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ミッキーマウス

名前:Mickey Mouse
デビュー:『蒸気船ウィリー』(1928年)

概要

ミッキーマウスはウォルト・ディズニーアブ・アイワークスが生み出した世界一有名なネズミのキャラクターであり、最もよく知られたディズニーキャラクター。長年、ウォルト・ディズニー・カンパニーのシンボルとして使用されている。種族はハツカネズミで、身長や体重には諸説ある。

ウォルトの妻、リリアン・ディズニー*によると、ミッキーはウォルトと一緒に育ったキャラクターであり、彼の性格を鏡のように反映している。ウォルトが「すべては一匹のネズミから始まった」と語るように、今のディズニーの成功の原点と言っても過言ではないと言える。ジミー・カーター元大統領は「ミッキーマウスはすべてのことばと文化に勝る好意の象徴だ。誰かがミッキーマウスを見た時、それは幸福を見たことと同じになるだろう」とコメントしている。

ミッキーの丸を3つならべたシルエットはディズニーのロゴとして多用されるほか、隠れミッキー*として認知されることもある。これはアンディ・ウォーホルのポップ・アートのテクニックが基になっている。

ミッキーは赤いパンツと白い手袋、黄色い靴を身に着けていることが多い。彼は優等生のようなキャラクターで描かれることが多いが、初出演作『プレーン・クレイジー』(1928年)においてはいたずら好きかつ、無礼でおバカなキャラクターとして描かれていた。しかし、これでは人気が出ないということから、シリーズ化される際に、ミッキーの性格を変更していくことになった。ヒーローとしてミニーマウスをピンチから救う勇ましいキャラクターとして描かれるようになったのである。ミッキーとミニーの関係は何年も様々な困難にともに直面しながら、いろいろな活動をするデュオであり、しばしば永遠の恋人と称されることもある。こうして性格が大分丸くなったミッキーだが、恋のライバル、モーティマー・マウスに対してはやはり、攻撃的な態度をむき出しにするようだ。ミッキーのライバルとして『ミッキーの芝居見物』(1934年)で初共演したのがドナルドダックであり、今では大親友となっている。また、グーフィーも親友の一人。ドナルド&グーフィーとはトリオで共演する作品もある。ミッキーの親友かつ忠実な愛犬プルートも彼を取り巻くトラブルメーカーの1人である。

歴史

ウォルトは1927年、『オズワルド・ザ・ラッキー・ラビット*』シリーズで成功を収めたが、ユニバーサル・スタジオのチャールズ・ミンツに著作権をだまし取られ、優秀なスタッフの数人が引き抜かれてしまう。その後もウォルトと、相棒のアブ・アイワークスは権利上、オズワルドシリーズの制作続行を余儀なくされた。その中で、アブはウォルトのアイデアのもと、オズワルドシリーズと同時にこっそり、新たなキャラクターを創作させる。

キャラクターの候補には、犬や猫、雌牛と雄馬のコンビ、カエルなどが挙げられていた。雌牛と雄馬のコンビは後に、ホーレス・ホースカラークララベル・カウに継承されている。(カエルはアブ・アイワークスが独立時に作ったフリップに継承された)結局、ハツカネズミがモチーフに選ばれる。

キャラクターは当初、モーティマーと名付けられたが、ウォルトの妻リリアンの提案でミッキーと名付けられた。モーティマーは前述のとおり、後にミッキーのライバルの名前として使用されている。

こうして完成した『プレーン・クレイジー』(1928年)は配給先がなかなか見つからなかった。公開当時、上映しなが画館でBGMを同時に演奏するという手法がとられていた。この頃から、ミニーマウスとクララベル・カウは登場していた。映画自体はまずまずと言った成績だったが、2作目の『ギャロッピン・ガウチョ』(1928年)は、すぐに作られた。『ギャロッピン・ガウチョ』では、かつてのシリーズ『アリス・コメディ*』(1925年)に登場していたヤマネコのペグレグ・ピート(ピート)と共演する。

これらの2作ではミッキーとオズワルドが似すぎていることもあり、ヒットには繋がらなかった。ウォルトは3作目に『蒸気船ウィリー』(1928年)を予定。そして、アニメーションのフィルムに音楽を同期する画期的な方法を用いることになる。

世界初のトーキー・アニメーション(サウンドトラック形式)として公開された『蒸気船ウィリー』は大ヒットを記録し、ミッキーの名が知れ渡ることになった。一般の映画館で公開されたのは『蒸気船ウィリー』が初であったため、正式なデビュー作を本作とすることが多い。また、この作品の公開日である11月18日がミッキーとミニーの公式の誕生日に設定されている。

1929年には非公式に『ミッキーマウス・クラブ』という団体が登場した。これはミッキーたちの映画を見る、という秘密結社であった。観客はチケット売り場でミッキーの映画をやっていないことを知ると、抗議する者もいたという。「何、ミッキーマウスをやっていないんだって?(What No Mickey Mouse?)」は落胆した観客の決まり文句ともなり、「ホワット・ノー・ミッキーマウス」なる歌が作られたほどである。最初の5年で50本もの短編に出演したミッキーの映画は非常に人気があり、他の長編映画と併映されることがよくあった。ミッキーの短編を見るために、付属の長編映画を2回見る熱心なファンもいたという。

映画出演13作目となる『ミッキーのジャングル・リズム』(1929年)では、ジャングルの動物から反感を買ったミッキーがアコーディオンの演奏で動物たちを楽しませるシーンが登場する。現在でこそテーマパークなどで一般に認知されているミッキーのエンターテイナーぶりが明確に示されたのがこの作品である。ミッキーのエンターティンメントはアコーディオンから始まった、と見ることもできるかもしれない。なお、ミニーもアコーディオンを演奏することができ、『タクシードライバー』(1931年)で披露している。

ミッキーが主に映画で活躍したのが1930年~1950年代である。その間にミッキーは、ミニーマウス、ホーレス・ホースカラー、クララベル・カウ、プルート、ドナルドダック、グーフィー、クララ・クラックデイジーダックチップデールといった仲間たちを増やしていった。

その一方で、優等生的なイメージを持ったミッキーがデビュー当時のようないたずらをすることができなくなってしまい、ファンの人気は短気で怒りっぽいドナルドと、ナレーターの指示に従っておとぼけ満載にスポーツに挑戦するグーフィーへと移行していってしまった。これを打開しようとウォルトが打った手が『ファンタジア』(1940年)であった。今までのコメディを主流とした短編ではなく、クラシック音楽を使用した芸術性の高い長編作品の『魔法使いの弟子』のセグメントにミッキーを登場させたのである。この作品が功を奏し、ミッキーの人気は不動のものとなった。

この『ミッキーマウス・クラブ』は後に1950年代に放送されることになるTV番組『ミッキーマウス・クラブ*』の基礎に当たる。後に、『The New Mickey Mouse Club*』(1977年~1989年)という派生番組も放送された。

ミッキーが出演した30分の中編映画は3本存在する。『ミッキーと豆の木』(1947年)、『ミッキーのクリスマスキャロル』(1983年)、『ミッキーの王子と少年』(1990年)。いずれも、古典名作をミッキーたちが演じた作品である。

現在はジミニー・クリケットティンカー・ベルと共に、カンパニーのロゴに使用されている。

1978年、ミッキーは生誕50周年を記念し、ディズニーキャラクターとして初のハリウッドの殿堂入りを果たしている。

TVアニメシリーズに初登場したのは『Bonkers*』(1993年)へのカメオ出演(声のみ)であった。主演作品は『ミッキーマウス・ワークス*』(1999年~2000年)、『ハウス・オブ・マウス ミッキーとディズニーのなかまたち*』(2001年~2003年)、『ミッキーマウス クラブハウス*』(2006年~2016年)、『ミッキーマウス!』(2013年~2019年)、『ミッキーマウスとロードレーサーズ*』(2017年~2019年)。現在でも、『ミッキーマウス ミックス・アドベンチャー*』(2019年~2021年)に出演中である。

ミッキーはアカデミー賞*に10回ノミネートされている。『ミッキーの子沢山』(1931年)、『ミッキーの摩天楼狂笑曲』(1933年)、『ミッキーの巨人退治』(1938年)、『ミッキーの猟は楽し』(1939年)、『プルートの悩み*』(1941年)、『リスの山小屋合戦*』(1946年)、『ミッキーとあざらし』(1948年)、『ミッキーのクリスマスキャロル』(1983年)、『ミッキーのアルバイトは危機一髪』(1995年)、『ミッキーのミニー救出大作戦*』(2013年)。受賞したのは『プルートの悩み』のみだが、1932年にウォルトはミッキーを生み出した功績としてアカデミー賞を受賞している。

エピソード

ファンタジア

魔法使いの弟子』のセグメントで、イェン・シッドの弟子として登場。指揮者のレオポルド・ストコフスキーと握手する場面もある。

ファン・アンド・ファンシー・フリー

ミッキーと豆の木』では、ドナルド、グーフィーとともに豆の木を登って巨人のウィリーと戦う貧しい農民を演じた。

ミッキーのクリスマスキャロル

スクルージ(スクルージ・マクダック)の貧しい使用人であるボブ・クラチットを演じ、ミニーと夫婦役での共演を果たした。

本作の場面は『ウェイン&ラニー クリスマスを守れ!』でウェインが仕事をサボってみているテレビ番組にも映っている。

ミッキーの王子と少年

ミッキーは貧しい少年と自由に憧れる王子の一人二役を演じる。

グーフィー・ムービー ホリデーは最高!!

グーフィーの初主演映画では、「涙のドライブ」のミュージカル・シーンにドナルドダックとともにカメオ出演。ワンフレーズ歌唱にも参加している。

終盤のパワーラインのライブシーンの観客にも紛れている。

ミッキーのクリスマスの贈りもの

第3話「ミッキーとミニーの賢者の贈り物」に登場。ミッキーはミニーの持っている時計にピッタリのチェーンをプレゼントしようとするがお金が足りない。ミッキーはクレイジー・ピートのツリー・ショップ*で一生懸命働くが、オーナーのピートの悪徳商売に異を唱え、追い出されてしまう。ミッキーは消防署のチャリティを手伝い、自分の大事なハーモニカを売ればミニーへのプレゼントを購入できることに気づく。何とかプレゼントを買ったミッキーだが、ミニーも同じく自分の大事な時計を売ってミッキーにプレゼントを買っていた。二人はお互いの気持を喜び、幸せなクリスマスを過ごすのだった。

映画のフィナーレでは仲間たちと合唱する。

ミッキー、ドナルド、グーフィーの三銃士

デビュー75周年記念作品にあたる本作では、ドナルド、グーフィーと共に本物の銃士を目指す落ちこぼれに扮し、ピート隊長と対決。ミニーとのロマンスも演じた。

ポップアップミッキー すてきなクリスマス*


ミッキーマウスのワンダフル・ウィンター

第1話では天気職人に扮する。第2話ではドナルド、グーフィーとともにロッジに閉じ込められる災難に遭う。第3話ではミニーとともにスケートで人々を楽しませる。

ミッキーマウスのワンダフル・スプリング

第1話では植物に扮したミッキーが仲間たちと音楽を演奏する。第2話では春を楽しむミッキーとミニーが騒動を巻き起こす。第3話では物を捨てられないミッキーのゴミがモンスターと化してしまう。

ミッキーマウスのワンダフル・サマー


ミッキーマウスのワンダフル・オータム

ミッキーが行方不明の先祖カルペッパー・J・マウスから屋敷を相続したため、管理のためにミッキー、ミニー、ドナルド、デイジー、グーフィーは現地へ向かう。近くの村の収穫祭でカルペッパーが厄介者であることを知った一行は、立派なカボチャとメイプルシロップを作って見返そうとするが肥料やりがエスカレートし、巨大なカボチャのモンスターを生み出してしまう。ミッキーも肥料で巨大化しモンスターを倒して村のヒーローとなった。

ワンス・アポン・ア・スタジオ 100年の思い出

ミッキーの誕生日』の姿で登場。ティンカー・ベルから従業員たちが帰ったことを聞き、ミニーマウスの号令でキャラクターたちの集合写真を撮影する準備を開始する。ミッキーはウォルト・ディズニーの肖像に感傷的に語りかけながらも写真撮影を開始。グーフィーがカメラを壊したことで中止になりかけるが、フェリックスフェアリー・ゴッドマザーヘラクレスらの協力で無事に写真撮影に成功する。

蒸気船シリー

ミッキーの家で『蒸気船ウィリー』を上映していると、フィルム・リールからいたずら好きなモノクロ・ミッキーが大量に飛び出してきて町へ向かってしまう。手を焼くミッキーたちだが、「ミッキーマウス・マーチ*」でモノクロ・ミッキーたちの気を引くことに成功し無事にフィルムに戻すことに成功するのだが…。

その他

ロジャー・ラビット』(1988年)でワーナー・ブラザース*バッグス・バニー*とアメリカのアニメ界における2大スターの共演が実現した。スピンオフにもカメオ出演しており、『キャンプは楽しい』では病院にミッキーの頭蓋骨の絵が飾られている。『ローラー・コースター・ラビット』では、ダーツの屋台の景品としてミッキーのぬいぐるみが登場する。『キャンプは楽しい』では、ロジャー・ラビット*が吐き出すハチの中にミッキーの姿をしたものが紛れている。

また、『The Muppets at Walt Disney World*』(1990年)ではカーミット*と共演した。

ビアンカの大冒険』では、救助救援教会の壁にミッキーの腕時計がかけられており、『オリバー ニューヨーク子猫ものがたり』では、フェイギンがミッキーの腕時計をしている。

リトル・マーメイド』では、冒頭のトリトンの登場シーンの観客にミッキー、ドナルド、グーフィーの3人が紛れている。

グーフィー・ムービー ホリデーは最高!!』では、挿入歌『涙のドライヴ*』の途中でドナルドとともに登場。「ねぇ、カリフォルニアまで乗せてって」という歌詞も担当。クライマックスのパワーラインのコンサートのシーンにも観客として紛れている。

Teacher's Pet: The Movie*』では、エンド・クレジットにカメオ出演。

ライオン・キング3 ハクナ・マタタ』では映画館にやってくる。

Prep & Landing: Naughty vs. Nice』では、グレース・グッドウィンの家にミッキーの人形がある。

シュガー・ラッシュ』では、ミッキーのアートワークが登場。

シュガー・ラッシュ:オンライン』では、「Oh My Disney」の巨大なソーサラー・ハットの頂上にミッキーがいる。

ディズニー100周年記念作品『ウィッシュ』に登場するスターはミッキーから着想を得たキャラクターであり、初期のミッキーのようないたずらっぽさと表情豊かな動きが特徴。『ミッキーの大演奏会』や『ミッキーの夢物語』の彼の豊かな表情がスターに引用されている。顔がハート型に縁取られているのもミッキーのデザインを参考としている。また、ミッキーもエンド・クレジットに登場する。

その他TVシリーズへのカメオ出演もある。

ゲーム

ミッキーはゲーム&ウオッチ*版『ミッキーマウス』を筆頭に、数多くのゲームに出演している。ミッキーのアクションゲームは『ミッキーマウス 不思議の国の大冒険』、『ミッキーマニア』、『ミッキーのマジカルアドベンチャー』三部作、『アイラブミッキーマウス ふしぎのお城大冒険』など日本*で高い人気を誇るものも多い。

ディズニー エピックミッキー ミッキーマウスと魔法の筆』のシリーズでも主演を務める。オズワルドと共演を果たしている。

Kinect: ディズニーランド・アドベンチャーズ』では、グリーティングキャラクターとして登場。

ディズニー ツイステッドワンダーランド

オンボロ寮の鏡の中に出現し、ユウとコミュニケーションを図っていく。

ディズニー スピードストーム*

通常のミッキーマウスと、全身モノクロの蒸気船ミッキーの2種類のレーサーが登場する。

ミッキーマウスは、2022年6月8日に開始したクローズドβ版から登場する「ミッキー&フレンズ」のレーサー。タイプはスピードスターで、レアリティは「コモン」。所有スキルは「ラッシュ」「ショット」「ボム」「シールド」。そのうち「ラッシュ」と「ショット」はレーサーがスターアップすると強化される。

ユニークスキル「トレイルブレイザー」の効果は下表の通り。専用クルー「プルート」によって強化することができる。

ノーマル 一定時間、速度ブーストを発動し、音符の軌跡を残す。
これに接触したライバルもスピードアップする。
チャージ 一定時間、速度ブーストを発動して無敵となり、音符の軌跡を残す。
これに接触したライバルもスピードアップ&無敵化する。

蒸気船ミッキーは、2023年6月13日に開始したシーズン2から登場する「ミッキー&フレンズ」のレーサー。タイプはディフェンダーで、レアリティは「エピック」。レーサー名は「蒸気船ミッキー」。所有スキルは「シールド」「ショット」「ハック」「ラッシュ」。そのうち「シールド」と「ラッシュ」はレーサーがスターアップすると強化される。

ユニークスキル「ハッピーウィスリング」の効果は下表の通り。専用クルー「キャロライン・カウ*」によって強化することができる。

ノーマル ミッキーが有名なメロディを口笛で吹くと、前方のレーサー全員に音符が出現する。
その音符に触れたドライバーに対して一定時間、速度ブーストを与える。
チャージ ミッキーが一定時間、カートを蒸気船に変えて無敵状態になり、背後に煙と水の軌跡を残す。
軌跡に触れたライバルは一時、視界がぼやけ、カートのコントロールを失う。
ライバルが1体影響を受けるたびにミッキーのブーストゲージが補完される。

Disney ミラー・ウォリアーズ

ミラーバースの魔力の源である星の鏡の守護者として登場。

キャッチフレーズは「星の魔法使い」の支援系キャラクター。時間経過や味方が必殺技を使うたびに星チャージを獲得し、星チャージの数に応じて必殺技に気絶効果やライフ回復を付与する。星チャージが多く貯まると、相手の攻撃を弾き返すミラーシールドバフが付与される。

  • アビリティ
コア・アビリティ 星エネルギー
必殺技 宇宙コマンド
特殊アビリティ ミラーマスター

  • スキル
レベル12 基本級スキル 星の忍耐
レベル15 基本級スキル 生まれ持った強さ
レベル20 上級スキル 強化された防護
レベル20 上級スキル 光の集中
レベル25 上級スキル カスケードの力
レベル30 エリート級スキル 星の恩恵

チュートリアルで単身星の鏡を守っているところに加勢してきたラプンツェルに援護され、新しい仲間としてアリエルヘラクレスムーランのいずれかを召喚する。

チャプター1では、ラプンツェルの家がある森のかわいいアヒルの子が虚像に襲撃され、二人は救援へ向かう。ミッキーはラプンツェルとジャック・スパロウから虚像がスタークリスタルを探していることを突き止めた一行はミッキーにそれを報告する。

チャプター2では、虚像の親玉マレフィセントを追うラプンツェルとジャックを援護するためにジェームズ・P・サリバンを派遣した。ラプンツェル、ジャック、サリーはマレフィセントとジャファーが手を組み作り上げた新たな虚像に襲われるが退けることに成功。ミッキーはマレフィセントがその隙にミラー・クレーター*へ逃げ込んだことを伝える。

チャプター3では、星の鏡を守りながら、ミラー・クレーター*へ向かったラプンツェル、ジャック、サリー、ベルと合流しマレフィセントの虚像に勝利する。マレフィセントの目的は守護者たちの実力を試すことで、彼女は彼らの力を認めて仲間になることを宣言する。疑うラプンツェルたちだが、ミッキーは虚像の情報が得られるかもしれないからとマレフィセントの提案を受け入れる。

チャプター6では、かわいいアヒルの子でくつろぐラプンツェル、ベル、マレフィセント、ウギー・ブギーのもとを虚像が襲撃してきた。ミッキーは森の中でエレメントの力が増大していることを警告する。ミッキーはイアン・ライトフット*に星の鏡の護衛を依頼し、エレメントの力を追う。この森で虚像を作っていたハデスのもとからも虚像の鏡は消失していた。ハデスは虚像を差し向けている隙に逃亡。虚像を退けた一行はイアンからの情報を得て次なる虚像が待つアグラバーへと向かう。

ディズニー ドリームライトバレー

ドリームライトバレーが忘却の魔法に見舞われた時、自宅のあるプラザに取り残されていた。明るく振る舞いながらも離れ離れになったミニーマウスのことを想っている。

友情クエストを進めていくと、ミニーが記憶と肉体を失い村を彷徨っていることが判明する。ミニーの肉体を具現化した後も、自分のことを思い出してもらおうと奮闘する。

友情クエスト 出現条件 特別報酬
ミッキーのお手伝い
ミニーが恋しい Lv.3
リボンの影 Lv.6
記憶の拡大 Lv.8、勇気の森 ミニーマウス
秘密の扉 Lv.10、太陽の台地 秘密の部屋

KH

ディズニーキャッスルの王様であり、キーブレードの使い手として登場する。

キングダム ハーツ

様々な世界がハートレスの襲撃により世界の心*を奪われて消滅したという異変に気づき、闇の扉が開いてしまった場合に、光の世界と闇の世界の両側からキーブレードを使って閉じる必要があると考えていた。ミッキーはドナルドダックグーフィーに、光の世界のキーブレードを持つ者と同行するように命じ、自身は闇の世界のキーブレードを探しに向かった。キーブレードを発見したミッキーはアンセムに憑依されて闇の世界に堕ちたリクと出会った。

アンセムを倒した光の世界のキーブレードの勇者ソラ、ドナルド、グーフィーだが闇の扉はすでに開いてしまった。そこへミッキーとリクが現れ、両側から闇の扉を閉じることに成功する。

『KH』シリーズ第1作となる本作では、「ミッキーの出番はワンシーンのみ、人混みで手を振っているくらいの役なら」というディズニー側の厳しい制約があり、それを踏まえてスクウェア側がいかに格好良くミッキーを登場させるかと考えた結果このような最後の登場シーンとなった。本作の成功から、次回作からはミッキーの出番を増やすことができるようになった。

テーマパーク

ミッキーマウス・レビュー」では、指揮者を務めた。

NHK紅白歌合戦出場履歴

第45回(1994年) ワンマンズ・ドリーム*
第49回(1998年) ミッキーマウス・マーチ*小さな世界
第51回(2000年) シング・シング・シング*ミッキーマウス・マーチ*
第62回(2011年) 星に願いを小さな世界
第63回(2012年) ミッキーマウス・マーチ*ジッパ・ディー・ドゥー・ダー
第66回(2015年) 星に願いを
第71回(2020年) 星に願いを小さな世界
第73回(2022年) ジャンボリミッキー!*君の願いが世界を輝かす*
第74回(2023年) 小さな世界

書籍

アメリカではミッキーたちのコミックシリーズが展開されており、彼らの出自や親戚の存在が多数明らかになっている。

ミッキーとミニー自体は孤児である。ミッキーにはモーティー*フェルディ*という2人の甥がいる。彼らの初登場は1932年のコミックである。この作品では2人の母親が登場し、ミッキーにミセス・フィールドマウス*と呼ばれている。彼女はミッキーの姉ではないため、矛盾が生じている。2人がミッキーの甥、と設定されていないのはこの作品のみであるため、後に設定が変更されたと見るのが妥当である。

ミッキーの祖先を追っていくと、最も古いのは曾祖父母の曾祖父母であるナサニエル・ジョン*ペイシェンス・プレシア*夫妻である。2人には子供がおり、1754年9月30日生まれのジョナサン・トビアス・マウス*という。1943年に登場したジョナサンはレクトロ・ボックス*というタイムマシンでミッキーのもとにやってきたマウスであり、グーフィーと面識がある。

1946年にはミッキーの曾祖父アルバーマール・マウス*。自称探検家・アメリカ先住民の戦士・捕鯨船員・牛泥棒…となんでもやるらしいマウス。その正体は億万長者であった。

1944年に登場した大叔父のマクシミリアン・マウス*は探偵である。恐ろしい顔をしていてミッキー曰く「一族の厄介者」である。

1953年にはミッキーと最も近い親族マックスウェル・マウス*が登場し、ミッキーにゴリラを送った。

1941年、富裕層のお嬢様ミリセント・ヴァン・ギルトマウス*がミニーの恋のライバルとしてミッキーをめぐるキャラクターとして登場。その正体は、ミッキーの都会に住むいとこ・マデレン*であった。

おじは他に、ブーマー・マウス*、遺跡の発掘作業に連れて行ってくれたマンリー・マウス*フランス*最高のコックルイ・マウス*、スコットランドの城に住むマードック・マックマウス*、アラスカの荒野に住むマクラク・マウス*がいる。

ミッキーをだます怠け者のいとこのムーチャー・マウス*、イスラム教国の君主ベン・アリ・マウス*、オーストラリアの牧場主ディガー・マウス*、南アフリカの農園主マーティ・マウス*がいる。

登場作品

1920年代

1928年
プレーン・クレイジー 初めて制作された作品
ギャロッピン・ガウチョ
バーン・ダンス
蒸気船ウィリー 初めて公開された作品 


1930年代










1939年
ミッキーの愛犬
ミッキーのビックリパーティー* ナビスコのCM映画
ミッキーの猟は楽し この作品からミッキーが現在のデザインになった
ミッキーのスタンダード・パレード* スタンダード石油のCM

1940年代





1944年
三人の騎士(カメオ出演)


1947年
ミッキーと豆の木 ファン・アンド・ファンシーフリー*の一編
ミッキーのダンスパーティ 5年ぶりのミッキーマウス・シリーズ



1950年代

1950年
ドナルドはデイジーに首ったけ(カメオ出演)





1970年代

1971年
ミッキーマウス・レビュー ※マジック・キングダム



1980年代



1983年
ミッキーのクリスマスキャロル 30年ぶりのスクリーン復帰
Sorcerer's Apprentice




1989年
Back to Never Land(実写)
おなかが大変!(カメオ出演)
ミッキーマウス (GB)
リトル・マーメイド(カメオ出演)

1990年代









2000年代











2010年代









2018年
Disney Heroes: Battle Mode ※ver1.5:2018年10月追加
シュガー・ラッシュ:オンライン(カメオ出演)


2020年代





デビュー作である『蒸気船ウィリー』では、ミッキー、ミニー、オウムの3匹(ピートには台詞がなかった)の掛け声をウォルト・ディズニーが担当していた。その後、ミッキーが台詞を発することが決まり、適任者を探し始めたが、なかなか見つからず、「違う、もっとこんな感じだ」と指示を出しているうちに「じゃあ、ウォルト。君がやればいいじゃないか」と言われたので、その後も演じ続けることとなった。裏声でミッキーを演じてきたが、多忙になるにつれて、代役が必要と考えるようになっていた。

1947年、ウォルトは映画で数々の効果音を担当した優秀なサウンドエフェクトデザイナー、ジミー・マクドナルドを訪れると「ミッキーの声をできる?」と尋ねた。実演したジミーの出来に満足したウォルトは、ジミーに2代目ミッキーマウスを託した。

その後、1955年のテレビ番組『ディズニーランド』の収録スタジオを訪れたウォルトが「私だってミッキーの声をやれるんだからな」と言い、一部のみミッキーの声を担当した。しかし、ヘビースモーカーとなったためか、当時のような高い声を出すことはできなかった。これがウォルトがミッキーの声をあてた最後のケースであり、テレビでも放送された。

1977年、70代になり、思うように裏声が出なくなったジミーから、3代目のウェイン・オルウィンに交代する。ウェインはジミー本人から直接アドバイスを受けた。ウェインがディズニーに入社したきっかけは、父親がディズニーの音楽部門の長ボブ・ジャックマンと知り合いであったためである。ウェインは、ボブがグーフィーの代役を担当していたこともあり、「グーフィーがミッキーを雇ったんだ」と話している。

2009年、ウェインが急逝してしまったため(在職中の死去は彼のみ)、4代目のブレット・アイワンに交代した。ポール・ルーディッシュ*によるシリーズ(『ミッキーマウス!』『ミッキーとミニーのランナウェイ・レイルウェイ』『ミッキーマウスのワンダフルワールド』など)と『ワンス・アポン・ア・スタジオ 100年の思い出』ではクリス・ディアマントポロスが演じている。


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最終更新:2024年03月28日 14:36