『いのち』の緒
人間を含む脊椎動物や
神獣、
妖精は本来
胎界の存在であり、
生成世界には一時的に存在しているに過ぎない。
そのため寿命や怪我、病気によって肉体が生命活動を停止すると、
『いのち』の緒が切れ(=ビザが失効し)、生成世界への滞在権を失い、
生まれ故郷の胎界(例えば人間なら
天界)へ強制送還される。
植物・細菌・昆虫などの無脊椎動物は
ソロモンヘイムこそが生まれ故郷であり、
死後もソロモンヘイムの一部となるため『いのち』の緒は存在しない。
ロックヘイムではすべての生き物が死後
ネプリに躰化しロックヘイムに留まり、
胎界に還ることがないため『いのち』の緒は存在しない。
肉体胎界化級の
不老不死者は自身の肉体=還るべき胎界であるため『いのち』の緒は存在しない。