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デイジーダック

名前:Daisy Duck
デビュー:『ドナルドのダンス大好き』(1940年)

概要

ドナルドダックのガールフレンド。怒りっぽいドナルドとは対象的に落ち着いた女性のダック。キュート系のミニーマウスに対し、セクシー系のキャラクターとして位置づけられている。ピンクのリボンがトレードマーク。

短編映画への出演は意外と少ないが、後のシリーズで大幅に優遇され、ディズニーの重要なキャラクターとなった。

コミック『Flip Decision』からは姪のエイプリル*メイ*ジューン*が登場。『ドナルドの日記帳』(1954年)では、デイジーの両親が登場している。

クワック・パック』や『ドナルドダック デイジーを救え!*』などでは、TVレポーターとして活躍している。『ハウス・オブ・マウス ミッキーとディズニーのなかまたち*』では受付を担当。『ミニーのリボンショー*』では、ミニーのブティックを手伝っている。

デビューから1950年代まで

デイジーの前身にあたるキャラクター、ドンナ・ダックは『ドナルドのメキシカン・ドライブ』(1937年)にて登場。

デイジーとして登場したのは、『ドナルドのダンス大好き』(1940年)から。短編アニメーション時代にはドンナ時代を除き、11本に出演。

エピソード

ミッキーのクリスマスキャロル

エベニーザー・スクルージ(スクルージ・マクダック)の青年期のガールフレンド、イザベル役を演じる。

フェジウィッグ氏*トード氏)のもとで働いていたスクルージとダンスパーティーで出会い、恋に落ちる婚約に至る。しかし、スクルージの仕事が軌道に乗ってくると、彼はお金に固執するようになってしまう。そしてある冬の晩、イザベルはついにスクルージの元を去る。

クワック・パック

テレビ番組の人気レポーターとして働いており、カメラマンでボーイフレンドのドナルドダックや、彼の甥ヒューイ、デューイ、ルーイとともにスクープを求めて騒動を巻き起こすこともしばしば。ナックルズという青いイグアナを飼っている。ヒューイたちの母親のように彼らを見守り、時にはあてにならないドナルドより彼らを信頼することもある。上司のケント・パワーズから気に入られている。本作のデイジーは大人っぽいヘアスタイルに胸が強調されたデザインとなっており、本作のみ例外的にキャス・スーシーが声を担当している。

ミッキーのクリスマスの贈りもの

第1話「ドナルドのクリスマスは大変だ!」に登場。ヒューイデューイルーイが「クリスマスがずっと続いたらいいのに」と願って眠りにつくと、なんと再び同じ朝が訪れていた。クリスマスのループが繰り返され、何が起こるかを把握した三人はいたずらを仕掛ける。いたずらがエスカレートし、めちゃめちゃになった部屋からドナルドダックデイジーダックの心温まるカードを見つけた三人は悔い改める。

次のループでは改心したヒューイ、デューイ、ルーイは良い子になり、クリスマスのループは終わりを告げた。

映画のフィナーレでは仲間たちと合唱する。

ファンタジア2000

威風堂々』に登場。

ミッキー、ドナルド、グーフィーの三銃士

フランス*のお姫様ミニーマウスの侍女を演じる。夢見がちなミニーとは対象的に現実的な性格ではあるが、彼女の世話に手を焼いており流されてしまうことも。デイジーはドナルドを恋愛対象外として見ていたが、物語を通して成長したドナルドと距離が近くなっていく。

ミッキーマウスのワンダフル・ウィンター

第3話ではスケートを楽しんでいる。

ミッキーマウスのワンダフル・スプリング

第1話では植物に扮したデイジーが仲間たちと音楽を演奏する。第2話ではハチに襲われるドナルドを見てそっとその場を去る。

ミッキーマウスのワンダフル・サマー


ミッキーマウスのワンダフル・オータム

ミッキーが行方不明の先祖カルペッパー・J・マウスから屋敷を相続したため、管理のためにミッキー、ミニー、ドナルド、デイジー、グーフィーは現地へ向かう。近くの村の収穫祭でカルペッパーが厄介者であることを知った一行は、立派なカボチャとメイプルシロップを作って見返そうとするが肥料やりがエスカレートし、巨大なカボチャのモンスターを生み出してしまう。ミッキーも肥料で巨大化しモンスターを倒して村のヒーローとなった。

蒸気船シリー

ミッキーの家で『蒸気船ウィリー』を上映していると、フィルム・リールからいたずら好きなモノクロ・ミッキーが大量に飛び出してきて町へ向かってしまう。手を焼くミッキーたちだが、「ミッキーマウス・マーチ*」でモノクロ・ミッキーたちの気を引くことに成功し無事にフィルムに戻すことに成功するのだが…。

その他

ワンス・アポン・ア・スタジオ 100年の思い出』では、集合写真撮影でグーフィーがカメラを壊したことに残念がって戻ろうとしていたところ、アラナデールが演奏し始めた「星に願いを」を耳にして足を止める。

ゲーム

ドナルドダック デイジーを救え!*』では、魔法使いマーロック*によって攫われてしまい、ドナルドが彼女を救い出すことがゲームの目的となる。

デイジーを操作することができるパーティーゲームは、『ディズニーのマジカルパーク』『ミッキーのポケットリゾート』『ディズニー・シンク 早押しクイズ』などがある。『ディズニースポーツ*』シリーズではメンドリたちのチームであるベルズ*のキャプテンとして登場。高いアジリティを誇る。

Kinect: ディズニーランド・アドベンチャーズ

デイジーはグリーティングキャラクターとして登場。「メインストリートUSA」と「ミッキーのトゥーンタウン・フェア」に出現する。ミニーとデイジーは、トゥーンタウンの市長選に向けたデコレーションの依頼をしてくる。また、市長選での結果発表も務める。

KH

デイジーはディズニーキャッスルの王宮魔道士ドナルドダックのガールフレンドとして登場。

キングダム ハーツ

世界の異変に気付いて旅に出た不在の王様ミッキーマウスの書き置きに従い、ドナルドダックグーフィーキーブレード使い探しの旅に送り出し、王妃ミニーマウスとともに留守を守っている。

キングダム ハーツII

王様の留守をミニーと守り続けている。1作目の冒頭以来、久しぶりに帰ってきたドナルドにデートの約束が無くなってしまったことを怒っていた。

キングダム ハーツ バース バイ スリープ

フェスティバルを実施しているディズニータウン*に登場。

テーマパーク

ミッキーマウス・レビュー」では、チェロを演奏していた。

NHK紅白歌合戦出場履歴

第45回(1994年) ワンマンズ・ドリーム*
第62回(2011年) 星に願いを小さな世界
第63回(2012年) ビビディ・バビディ・ブージッパ・ディー・ドゥー・ダー
第66回(2015年) 星に願いを
第71回(2020年) 星に願いを小さな世界
第73回(2022年) ジャンボリミッキー!*君の願いが世界を輝かす*

登場作品

1930年代


1940年代


1941年
ドナルドのゲーム、ゲーム、ゲーム(カメオ出演)
ミッキーの青春手帳(カメオ出演)

1943年
ドナルドの軍隊行進(カメオ出演)





1950年代



1970年代

1971年
ミッキーマウス・レビュー ※マジック・キングダム

1980年代




1990年代









2000年代








2010年代









2020年代

2020年
ミッキーとミニーのランナウェイ・レイルウェイ ※ディズニー・ハリウッド・スタジオ
ディズニー ソーサラー・アリーナ ※2020年10月追加





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キャラクター
最終更新:2024年01月04日 13:56