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モーティマー・マウス

名前:Mortimer Mouse
デビュー:『ミッキーのライバル大騒動』(1936年)

概要

ミニーマウスの幼馴染みのネズミ。ミッキーマウスの恋のライバルで、ミニーを巡って争うことも。

ミッキーとは正反対に背が高く、人を小馬鹿にしたようなユーモアで場を盛り上げるタイプ。『ミッキーマウス・ワークス*』シリーズでの口癖は「ハ・チャ・チャ!」。

モーティマーの前身に当たるキャラクターであるMr.スリッカーは、1930年9月22日から12月29日まで連載されたフロイド・ゴットフレッドソン*の新聞用コミック『Mr. Slicker and the Egg Robbers*』に登場している。

モーティマーとは、ウォルト・ディズニーが当初ミッキーにつけようとしていた名前で、ウォルトの妻リリー*が「モーティマーでは気取って聞こえる」と意見したことで否決されてミッキーとなった。

ミニーにはモーティマー・マウスという名前の叔父がいるが、もちろん別人である。

エピソード

ミッキーのライバル大騒動

モーティマーは1936年にアニメに初登場する。格好いい新車に乗るモーティマーは、ピクニック中のミニーマウスミッキーマウスに声をかける。古くからの馴染みであるミニーと再会したモーティマーは彼女を楽しませ、ミッキーは次第に嫉妬していく。

調子に乗ったモーティマーは牡牛を放ち、ミニーを危険にさらしてしまう。モーティマーは保身のために逃げ去っていくが、ミニーの悲鳴を聞いたミッキーが彼女を救出。仲直りした二人はドライブの続きを楽しむのであった。

2017年現在、モーティマーの登場作品で劇場公開されたものはこの一作のみ。

ミッキーのクリスマスの贈りもの

デビュー作からおよそ63年ぶりに登場となる本作では、少々デザインが異なっている。

第3話「ミッキーとミニーの賢者の贈り物」に登場するモーティマーはモーティマー・デパート*を経営する裕福な男として描かれている。モーティマーは優秀な従業員のミニーにボーナスとしてフルーツケーキを支給するが、現金を必要としていたミニーは落胆する。モーティマーはミニーの名前をなかなか覚えられず、彼女を苛立たせる。

ミッキーマウス・ワークス*

初登場のエピソードでは再びミッキーと対決。ビーチにやって来たミッキーは、モーティマーにミニーとのデートを賭けたビーチバレー勝負を挑まれる。ミニーをバレーの賞品に扱うモーティマーの提案を断るミッキーだが、負けるのが怖いのかという彼の挑発に乗ってしまう。敗北したモーティマーは「ミッキーがミニーをビーチバレーの景品にしようとした」を嘘をつく。ミッキーに立腹したミニーはモーティマーとのデートへ行くが、無理矢理キスを迫られる。ミニーはミッキーに助けられ、二人でデートへ行くことに。

他のエピソードでも、ミッキーにちょっかいを出している。

ハウス・オブ・マウス ミッキーとディズニーのなかまたち*

本作では準レギュラーとして登場し、ミッキーたちのショーに茶々を入れてくる。本作では、ネズミのヒゲが描かれていないデザインとなる。

モーティマーはミッキーと仲間たちにクラブの評論家だと勘違いされた時、それを利用して自分をもてなさせようとした。やがて、実際の評論家がルミエールであることがわかると、モーティマーの天下は終わってしまう。

モーティマーはなぜか他のディズニーの悪役にも嫌われており、ショーに出演した際にはアースラガストンからブーイングされていた。クリスマスのエピソードではミニーにキスを迫るが、本来悪役であることの多いピートがサンタに扮してミニーを助けるという展開もあった。

ミッキーマウス クラブハウス*

モーティマーがスーパーヒーローに扮するエピソードがある。

ミッキーマウス!

デビュー当時のデザインをアレンジした姿で登場する。

ミッキーマウスとロードレーサーズ*

レーサーの一人として登場。

ゲーム

『ディズニースポーツ』シリーズでは、インペリアルズ*のキャプテンとして登場。能力の高いバランスタイプで、背が高い。

ディズニーゴルフ クラシック*』では、隠しキャラクターとして参戦した。

Disney クロッシーロード』では、8bitのモーティマーを操作することができる。


登場作品

1930年代


1990年代


2000年代




2010年代




2020年代




タグ:

キャラクター
最終更新:2022年03月29日 23:52