UpperDeck(あっぱーでっく)
かつて英語圏でOCGの英語版カードの製造・販売を行っていた会社。正しくは「Upper Deck Entertainment」。
海外オリジナルのカードの作成や、裁定の違いによるイラストの変更、独自のレギュレーション制定などもしていた。
TCGに味を占めたのか、別のトレーディングカードゲーム「牙」や「CLAMP in CARDLAND」の販売もしていた。
海外オリジナルのカードの作成や、裁定の違いによるイラストの変更、独自のレギュレーション制定などもしていた。
TCGに味を占めたのか、別のトレーディングカードゲーム「牙」や「CLAMP in CARDLAND」の販売もしていた。
OCGの海外販売権をKONAMIから委託され、TCG(Yu-Gi-Oh! Trading Card Game)として長いこと販売業務を請け負っていた。
あまりにも売れ行きがいいことから重役たちがTCG販売に熱を上げ、醜悪な業態に手を染めるようになる。
具体的には需要の高いレアカードの極端な封入率操作(日本語版からレアリティを格上げされたカードが多く、スーパーレアすら入手が難しい)、数々の裁定の食い違い(もっともこれは日本のOCG事務局員の知識不足も問題視されている)、販売店に事前の連絡なしで商品の急な仕様変更(特に《スターダスト・ドラゴン》の収録パックでは大混乱に発展した)、海外オリジナルカードのチート性能での開発(《ローンファイア・ブロッサム》《光の援軍》など)、KONAMI製カード(日本語版・アジア版)はUpperDeck社主催大会では使用できない(*1)、などが挙げられる
そして数十万枚ものカードの偽造(収入の半分近くがこの偽造カードの頒布によるものだったとも言われる)まで発覚した。
あまりにも売れ行きがいいことから重役たちがTCG販売に熱を上げ、醜悪な業態に手を染めるようになる。
具体的には需要の高いレアカードの極端な封入率操作(日本語版からレアリティを格上げされたカードが多く、スーパーレアすら入手が難しい)、数々の裁定の食い違い(もっともこれは日本のOCG事務局員の知識不足も問題視されている)、販売店に事前の連絡なしで商品の急な仕様変更(特に《スターダスト・ドラゴン》の収録パックでは大混乱に発展した)、海外オリジナルカードのチート性能での開発(《ローンファイア・ブロッサム》《光の援軍》など)、KONAMI製カード(日本語版・アジア版)はUpperDeck社主催大会では使用できない(*1)、などが挙げられる
そして数十万枚ものカードの偽造(収入の半分近くがこの偽造カードの頒布によるものだったとも言われる)まで発覚した。
後にKONAMIスタッフが海外で偽造カードを発見したことがきっかけで裁判沙汰に発展し、当初UpperDeckがライセンス委託の打ち切りを契約違反と主張して勝訴したものの、偽造の物証が多数発見され、また重役からの証言もあったことから状況が一転。
既にKONAMIからカードの供給がストップしていたUpperDeckは八方塞がりとなったが、KONAMIが勝訴することで市場の大混乱が予想されることから、判決直前で和解した。
以降は英語圏カードの販売もKONAMIが行うようになった。
しかしその後も別の野球TCGについてメジャーリーグ運営委員会から商標の無断使用で訴えられるなど、企業体質は殆ど改善されていないようだ。
既にKONAMIからカードの供給がストップしていたUpperDeckは八方塞がりとなったが、KONAMIが勝訴することで市場の大混乱が予想されることから、判決直前で和解した。
以降は英語圏カードの販売もKONAMIが行うようになった。
しかしその後も別の野球TCGについてメジャーリーグ運営委員会から商標の無断使用で訴えられるなど、企業体質は殆ど改善されていないようだ。
一応現在でもゲーム産業を続けているが、往時の(金箔を上から塗ったような)輝きは既になくなってしまっている。
日本においては「アッパーデックジャパン(英:Upper Deck Japan KK)がアメリカメジャースポーツのトレーディングカードや海外産アニメキャラクターグッズの輸入販売を行っており、2009年からは日本国内においてもメモラビリア事業を立ち上げ(*2)、マイケル・ジョーダン、タイガー・ウッズ、アルバート・プホルスなど各スポーツ界の有名選手の直筆サイン商品を輸入販売している。