「Returning」 あの日ボクは開きかけた扉を閉じて逃げた 手の中の幸せさえ 無駄だと投げ捨てた その先にはたった一人 今までのボクは居ないから 意味など無い、消えてしまえと・・・ そして夢を捨ててボクは今大人になっていた 痛みを忘れるために冷めた目で見ていた だけどボクは生きている 長い夜が明けて モノクロの視界の中に色彩が甦った 視線を前に向けてゆっくりまた進もう 繋いだ手が解け一人になっても どこかでまだ見ぬ誰かと出会って 知らない世界へ行けるさ だからボクはまた立ち上がるよ 何度も何度でも 同じ空の下でまた違う夢を見ている そしてボクはここで君に歌を歌う 小さな光を込めたこの想い君に届け・・・