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プレジャー・アイランド

名前:Pleasure Island
ロケーション:『ピノキオ』(1940年)

概要

イタリア*付近にある、子供向けの遊園地を有している島。島全体が呪われており、幼い悪童をロバに変える力を持っている。どうやら違法な場所であるらしい。

オーナーのコーチマンが各地から悪い子供たちを集め、ここでロバに姿を変えてから奴隷として売り飛ばしている。

悪い子供たちが喜ぶ娯楽である喫煙、飲酒、喧嘩、破壊行為が認められており、酒やたばこも無料で配布されている。両親や警察が介入することもないため、彼らにとっては楽園である。

しかし、悪事を働く彼らが島で遊んでいると、次第にロバの耳やしっぽが生えてきてしまい、笑い声がロバの鳴き声に変わり、終いには全身がロバの姿となり、言葉も喋れなくなってしまう。四足歩行のロバとなり服を脱がされると、普通のロバの子供と見分けがつかなくなってしまう。売り飛ばされたロバの働き口としては、塩田やサーカスなどがある。

基本データ

利用者


登場作品

エピソード


ゲーム


テーマパーク


エピソード

ピノキオ

ストロンボリキャラバンから脱出したピノキオは今度こそ良い子になろうと決意するが、再びJ・ワシントン・ファウルフェローギデオンの誘惑にかかり、プレジャー・アイランドへ向かう。

そこで悪童のランプウィックと仲良くなったピノキオは、ジミニー・クリケットの忠告を無視して酒やたばこに興じる。やがてランピーがロバに姿を変え、ピノキオにもロバの耳が生えてしまう。この島の呪いに気付いたジミニーはピノキオを連れて命からがら島から脱出する。

ゲーム

ワールド「プランクスターズ・パラダイス*」内に登場する。

映画でもおなじみの遊園地の場面のほか、サーカスのテントやからくりテントなど映画には登場しなかったエリアも冒険することができる。

テーマパーク

アトラクション「ピノキオの冒険旅行」に登場する。

ファンタジーランドには、お菓子を扱うショップ「プレジャーアイランド・キャンディーズ」が存在する。

ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートにある最大規模のショッピング&グルメスポットの名前は「ダウンタウン・ディズニー・プレジャー・アイランド*」である。

その他

プレジャー・アイランドにはレオナルド・ダ・ヴィンチ*の代表作『モナリザ*』が破壊された状態で登場する。その様子はアトラクション「ピノキオの冒険旅行」でも再現されている。

『ピノキオ』の設定は19世紀後半のイタリアという設定だが、ピノキオが島でプレイしているビリヤードのエイトボール・プールは20世紀初頭に登場してゲームである。

島の中にあるカルーセルは馬ではなくロバの形をしており、子どもたちの未来を暗示しているようにも見える。

タグ:

ロケーション
最終更新:2022年04月04日 00:03