人を追い詰め、遂には龍亞を倒すも、直後に《D・ライトン》の効果で龍亞のライフが戻り、このことで彼の6人目のシグナーとしての覚醒を促してしまい、最終的には《スカーレッド・ノヴァ・ドラゴン》の攻撃により敗北。
このデュエルを通し、捨てたはずの人間の心が自分に戻りつつあると気づき始める。
敗北後、《機動要塞フォルテシモ》と一体化していた身体は分離し、アーククレイドル内の空洞へと落ちていったが、その表情は希望を思い出し理解したのか笑みを浮かべていた。
これで出番終了と思われたが、遊星達がゾーンと対峙した際に再登場。満身創痍の体で、チーム・5D'sから受け取った希望をゾーンにも思い出させるため彼にデュエルを挑む。
《アフター・グロー》の効果(*3)と自身のデッキ破壊のコンボで王手をかけるも、《時械神ラツィオン》の効果により墓地のカードを全てデッキに戻され、ゾーンから「奇跡を起こしてみせなさい」と言われる。
それでも彼は希望を捨てる事はなかったが、引いたカードは《機皇帝グランエル∞》であり、《時械神ラツィオン》の二つ目の効果「相手がドローした際に1000ダメージ」により敗北。
これによって、彼は家族、恋人、遂には自分をグランエルによって殺された事になる。
デュエル開始時点ですでにボロボロの体だったため、最後のリアルダメージにより機能を停止。
死の間際に遊星号に自らの背中部分のパーツ(TFの名称はデュエル・チューブ)を与え、飛行可能にした。
もし、アポリアがゾーンに挑まなければ、遊星はゾーンに対策を練ることができず勝つことは不可能だっただろう(TF6では実際にそのようなシナリオもある)。文字通りその身を挺してアポリアは遊星に未来をつないだのである。
《アフター・グロー》の効果(*3)と自身のデッキ破壊のコンボで王手をかけるも、《時械神ラツィオン》の効果により墓地のカードを全てデッキに戻され、ゾーンから「奇跡を起こしてみせなさい」と言われる。
それでも彼は希望を捨てる事はなかったが、引いたカードは《機皇帝グランエル∞》であり、《時械神ラツィオン》の二つ目の効果「相手がドローした際に1000ダメージ」により敗北。
これによって、彼は家族、恋人、遂には自分をグランエルによって殺された事になる。
デュエル開始時点ですでにボロボロの体だったため、最後のリアルダメージにより機能を停止。
死の間際に遊星号に自らの背中部分のパーツ(TFの名称はデュエル・チューブ)を与え、飛行可能にした。
もし、アポリアがゾーンに挑まなければ、遊星はゾーンに対策を練ることができず勝つことは不可能だっただろう(TF6では実際にそのようなシナリオもある)。文字通りその身を挺してアポリアは遊星に未来をつないだのである。
ゾーンとは強い信頼関係で結ばれているらしく、ゾーンの事を「永遠の友」と呼んでいる。
なお、あくまで生前のアポリアの人格を移植したコピーであるためゾーンの方はそこまでアポリアのことを買っていないようで、仲間であることさえも否定している。
ただしこれはゾーンなりに生前のアポリアとの志を果たすためでもある。(ゾーンの記事を参照)
なお、あくまで生前のアポリアの人格を移植したコピーであるためゾーンの方はそこまでアポリアのことを買っていないようで、仲間であることさえも否定している。
ただしこれはゾーンなりに生前のアポリアとの志を果たすためでもある。(ゾーンの記事を参照)
再現されたOCGカード
アポリアが使用したカードは多くがOCG化を果たしているが、サイズが小さいほど強いという謎の改変を受けてしまった。
あまり脅威を見せ付けなかった「機皇兵」はアニメから大幅に強化されており、
当初シンクロキラーと恐れられた「機皇帝」は、効果自体は弱体化したものの格段に利便性が改善され、両者のスペックに差はない。
一方アニメで5D'sを圧倒し続けた切り札級モンスター《機皇神マシニクル∞(³)》《機皇神龍アステリスク》の2体はOCG化の過程で想像を絶する弱体化を受けてしまい、単なる事故要因にしかならないとまで言われてしまっている。
それでも《機皇神マシニクル∞》は使おうと思えばまだ使えるのだが、《機皇神龍アステリスク》の方は余りにも惨い劣化を受けたため、レアリティがスーパーレアであることも重なり、ソステリスクなどといわれている。
最も、原型はある程度感じられる効果なので、超官の使っていたアレよりはマシかもしれない。
(だがOCGの強さでは超官の使っていたアレのほうが上であることは確実である。)
更には同じ未来組のゾーンのカードである《時械神メタイオン》は、ほぼ原型そのままなうえ、大きな劣化はされないまま(*4)OCG化されたため、益々彼の使った切り札達の弱体化が印象に残る。
他の未来組についても、アンチノミーのTGはやりすぎなほど猛威を振るっているし、パラドックスのSinモンスターは良アレンジされてそこそこ使われているし……。
あまり脅威を見せ付けなかった「機皇兵」はアニメから大幅に強化されており、
当初シンクロキラーと恐れられた「機皇帝」は、効果自体は弱体化したものの格段に利便性が改善され、両者のスペックに差はない。
一方アニメで5D'sを圧倒し続けた切り札級モンスター《機皇神マシニクル∞(³)》《機皇神龍アステリスク》の2体はOCG化の過程で想像を絶する弱体化を受けてしまい、単なる事故要因にしかならないとまで言われてしまっている。
それでも《機皇神マシニクル∞》は使おうと思えばまだ使えるのだが、《機皇神龍アステリスク》の方は余りにも惨い劣化を受けたため、レアリティがスーパーレアであることも重なり、ソステリスクなどといわれている。
最も、原型はある程度感じられる効果なので、超官の使っていたアレよりはマシかもしれない。
(だがOCGの強さでは超官の使っていたアレのほうが上であることは確実である。)
更には同じ未来組のゾーンのカードである《時械神メタイオン》は、ほぼ原型そのままなうえ、大きな劣化はされないまま(*4)OCG化されたため、益々彼の使った切り札達の弱体化が印象に残る。
他の未来組についても、アンチノミーのTGはやりすぎなほど猛威を振るっているし、パラドックスのSinモンスターは良アレンジされてそこそこ使われているし……。
《No.39 希望皇ホープ》の登場により機皇デッキはさらに強化されたが、低い打点もこれで実質改善されてしまい、ますます切り札たちの弱体化が気になってしまう。
組み合わせ方は機皇兵(レベル4)2体でオーバーレイしてホープを出し、自壊効果を利用して機皇帝を出すというのが基本である。
絶望の先に希望が現れ、希望が壊れたらまた絶望になる。字面だけ見ると訳が分からない。
組み合わせ方は機皇兵(レベル4)2体でオーバーレイしてホープを出し、自壊効果を利用して機皇帝を出すというのが基本である。
絶望の先に希望が現れ、希望が壊れたらまた絶望になる。字面だけ見ると訳が分からない。
タッグフォースのアポリア
ストーリーモードでは、未来でのとある事故により記憶データの一部を失った状態で過去に飛ばされたアポリアが登場する(*5)。
過去に存在していたイリアステルの三皇帝を倒していくごとに記憶データが直っていく。ときおり人間らしさと優しさが垣間見える。
ルチアーノはアニメで龍可にあげていた強制的に決闘が行われるデュエルボードを他の子たちに与えていた。アポリアが通常の玩具に調整してあげました。
下っ端はアポリアにより詐欺師に変更された。被害者の先生はコーヒーの記憶ごと消してあげました。
ホセは宮田ゆまをダークネスゆまにしていた。少女を孤独にさせてなるものかと洗脳解除してあげました。
過去に存在していたイリアステルの三皇帝を倒していくごとに記憶データが直っていく。ときおり人間らしさと優しさが垣間見える。
ルチアーノはアニメで龍可にあげていた強制的に決闘が行われるデュエルボードを他の子たちに与えていた。アポリアが通常の玩具に調整してあげました。
下っ端はアポリアにより詐欺師に変更された。被害者の先生はコーヒーの記憶ごと消してあげました。
ホセは宮田ゆまをダークネスゆまにしていた。少女を孤独にさせてなるものかと洗脳解除してあげました。
あまりの立ち絵の大きさに右上の好感度が見えない、やたら足音が大きい、人間らしい感情が残っていたのだなとかいいながらコナミくんの菓子勝手につまみ食いする、
さらにはそのお詫びとしてお菓子が無限にわく機能を冷蔵庫につけてくれるなどシュールなシーンが多々ある。
さらにはそのお詫びとしてお菓子が無限にわく機能を冷蔵庫につけてくれるなどシュールなシーンが多々ある。