高校生の皆様へ


 福祉システム工学科は、現代の福祉、医療を取り巻くさまざまな問題に対して、工学的な視点と医学的な視点両方の立場から考えられる人を育てるためにできた学科です。


そのため、本学科では生体についても、工学についても幅広く学ぶことができます。 私は大学を選ぶ時、両方の視点から、という考えに共感しましたが、やはり、とても大切なことだと思います。


 この学科の講義は、福祉生体工学講座と福祉基盤工学講座に大きく分かれます。入学する前は、途中でどちらかの講座を選択するのかと思っていましたが、そうではなくて、一通り講義は受けます。三年の後期で、これらの講義はほぼ受け終わり、それから研究室に配属されます。


個人的なことになってしまいますが、私は生物が好きで、物理が苦手だったので、基盤系と生体系では最終的には生体系に進むのだろうと漠然と思っていましたが、三年目あたりから、苦手な分野を勉強するうちに、もっと理解したいと思うようになりました。その結果、入学当初の自分の想像とは違う方向に進みました(まだ始まったばかりですが)。恐らく私のように、実際に勉強してみて、それまでとは違う分野に新たに興味を持つ人もいるのではないかと思います。


よって、この学科のもう一つの良いところは幅広い分野を勉強した上で、自分がしたいことを選択できることだと私は思います。


 将来のことでたくさん悩んだりもすると思いますが、その時期あれこれ考えることで結構成長している気がします。また、特に受験期は辛い状態が続くと思いますが、(昔お世話になった先生も気休め?か何かで言っていましたが)受験はいつか終わるもので、永遠に続くものではないので、がんばってください。


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最終更新:2008年01月06日 11:19