司神・神獣・精獣

『司神』

司神(ししん)とは、人間の『たましい』が持つ『たましいの扉』を通じて生成世界を変成させる「ちから」の源となる神々である。
作中世界においてその影響力は絶大で、かつての神話で登場した神々に関する「連なる三つの真名」を持つ。

現在確認されている限り47柱存在し、それぞれがひとつずつ「ちから」を司っているが、『こころ』を司るリリスを除いた司神たちはそれぞれ『絶対素数胎界』に気が狂った状態で幽閉されているため、その力を持って生成世界を変成・干渉する方法は以下の手段に限られている。
方法①:胎界主が自身の「たましいの扉」を行使して「ちから」を奮う。
方法②:神獣躰化者を増やす。
方法③:自ら生成世界に直接降臨する。

(リリスを除いて)彼らの気が狂って幽閉されるに至った顛末については諸説ある(『神』によって封じられた、自分たちで協議して選んだ、もともと自我などなかった、など)が、唯一それを知っていそうなリリスの記憶がソロモンによって奪われているため、真相は謎のままである。
ソロモンの作った「タロットカード」は彼らのもつ力と真名を解明する鍵になるとされている。


『神獣』

神獣は司神の子供、およびその影響を受けた存在。
たましい」こそ持たないものの、限定的ではあるが自身の母体である司神の「ちから」を行使することができ、これをもって生成世界に干渉している。

各司神に4体ずついる特に強力な実子は『四大神獣』と呼ばれ、通常の神獣よりも強い「ちから」と影響力を持つ。
また躰化率の高い躰化者も後天的に神獣化することができるらしいが、その際は自身の「たましい」の力とは別に誓約した司神の力を使うことができるらしい。(ただし、強固な「たましい」と肉体が必要な模様)
なお、一部の特殊な神獣を除き、寿命が存在するため、悪魔たちはその解決方法をさがしている。

『精獣』

狭義には魔法則師に召喚されるシルフ等のいわゆる精霊を意味する。
広義では四大魔王の精を育てたインプ、闇の胎界からやって来たバンシーやオルク、人面創といった妖魔を含む。
魔法則で召喚される精獣達は、属する元素、系統に共通した特徴的な模様を額に持つ。
魔法則師などにより、司神の名において命じられ、胎界より引っぱりだされた精獣は形を授けられて生成世界に実体化される。(期限は長くとも次の朝日が登るまで)
この時、精獣の身体を構成しているのはアカーシャ球体
「下位精獣」「上位精獣」の上に「神獣」が位置する。


司神


アトン=イブ

『いのち』と『生命素(フォイゾン)』をつかさどる司神。
天界の主。
四大司神の一柱で、象徴するタロットカードはXXI『世界』。
+  
おそらく神獣は天肢。
契約すると不死者または治療師となる。

アトゥム・ガイア・リリス

『こころ』と『生気素(プシュケ)』をつかさどる女神。
魔界の主。
四大司神の一柱で、象徴するタロットカードはXXI『世界』。
+  
古代イスラエルでソロモンに負けて、記憶を奪われた。

アポピス=オピオン

『闇』と『影』をつかさどる司神。
象徴するタロットカードはXII『吊された男』
対応するヘブライ文字は「メム」 מ
この司神による躰化の適応は困難で躰化者は珍しい。
「影男」が誓約している司神。闇の妖精達が信奉している。
陪神に「氷」をつかさどる司神がいる模様。

アモン=ゼウス

『統べる力』をつかさどる司神。
象徴するタロットカードはIV『皇帝』
対応するヘブライ文字は「ヘイ」 ה
風の上位精獣(ジン)の主でもある。

イシス=デメテル

『癒す力』をつかさどる司神にしてヌン=アダムの陪神。
レックスが誓約している司神。
誓約者は肉体の時間を止める事ができるが、傷を負った場合の自然治癒を寿命と引き換えに行わなければならない。
戒律は、「代謝でおいつかない傷を負うと魂に体を喰われる。」
+  
からだを司りしヌン=アダムよ
その肢たる神獣石を扉にし
その陪神イシス=デメテルの「癒す力」にて
我が身体から死を退け
「復元」を約束す!

ウプアウト=ヒュプノス

ウェンティゴが誓約していた。誓約の成功が難しい司神。
+  
死の司神オシリス=ハデスの陪神
魔法則では夢の中に入る時にその名がみられる。(人でなしの夢 後編)
司神ウプアウト=ヒュプノスの
名において命じる
まどろみを抱き
その名 ○○○○の
夢の中へ旅立て

オシリス=ハデス

死の司神であり、「死の領域」に属する司神達の長。
象徴するタロットカードはXIII『死神』。
ロックヘイムの数百年前の大災害でエキドナと共に降りてきた司神。
+  
四大神獣はレイス。数百年前の大惨事ではパンヤ上空に居座り、骸者を生み続けた。
死の神獣たちはいくら倒そうともオシリス=ハデスが降りていればその母体から無限に復活できる。
契約者はワイト、スペクター、ガスト。

オヌリス=アレス

ヘッドで躰化者が誓約する一番ポピュラーな司神。
ルーサーが誓約している司神。
誓約者は身体能力を一時的に向上でき、アカーシャ球体にも触れられるようになる強化変躰が可能になる。
ただし、その向上した能力に比例して、効力が切れると動けなくなる。
戒律は、「戦闘以外で命を落とすと魂に体を喰われる。」
+  
第二部表紙では、ルーサー・ナッチェスの前にXI 『力』のタロットが描かれている事と
タロット十一型胎界主ヂヨの能力がルーサーに似ている事から
象徴するタロットカードはXI 『力』であると予想される。

シュウ=ヒュペリオン

光の精獣(ヴィル)の主。

セシャト=ムネモシュネ

『記す力』をつかさどる司神。
象徴するタロットカードはⅡ『女教皇』。

セト=テュポン

『暴れる力』をつかさどる司神。
象徴するタロットカードはXV『悪』。

セフメト=ヘスティア

火の精獣(アゼル、イフリート)の主。

タナトス=アヌビス

ルゥが誓約していた。
+  
死の司神オシリス=ハデスの陪神
象徴するタロットカードはXVIII 『月』。
四大神獣はリュカオン
誓約者は狼男となり身体能力の向上と狼の特徴を得られる。
戒律は、「満月にひとつの命を奪う。」

テュケ

『運』と事の成否を担うアカーシャ球体マナ』をつかさどる女神にしてネメシスの妹。
マナを独占し気に入った者にのみ大量に与えていた女神。また生成世界にマナをばらまいた。
象徴するタロットカードはX 『運命の輪』。

トゥエリス=エキドナ

数百年前にロックヘイムに降臨し、多くの傀獣を生み出す原因となった。

トト=ロック

『ことば』と『原初素(プネウマ)』をつかさどる司神。
象徴するタロットカードはXXI 『世界』。
ロックヘイムの主。
四大司神の一柱。
+...
トト=ロックの四大神獣であるリョースは
生成世界ロックヘイムの管理者で、ヘイムの名もそこからきている。

ヌト=エオス

『調える力』をつかさどる司神。
象徴するタロットカードはXIV『節制』

ヌン=アダム

『からだ』と『生成素(アビュッソス)』をつかさどる司神。
象徴するタロットカードはXXI『世界』。
地獄の主。
四大司神の一柱。
+  
実子である四大神獣の内、二体は地獄七階層に、一体は神獣石となっている。
自身は地獄八階層に封じられている。
魔法則では「崩壊」の時にその名がみられる。
司神ヌン=アダムの
名において命じる

その名
アビュッソスを握る主
○○○○の
指先に集え……

「崩壊」

ネフテュス=ヘカテ

『遮る力』をつかさどる司神。
象徴するタロットカードはXVIII『月』。

+  
死の司神オシリス=ハデスの陪神
四大神獣はヴァンパイア(真祖)。
真祖の血で飲血躰化したものは、リッチヴァンパイアと呼ばれる。
リッチヴァンパイアから感染躰化した場合はノーマルバンパイア、
殺害された場合はスレイブバンパイアへ躰化する。
戒律は恐らく、「朝日を浴びると肉体を太陽(アカーシャ球体)に食われる」

パピ=ポセイドン

『慈しむ力』をつかさどる司神。
象徴するタロットカードはV『教皇』
+  
「いかなる攻撃も優しく逃がしてやり過ごす」ことができるらしい

ペトベ=ネメシス

『罰』と『禁忌』をつかさどる司神にしてテュケの姉。
ネメシスが定めた『タブー』は魔王もその影響下にある。
ネメシスの四大神獣は罰犬。
罰と禁忌を司る
ペトベ=ネメシスの
名において

○○○○が
○○○○に攻撃する事を
禁じる
+  
タロットとヘブライ文字の対応と
罰犬の神獣石に刻まれた文字が kaf に似ていることから
ネメシスの対応するタロットはX 『運命の輪』であると予想される。

マート=テミス

『法則』と『正す力』をつかさどる司神。
象徴するタロットカードはVIII『正義』
指し示すヘブライ文字は「テット」 ט
+  
この司神を降ろすことによって、躰化者の戒律抑制や
ピュアの求める「世界の補正」が可能になるといわれている。


神獣


インキュバス


グレムリン

絶対失敗神獣。
術者が対象にグレムリンを取りつかせることで効力が発動する。
対象は術者・グレムリンに対するあらゆる害(攻撃・罠・マナ・いたずら・計画など)が破綻・失敗する。
ただし偶発的なものに関してはグレムリンの対象外となる(自殺・事故・災害など)
術者自身に取り付かせると、術者のあらゆる行動が失敗する代わりに誰も術者への攻撃を成功させられなくなる。
四大神獣

サッキュバス


死の四大神獣

ロックヘイムにいる。死に関係する司神の四大神獣。以下の三種が登場
+...
死の系列の神獣たちは主神ハデスが降臨している間無敵となる。
力量的にはそこまでの変化があるわけではない(6王になぎ倒される程度)だが、
母体のオシリス=ハデスから無限に復活できる。

レイス

デュラハン、ファントム、デカトン、ドローネの四名。
オシリス=ハデスの四大神獣。デュラハン、デカトンが活動しておりファントム、ドローネはカポックで眠りについている。
死神のような姿をした大柄な神獣で、体から瘴気のようなものを放っており活動するだけで周囲の生物が死んでいく。
それだけでなく対象を指さすことでその相手を殺すことができる。この攻撃はかなり長距離まで届き、天肢のような不滅の存在にも効く。
銀の法則により大抵の神獣は心臓を破壊することで殺すことができるが、レイスは自らの「死」を支配しており自身が「死」を認めない限り細切れにしようが心臓を破壊しようが殺すことは出来ない。
その危険性からロックヘイムでは「レイス」の名前を聞いただけで誰もが震え上がる程恐れられている。

ヴァンパイア(真祖)

レイミア、レムレス、エムプサ、モルモの四名。
ネフテュス=ヘカテの四大神獣。レイミア、レムレスの2体が登場。
フードを被った人間の様な姿をした神獣。ヴァンパイアと同じく生物のフォイゾンを吸う。
爪から衝撃波を放つことができる。

リュカオン

フェンリル、ハティ、スコル、ガルウの四名。
タナトス=アヌビスの四大神獣。ガルウのみが登場。
半人半獣のような姿をしている。頑丈な肉体を持ち、多少傷を負ってもすぐに回復する。

天肢

不死不滅の体を持った命の神獣。手に持つラッパは楽器でなく武器。
管理者リョースの伝言役などにも使われている。
+...
ロックヘイムで、区画の境界にいて骸者の進入を防いでいる。
またソロモンヘイムからの悪魔の進入を防いでいる。
子供のドラゴン程度なら相手ができるが、死の神獣に対しては
無力だった。

ドラゴン

ロックヘイムにいる神獣。大惨事前も大量にいたが大惨事で絶滅寸前と化す。
現在は、以前に産み落とされた卵が隔世で孵化して誕生したりしている。
+...
見た目は可愛らしいが、強力な酸と超音波を駆使し、高速で飛行する。
再生能力も尋常のものではない。
アスの内蔵を食い一度殺すまでに追い詰めた。

ネプリ

ロックヘイムに3本現存する超巨大樹木。
古の四大神獣と呼ばれる。
+...
単一植物生態系の基盤であり国土そのものである、ロックヘイムの要。
4本目は大惨事で死滅し、3本目も半壊状態。
対流圏から成層圏いっぱいまで幹と枝を伸ばしている常緑広葉樹。
ネプリの範囲の9割が人跡未踏、9割が海洋である。
ネプリ樹液の海では、液が肺に入っても空気の代わりに酸素を体内に供給し、溺れることはない。
葉、根、果実、樹液全て食べれる。各部位の含有量は異なるが、必須栄養素がすべてつまっている。
食べると99年間永続的に躰化し抗菌抗ウイルスの効果がある。
戒律も暴走もなく他の司神との2重誓約にもならない。(骸者や生物でないものは拒絶反応を示す『管理者リョース-18』)
ただしその種を食べた場合、強制躰化して99年間木になる(致死状態でも強制的に木になって99年は木として生きる)。(無責任飛行-予選二)

罰犬

司神ネメシスに従い、テュケからマナの恩恵をうけた人間に『タブー』を使って罰を下し、相殺していた犬。
対象者に対して必ず13回の『罰』を下す、なお『罪』事態は発動した時点で1回とみなされるので回避可能。
軽いものは嫌がらせや軽い痛み程度だが、重度のものは死を伴う。
司神ネメシスに仕える四大神獣の1匹。
+  
稀男がマナを使うことを覚えたときに罰を下しに現れた。13回の『罰』に失敗して稀男に敗北。溜めてたマナをマナを使い果たした稀男に吸収される。

登場話数 #12

バハムート

ロックヘイムにいる生成世界最強の神獣。
古の四大神獣と呼ばれる。
+...
つがいでいたが、大惨事によりオスは死に絶えた。全てのドラゴンの親。
+...
山のような巨体を持つ青黒い両生類とティラノサウルスのような姿をした神獣
体液はオリハルコンすら溶かし、放つ空気は一息で生物を殺すほどの猛毒を垂れ流し、
不死身に近い再生能力と耐久力を持つ
+...
とあるものを管理・封印するために悪魔と管理者が改造した神獣であり、
彼らにとって最強最高の金庫であり金庫番。
そのためかこの世の法則限界の力を持ち、絶対の防護措置を盛り込んでいる。

四大魔王

悪魔のTOPの4匹の魔王も神獣。帝王、ルキフグ大主、ベリアル大主、ベール大主。
悪魔と誓約者参照

リヴァイアサン

ロックヘイムにいる生成世界最強の神獣。
古の四大神獣と呼ばれる。
+...
つがいでいたが、大惨事によりオスは死に絶えた。全てのドラゴンの親。

リョース

ロックヘイムを管理する神獣。アールヴ人の主。
司神トト=ロックの四大神獣。
+...
他の四大神獣と違い四体が一つに融合した存在。

エトン

司神セト=テュポンの四大神獣。
+...
タロット・アスが骸者と決着を着ける為に用意した禁呪の要。
ロックヘイムの惑星の軌道上に存在する巨大な物質を触媒として用いる。
司神セト=テュポンの
名において命じる

その肢たる
四大神獣エトン

その名を握る
タロット・アスの
時限召喚に応じ

暴れる力にて

術者もろとも
敵を滅ぼせ


精獣


ティタン

地の上位精獣。
ワンパンでやられた挙句破片で逆に攻撃されたり、卵型ゴーレムにボボファされたり、あまり活躍するシーンが見られない。

初登場:第一部第二十六話無責任飛行 本戦#07

ジン

風の上位精獣。
タロット・アスが好んで使役する。
司神アモン=ゼウスの
名において命じる

その名ジンを握り
大きな人の形を
授ける主
○○○○に
従え……

いでよ
風の上位精獣(ジン)

初登場:第一部第二十話塔の男前編#28

マリッド

水の上位精獣。
他の上位精獣には見られない描写だが、その身から同じ水の下位精獣ケルピを生み出す。

初登場:第二部第十四話生体金庫09#08


イフリート

火の上位精獣。
召喚難易度は高いが、上位精獣の中で最強。
戦闘以外にも、湯祭場など巨大浴場のお湯を沸かす用途にも使われる。
司神セフメト=ヘスティアの
名において命じる

その名イフリートを握り
燃える火の玉の形を
授ける主
○○○○に
従え

初登場:第一部第二十話塔の男後編#08

ガルム

氷の上位精獣。
初期設定では「フェンリル」という名前であったが、リュカオンの長子にその名を奪われる。

ノオル

地の下位精獣。
重力を司り、落下物をそらすことが出来る。
また、召喚者の姿を真似た分身となり、近づいた相手もろとも自爆する能力を持つ。

初登場:第一部第二十話塔の男後編#12

シルフ

風の下位精獣。
最も一般的に使役される精獣のひとつ。
弾丸のような飛行物をそらすことが出来る。
また、背に乗ってい移動したり、荷物を運ぶ用途にも使われる。

初登場:第一部第二十話塔の男前編#09

ケルピ

水の下位精獣。
他の下位精獣には見られない描写だが、同じ水の上位精獣マリッドの体から生まれる。

初登場:第二部第十四話生体金庫09#08

アゼル

火の下位精獣。
戦闘以外にも、塔の男の浴槽の湯を沸かす用途にも使われた。
司神セフメト=ヘスティアの
名において命じる

その名アゼル握り……

燃える火の玉の形を
授ける主…

初登場:第一部第二十話塔の男前編#26

ヴィル

光の下位精獣。
司神シュウ=ヒュペリオンの
名において命じる
その名の通り、放たれると光の速度で相手を貫く。
本来であれば回避することは不可能…
だが、作中では到達地点を予測され、避けられることもしばしば。
光なんて避ける奴らが 変態なのです

初登場:第一部第二十話塔の男後編#13

シェル

闇の下位精獣。

ヨルム

氷の下位精獣。
ハッグが好んで使役する。
氷の性質を見せることは少なく、相手を丸呑みするシーンがよく見受けられる。
シルフ同様、人を背に乗せて運ぶ事が出来る。
氷は闇の下位元素である為か、闇の司神の躰化者である影男の様に、床などに潜り込む様子が描かれている。

初登場:第一部第二十話塔の男後編#07
ツールボックス

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