パラドックス(ぱらどっくす)
映画「10th アニバーサリー 劇場版 遊戯王 〜超融合!時空を越えた絆〜」に登場するキャラクターの1人。
声優はお笑いコンビ「ロンドンブーツ1号2号」の田村淳。
声優はお笑いコンビ「ロンドンブーツ1号2号」の田村淳。
名前の由来は「逆理」「矛盾」などを意味する学術用語「パラドックス(Paradox)」からと思われる。
劇中に於ける彼の行為自体もタイムパラドックスを引き起こすものであり、デュエルモンスターズを歴史から消滅させるために、デュエルモンスターズを用いている事もまさにパラドックスといえる。
白と黒で塗り分けられた非対称のマスクを着用しているのが特徴。
また、飛行形態に変形可能かつ時を越える機能を持つ直列3輪の巨大な白いD・ホイールを所持している。
劇中に於ける彼の行為自体もタイムパラドックスを引き起こすものであり、デュエルモンスターズを歴史から消滅させるために、デュエルモンスターズを用いている事もまさにパラドックスといえる。
白と黒で塗り分けられた非対称のマスクを着用しているのが特徴。
また、飛行形態に変形可能かつ時を越える機能を持つ直列3輪の巨大な白いD・ホイールを所持している。
歴代主人公3人を同時に相手するという超官並のハンディキャップでデュエルしたため、スレの住人から「同情するぜ!」と言われている。
なお、超官はライフポイントが3倍の12000で闘ったがターン進行が「クロウ→ジャック→遊星→レクス→クロウ」であり、パラドックスはライフポイントは4000だったが「遊星→パラドックス→十代→パラドックス→遊戯→パラドックス→遊星」のターン進行である。
ちなみに主人公側のライフ設定にも違いがあり、超官戦は3人それぞれが4000のライフポイントを持っていたが、パラドックス戦では3人で4000のライフポイントを共有している。
パラドックスのルールではライフを0にするために必要なダメージがお互いに3分の1ではあるが、超官に比べてパラドックスは行動回数が多いため、パラドックスのほうが有利ではあるだろう。
そして、後にアポリアが超官のターン進行とパラドックスのライフを兼ね備えた凄まじくな不利な決闘をした。
後にボスデュエルが公式化されているが、ルール形式は超官ルールが採用されている。
なお、超官はライフポイントが3倍の12000で闘ったがターン進行が「クロウ→ジャック→遊星→レクス→クロウ」であり、パラドックスはライフポイントは4000だったが「遊星→パラドックス→十代→パラドックス→遊戯→パラドックス→遊星」のターン進行である。
ちなみに主人公側のライフ設定にも違いがあり、超官戦は3人それぞれが4000のライフポイントを持っていたが、パラドックス戦では3人で4000のライフポイントを共有している。
パラドックスのルールではライフを0にするために必要なダメージがお互いに3分の1ではあるが、超官に比べてパラドックスは行動回数が多いため、パラドックスのほうが有利ではあるだろう。
そして、後にアポリアが超官のターン進行とパラドックスのライフを兼ね備えた凄まじくな不利な決闘をした。
後にボスデュエルが公式化されているが、ルール形式は超官ルールが採用されている。
劇場版の情報発表がなされた当初は芸人声優の起用ということもあって微妙な評価であった。
しかし実際に公開されると、その不遇な生い立ち、田村淳氏の独特の演技(田村氏はかつて声優をした経験はあった)、加々美作監のふつくしい作画、加えて指芸や顔芸などの披露により、ファンの心を大きく引き付けるに至った。
ただしそのためにタッグフォースやワールドチャンピオンシップにパラドックスが参戦できなかったことに対しての批判はいまだに存在している。
しかし実際に公開されると、その不遇な生い立ち、田村淳氏の独特の演技(田村氏はかつて声優をした経験はあった)、加々美作監のふつくしい作画、加えて指芸や顔芸などの披露により、ファンの心を大きく引き付けるに至った。
ただしそのためにタッグフォースやワールドチャンピオンシップにパラドックスが参戦できなかったことに対しての批判はいまだに存在している。
その正体
劇場版が最初に公開されたときは話の尺が短く、彼は「破滅した未来の世界から来た」以外には不明な点が多かった。
このことを今後のアニメ5D'sの伏線としてとらえるファンもいたが、しばらくは音沙汰なしのままであった。
このことを今後のアニメ5D'sの伏線としてとらえるファンもいたが、しばらくは音沙汰なしのままであった。
しかし遊戯王5D's135話のアポリアの回想及び144話のアンチノミーの回想の中で、アポリアの同志の中にパラドックスとよく似た人物が登場し、視聴者を驚かせた(*1)。
そして146話にて映画での出来事が本編とリンクしていることがゾーンによって語られた。
それにより彼の正体は、ゾーンたちイリアステル滅四星の同志の一人であると確定した。
彼はゾーンらとともに研究を重ねるうちに老衰死し、ゾーンの手によって生前の記憶を持ったロボットとして蘇り劇場版のストーリーに至ったようである。
(なお、未来人であるという点以外にも、彼がイリアステル同様に左利きであったことも一種の伏線であったと言える。また彼のD・ホイールはプラシドのT・666、アポリアのT・ウロボロスと一部に似た点がある。)
そして146話にて映画での出来事が本編とリンクしていることがゾーンによって語られた。
それにより彼の正体は、ゾーンたちイリアステル滅四星の同志の一人であると確定した。
彼はゾーンらとともに研究を重ねるうちに老衰死し、ゾーンの手によって生前の記憶を持ったロボットとして蘇り劇場版のストーリーに至ったようである。
(なお、未来人であるという点以外にも、彼がイリアステル同様に左利きであったことも一種の伏線であったと言える。また彼のD・ホイールはプラシドのT・666、アポリアのT・ウロボロスと一部に似た点がある。)
本来は遊戯・十代・遊星の時代から遥か未来の人物であるが、彼の生まれ育った時代は破滅そのものであった。
「正しいと思われた文明の進化が破滅を引き起こした」「間違った方法(=機皇帝による人類への攻撃)が世界の秩序を保った」という矛盾に苦悩する日常の中、
彼はゾーンら3人と出会い、破滅の未来を救うために歴史改変に乗り出す。
過去へと遡り、改変による歴史の変化を検証するための「実験」を行っている最中に彼は「デュエルモンスターズ」の不思議な力に気づき、そこに破滅の可能性を見出した。
「デュエルモンスターズ」の創造者がペガサス・J・クロフォードであることを知ったパラドックスは彼を抹殺すべく童実野町にて開催されるイベントに乱入し、
実体化した自分のモンスターで建造物を手当たり次第に破壊。遊戯を残し、他の一般客とペガサスを葬り去った。
「正しいと思われた文明の進化が破滅を引き起こした」「間違った方法(=機皇帝による人類への攻撃)が世界の秩序を保った」という矛盾に苦悩する日常の中、
彼はゾーンら3人と出会い、破滅の未来を救うために歴史改変に乗り出す。
過去へと遡り、改変による歴史の変化を検証するための「実験」を行っている最中に彼は「デュエルモンスターズ」の不思議な力に気づき、そこに破滅の可能性を見出した。
「デュエルモンスターズ」の創造者がペガサス・J・クロフォードであることを知ったパラドックスは彼を抹殺すべく童実野町にて開催されるイベントに乱入し、
実体化した自分のモンスターで建造物を手当たり次第に破壊。遊戯を残し、他の一般客とペガサスを葬り去った。
……はずだったのだが、その30分前に遊星と十代が歴史に介入し、攻撃が止められたため作戦が失敗してしまった。
遊戯も意気投合し、3人によって自身の「実験」を非難されたため、デュエルで倒そうとするものの、強い結束の力により敗れ去った。
遊戯も意気投合し、3人によって自身の「実験」を非難されたため、デュエルで倒そうとするものの、強い結束の力により敗れ去った。
デッキ・カード
「あらゆる時代の最強カードを集めた」と本人が豪語するように、海馬やヨハンなどの「世界に数枚しかないカード」を強奪して構成されたデッキを使用する。
ただしこれらのカードはあくまで「Sin」と名のついたモンスターを召喚するための布石に過ぎず、強奪した最強カードは単なる供物である。
Sinモンスターは、その殆どが既存のモンスターを元にしたモンスターであり、モチーフとなったモンスターをパラドックス自身は「対になるモンスター」と呼んでいる。
事実Sinモンスターは、イラストが左右反転し、パラドックスがつけている仮面のようなデザインの鎧が一部に描かれ、属性が闇属性になっていること以外、レベル・種族・攻撃力・守備力がすべて同一である。
ただしこれらのカードはあくまで「Sin」と名のついたモンスターを召喚するための布石に過ぎず、強奪した最強カードは単なる供物である。
Sinモンスターは、その殆どが既存のモンスターを元にしたモンスターであり、モチーフとなったモンスターをパラドックス自身は「対になるモンスター」と呼んでいる。
事実Sinモンスターは、イラストが左右反転し、パラドックスがつけている仮面のようなデザインの鎧が一部に描かれ、属性が闇属性になっていること以外、レベル・種族・攻撃力・守備力がすべて同一である。
例:
《青眼の白龍》⇔《Sin 青眼の白龍》
《真紅眼の黒竜》⇔《Sin 真紅眼の黒竜》(この場合は属性すら同じ)
《究極宝玉神 レインボー・ドラゴン》⇔《Sin レインボー・ドラゴン》 (劇場版では通常形態の対象がSinに変更された効果を持っている)
《サイバー・エンド・ドラゴン》⇔《Sin サイバー・エンド・ドラゴン》(劇場版では貫通効果がついている)
《スターダスト・ドラゴン》⇔《Sin スターダスト・ドラゴン》
《青眼の白龍》⇔《Sin 青眼の白龍》
《真紅眼の黒竜》⇔《Sin 真紅眼の黒竜》(この場合は属性すら同じ)
《究極宝玉神 レインボー・ドラゴン》⇔《Sin レインボー・ドラゴン》 (劇場版では通常形態の対象がSinに変更された効果を持っている)
《サイバー・エンド・ドラゴン》⇔《Sin サイバー・エンド・ドラゴン》(劇場版では貫通効果がついている)
《スターダスト・ドラゴン》⇔《Sin スターダスト・ドラゴン》
これらのSinモンスターは、手札に存在すれば、対になるモンスターをデッキ(エクストラデッキ)から墓地へ送ることで特殊召喚することができる。
また、《Sin パラレルギア》《Sin パラドクス・ドラゴン》《Sin トゥルース・ドラゴン》は元のモンスターを持たないSinモンスターである。
また、《Sin パラレルギア》《Sin パラドクス・ドラゴン》《Sin トゥルース・ドラゴン》は元のモンスターを持たないSinモンスターである。
魔法・罠カードは、すべてカード名に「Sin」が冠されており、すべてSinモンスターに関連する効果を持っている。
特に《Sin World》はSinモンスターを維持するのに必要なフィールド魔法であり、これがフィールドにない場合、場のSinモンスターはすべて破壊されてしまう。
また、このフィールド魔法の発動後にデュエルで負けたプレイヤーは死に至ることも言及されている。
特に《Sin World》はSinモンスターを維持するのに必要なフィールド魔法であり、これがフィールドにない場合、場のSinモンスターはすべて破壊されてしまう。
また、このフィールド魔法の発動後にデュエルで負けたプレイヤーは死に至ることも言及されている。
SinモンスターはOCG化を果たしたが、召喚条件の軽さから、映画に比べるとかなり弱体化している。
具体的には、
具体的には、
- 「通常召喚できない(映画のカードでは確認できなかったテキストなので、おそらく映画では通常召喚も可能と思われる)」
- 「デッキ(エクストラデッキ)から元のモンスターを除外することで(のみ)特殊召喚できる」(《Sin レインボー・ドラゴン》は手札からの除外も行えるように変更された)
- 「Sinモンスターはフィールド上に1体しか存在できない」(パラレルギアは制限なし、パラドクス・ドラゴンはパラレルギアのみ並べられる。)
- 「Sinをコントロールしているプレイヤーは、Sin以外のモンスターで攻撃できない」(トゥルース・ドラゴン、パラドクス・ドラゴン、パラレルギアは除く。)
と、数々のデメリットが付随しており、
唯一自壊条件は
唯一自壊条件は
- 「フィールド魔法が存在しない場合、このカードを破壊する」
に変更され、維持するためのフィールド魔法が《Sin World》に限定されなくなった(《Sin パラドクス・ドラゴン》を除く)。
また《Sin トゥルース・ドラゴン》は《Sin パラドクス・ドラゴン》が破壊されたとき、《Sin Paradigm Shift》の効果で手札・デッキ・墓地から特殊召喚できるモンスターだったが、
OCGではトリガーが《Sin トゥルース・ドラゴン》以外のSin モンスターに緩和され、さらに《Sin Paradigm Shift》の効果を内蔵し、手札・墓地からのみ特殊召喚できるモンスターとなった。
高攻撃力のモンスターを簡単に出せるほか、破壊をトリガーとするカードなど様々なカードとシナジーするためなかなかの強さを誇る。
また《Sin トゥルース・ドラゴン》は《Sin パラドクス・ドラゴン》が破壊されたとき、《Sin Paradigm Shift》の効果で手札・デッキ・墓地から特殊召喚できるモンスターだったが、
OCGではトリガーが《Sin トゥルース・ドラゴン》以外のSin モンスターに緩和され、さらに《Sin Paradigm Shift》の効果を内蔵し、手札・墓地からのみ特殊召喚できるモンスターとなった。
高攻撃力のモンスターを簡単に出せるほか、破壊をトリガーとするカードなど様々なカードとシナジーするためなかなかの強さを誇る。