サレンダー(されんだー)
デッキの上に手をかざすことで自らの敗北を認める行為、いわゆる投了の事。「スレンダー」と誤表記された事もある。(文庫版では修正済み)
「サレンダーをした決闘者は心が死ぬ」と言われるほど、決闘者にとっては屈辱的なことである。
上の台詞はBC編の孔雀舞の台詞だが、舞は王国編の闇遊戯戦でサレンダーしている。
ちなみに舞はアニメオリジナルの杏子戦でもサレンダーしている。
また、表マリクが闇マリクを葬り去ったのもサレンダーによるものである。
闇遊戯はこの時、表マリクは決闘では負けたものの自らの心に打ち勝ったと評価している。
上の台詞はBC編の孔雀舞の台詞だが、舞は王国編の闇遊戯戦でサレンダーしている。
ちなみに舞はアニメオリジナルの杏子戦でもサレンダーしている。
また、表マリクが闇マリクを葬り去ったのもサレンダーによるものである。
闇遊戯はこの時、表マリクは決闘では負けたものの自らの心に打ち勝ったと評価している。
よく決闘中に「なんならサレンダーしてもいいんだぜ!」と、相手を挑発するのにも使われる。
大概挑発した側が敗北するので、「サレンダーは負けフラグ」と言われるが、勝者が挑発している場合もある。
大概挑発した側が敗北するので、「サレンダーは負けフラグ」と言われるが、勝者が挑発している場合もある。
かなり頻繁に見られる勘違いだが原作および、他のほとんどのTCGと違いOCGにサレンダーの規定はない。
一見どうでもいいことに思えるが、マッチ形式(3回決闘で2勝した側が勝利)で《ヴィクトリー・ドラゴン》(*1)の効果を決められそうになったのでサレンダーしようとしても(相手が受け入れない限り)許されない。
一見どうでもいいことに思えるが、マッチ形式(3回決闘で2勝した側が勝利)で《ヴィクトリー・ドラゴン》(*1)の効果を決められそうになったのでサレンダーしようとしても(相手が受け入れない限り)許されない。
マッチ戦では最初の決闘で負けが確定していても「相手のデッキをもう少しだけ知りたい」という目的で、敗者側のサレンダーを勝者側が了承しないことも十分考えられる。
逆に敗者側も相手のデッキを知ることができるので、時間が押していない限り積極的なサレンダーは見られない。
もっとも「サレンダーは許サレンダー許されない。」といった旨の発言もあるので原作やアニメの世界でも相手の了承が必要なのかもしれない。
逆に敗者側も相手のデッキを知ることができるので、時間が押していない限り積極的なサレンダーは見られない。
もっとも「サレンダーは
極端な話、相手がロックデッキで一本目でロック完成した時点で、
「3試合分の試合時間すべて使い切りぎりぎりで勝利しマッチ全体の勝ちを得よう」と露骨な引き延ばしをしかけてきても止められない(*2)。
「3試合分の試合時間すべて使い切りぎりぎりで勝利しマッチ全体の勝ちを得よう」と露骨な引き延ばしをしかけてきても止められない(*2)。
かつては、試合開始から40分経過すると、2戦目以降であれば1戦目の勝者が、
1戦目であればライフの多いプレイヤーがマッチに勝利するルールになっていたため、
40分をオーバーしてロックをかけ続けて勝利するというタイム・オーバー・デス(TOD)なる戦術が存在した。
1戦目であればライフの多いプレイヤーがマッチに勝利するルールになっていたため、
40分をオーバーしてロックをかけ続けて勝利するというタイム・オーバー・デス(TOD)なる戦術が存在した。
後にTODを回避するためにこのルールは変更され、
1戦目が40分をオーバーした場合はエキストラターン(デュエルを続行し、往復3ターン後にライフの低いプレイヤーが負けるルール)に、
1戦目を終えた後のインターバル中に40分を経過した場合はエキストラデュエル(新たにデュエルを開始し、往復3ターン後にライフの低いプレイヤーが負けるルール)に突入するようになった。
1戦目が40分をオーバーした場合はエキストラターン(デュエルを続行し、往復3ターン後にライフの低いプレイヤーが負けるルール)に、
1戦目を終えた後のインターバル中に40分を経過した場合はエキストラデュエル(新たにデュエルを開始し、往復3ターン後にライフの低いプレイヤーが負けるルール)に突入するようになった。
しかし、1戦目に40分ギリギリかけ、ハーフタイムの間にサイドデッキからバーンカード(効果ダメージを与えるカード)を積み、
エキストラデュエルでバーンカードを乱発し、一気にマッチキルをしてしまうという戦法が新たに確立されるようになり、たびたび問題視されている。
エキストラデュエルでバーンカードを乱発し、一気にマッチキルをしてしまうという戦法が新たに確立されるようになり、たびたび問題視されている。
一応「制限時間を超えてロックをかけてマッチキルを狙う」ことは難しくなったが、
結局「制限時間ぎりぎりまでロックをかけてマッチキルを狙う」ことは今でも至極容易なのである。
もちろんタイミングを誤るとエキストラターンに突入してしまうため、ロックをかける側も配分に気を遣う必要がある。
結局「制限時間ぎりぎりまでロックをかけてマッチキルを狙う」ことは今でも至極容易なのである。
もちろんタイミングを誤るとエキストラターンに突入してしまうため、ロックをかける側も配分に気を遣う必要がある。
なお、タッグフォースなどのコンピューター上のゲームでは、相手の了承なしに行使できるサレンダーが存在する。
遊戯王ONLINEにも同様のシステムが存在したが、こちらは一回デュエルするごとにカード一枚を獲得というシステムだったため、
デュエル開始直後のサレンダーでカードを獲得する「即サレ」という行為が問題になった。
5D's世代以降の作品では一定ターンが経過しないとサレンダーできないように変更された。
遊戯王ONLINEにも同様のシステムが存在したが、こちらは一回デュエルするごとにカード一枚を獲得というシステムだったため、
デュエル開始直後のサレンダーでカードを獲得する「即サレ」という行為が問題になった。
5D's世代以降の作品では一定ターンが経過しないとサレンダーできないように変更された。
また非常にまれなことだが、CPUに対して「フィールド上のカードが1枚も無い状態でヤタロックを成立させる」とCPUがサレンダーする。