東国人


(絵:津軽さん)
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要点

東洋風の服装・東洋風の人材・黒い髪

周辺環境

四季・入り組んだ地形・稲作・紙と木でできた家・火山

評価

体格 筋力 耐久力 外見 敏捷 器用 感覚 知識 幸運 装甲 白兵 近距離 中距離 遠距離
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リアルデータ

体格 筋力 耐久力 外見 敏捷 器用 感覚 知識 幸運 装甲 白兵 近距離 中距離 遠距離
1 1 1 1 1 1.5 1.5 1 1

  • なし

特殊

  • 東国人は一人につきターン開始時に燃料1万tが増加する代わりに資源1万tを消費する。
  • 東国人は一般行為判定を伴うイベントに出るたびに食料1万tを消費する。

次のアイドレス

高位東国人
  • 職業
犬妖精・剣士・理力使い・忍者・サイボーグ・ドラッカー
  • 施設
観光地・寮・食糧生産地
  • 絶技
国歌



都築藩国及び藩国に住む東国人概要

わんわん帝國東部に位置する都築藩国は、傍から見ればそれはもうド田舎である。
国民はほとんどが黒髪、黄色の肌であり、服は古くからの伝統を保ちつつも、最近では若者向けのデザインのものも流通しているようだ。
人口はそれほど多くなく、主な産業は農業・水産業であり、南部にある山岳地の一部では林業も営まれている。
四季の流れに乗り、春を歌い、夏を遊び、秋を喜び、冬を篭る、そういう国である。

●環境について
都築藩国の国土は北部を海に面し、南部は山岳が迫っている。中央部には平野が広がり、そのほとんどが田畑である。
北部の海は冬場になれば大シケとなりやすいが、それを補うほどの豊富な海産物に恵まれる良き海である。
南部山岳地帯は東部が植林地帯、西部が古生林となっており、土地勘の無い者にとっては些か迷いやすいために観光客などは注意が必要となる。また、国境には休火山である守人山があり、中腹には温泉が湧いている。
中部平野は広く田園地帯であり、北部海岸には防砂林、南部山岳地帯との間には広葉樹の鬱蒼とした林が広がっている。
このように都築藩国領土は多岐に渡る地形があるのである。

●文化について
都築藩国の国是は「良き脇役となれ、良き介添え人となれ」である。これは互助の意味を多分に含み、農業主体の小国ゆえでもあるのだが、道行く人が知らずとも挨拶するくらいの心のゆとりと繋がりがある。
春には「田打ち祭」、夏には「灯篭流し」、秋には「米祭り」、冬には「精霊祭」など、隙あらば祭りをやろうというような気持ちが国民にはあったりするのである。その折々に出される名産品の数々は筆舌に尽くしがたいほど美味く、そのために俺は私は一年頑張ってきたんだと誰もが豪語するほどである。
また、国の名士の中には屋敷の内に大きな庭園を持つ者もおり、季節によって開放されることもあるという。

●産業について
前述しているが、第1次産業を主としており、特に稲作に力をいれている。都築藩国は小国であるが歴史は長く、古来より稲作を行ってきており、農法の蓄積は長きに渡っているのである。規模としては「都築藩国の30%は田んぼでできています」というどこぞの判定があるほどであり、秋風に揺れる黄金の稲穂は絶景である。近年では旧来の農法に加え、農業センターで開発された新しい技術が導入されており、特に昨今の戦時下の中では「ワシらの米でわんわんを盛り立てようじゃないか」という国民の声も上がるなど、更なる豊作に国をあげて努力しているのである。
北部に面している海では漁業も行われており、早朝の漁港は活気に満ち溢れ、早起きしてきた藩国の人々でごった返すのが常である。また、南部山岳地帯の一部は林業地区とされており、これまで行われてきた杉材の一辺倒な植林から、広葉樹植樹による山地荒廃の改善や、山の幸を取り戻そう運動などが行われている。最近では秋季に栗やキノコなどが徐々に昔のようにたくさん取れ始め、新たな藩国の名物となりそうである。

●政庁について
都築藩国の政庁は、総務部・財務部・国民環境部・農林水産部・商工観光部・危機対応局の4部1局が存在している。
  • 総務部
主に国政の企画統括や、財政管理などを担当しており、藩王が長となって稼動している部署である。近年では、アプローの涙事件の際から天領管轄となっていた藩国の再建立国に向けて絶賛休日返上で職員一同気張っている。
  • 財務部
財務部では吏族を中心として都築藩国の財政状況についての把握および今後の方針について策定を行う部署である。現在は戦時下であるためか、いろいろと頭を悩ませているようである。
  • 国民環境部
国民環境部は国民登録の統括や福祉環境の整備などを統括している部署である。最近は「絶賛国民募集中!」と部署の入り口には横断幕が掲げられており、なにやらいろいろと画策しているようである。また、福祉環境の整備業務については農村ゆえの高齢化に対して早くから対応しており、爺さん婆さんとの雑談を主体として、現場主義での即時対応を心がけている。
  • 農林水産部・商工観光部
農林水産部は主な産業の統括、商工観光部は商業および観光についての統括を行う部署である。
農林水産部では藩国中央の田園地帯に農業センターを構えており、古来と現代の農法の融合において近年目覚しい成果を上げている。
商工観光部では、藩国に点在する町村にある店の経営指南であったり、祭事の企画運営などを行っている。祭事においてはアイドレス「非時の司」「稲荷の司」による神楽なども行われており、平時においては彼らは商工観光部の職員であったりするのである。
最近ではこの二部が協力し、豊かな自然と名産品を売りに観光業に力を入れようともしているようである。ちなみに、都築藩国の米と豊富な水源によって作られる酒を新たな名産品にしようと藩王が目論んでいるらしく、藩王好みの強い酒から、女性に好まれる芳醇で飲みやすい果実酒まで、裏でなんかいろいろ画策しているようである。
  • 危機対応局
警務・消防および国防を統括するのが危機対応局である。
同局警務・消防課では各町村にある自警団の統率をしており、犯罪行為(といっても殺人など無いので悪がきの悪戯や万引きが主な対象である)の取り締まり、消火救急活動を行っている。
同局国防課では戦時下である現在最も働いている部署といっても過言ではなく、国民環境部との連携によるアイドレス着用者の管理、南部山岳に設けられている兵器庫と兵舎の管理などを行っている。

(文:都築つらね)






最終更新:2007年04月30日 13:28
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