右クリックメニューやツールバーなどに、自分好みのランチャを設定してカスタマイズするための手引きです。

ランチャでできること、できないこと

X-Finderのランチャでできること

X-Finder自体の操作
タブの操作、表示形式の切替やソートの変更などのX-Finder内部の動作はほぼ全て割り当て可能
ファイル(フォルダ)のコピー、移動、リネーム
これらはランチャ実行直後なら「元に戻す」ことが可能
プログラム(パス)の実行
単純なプログラムの実行に加え、コマンドラインオプションを付与しての記述やコマンドプロンプトで使用するコマンド等も記述可能
任意のキーの実行
他のプログラムへのファイル(フォルダ)のドラッグ&ドロップ
ファイル(フォルダ)のパスを取得してその都度展開
上記動作の組合せ

X-Finderのランチャでできないこと

コマンドラインオプションを持たないプログラムの起動以外の操作
任意のパスの実行、あるいは任意のキーを押したという信号の送信以外はできない
X-Finder以外のプログラムの動作の把握
プログラムAが起動終了したらプログラムBを起動~といったことは不可能

「パス」の記述の仕方

基本ルール

パスは1行ごとに意味を持つ
パスの内容は上から1行ずつ実行される
同時に実行されるわけではない
パスに半角スペースが含まれる場合、""でくくらないとパスが正常に認識されない
「C:\My document」の場合、「"C:\My document"」としないと「C:\My」と認識される
記述する内容は大きく分けて2種類
X-Finderのランチャ内のみで有効な記述
X-Finderに予め設定されている「ビルトインコマンド」等
X-Finder以外(ショートカットの"リンク先"やbatファイル内等)でも有効な記述
実際のファイル(フォルダ)のパス、それに付随するコマンドラインオプション等

知っておくと便利な機能

X-Finderをインストールしたパス(XF.exeがある場所)は、%X-Finder%という文字列(環境変数)で置換できる
行の先頭に「数字 + :」を付けると、その行の動作を変更できる
  • "0:"・・・移動
  • "1:"・・・実行
  • "2:"・・・渡す
  • "3:"・・・送る
    全体の動作を「渡す」や「送る」にして一部分だけを「実行」で動作させるようにすれば、
    「コマンドラインオプション付きでパスを実行するランチャを
    特定の拡張子のときのみメニューに表示させる」 といったことも可能
    

「動作」について

移動

「パス」に記述されたパスをX-Finderのタブで開く動作。「新規タブ」にチェックを入れると新しいタブで開く。

主に「お気に入りのフォルダを開く」「決まった画像やテキストをタブで開く」といったランチャで使用される。

実行

「パス」に記述されたパスを実行する動作。 X-Finderのビルトインコマンドを実行する際や、特定のプログラムを実行する際、またコマンドラインオプションを使用してプログラムを実行する際などに使用される。

世間一般で呼ばれる「ランチャ」の感覚にもっとも近い動作。

渡す

フォーカスがあるファイルやフォルダをパスに記述したプログラムで開く動作。「拡張」で対象とするファイルの種類を指定できる。

ダブルクリックやEnterキー押し以外にも「関連付け」っぽい動作をさせたいときによく使われる。

送る

選択されたファイルやフォルダをパスに記述したプログラムorフォルダに送る動作。相手がプログラムならファイルをそのプログラムで開き、フォルダの場合は「送る動作」の指定によってコピーor移動orショートカットの作成になる。「拡張」で対象とするファイルの種類を指定できる。

ファイルの振り分け動作、又は複数ファイルを対象とした関連付けによく使われる。

「拡張」について

主に動作が「渡す」や「送る」のときにメニューを表示するかどうかのフィルタとして動作する。

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最終更新:2012年04月22日 17:04