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俊快速

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shiotaono

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俊快速(しゅんかいそく)は、塩田鉄道関東本線塩田鉄道本線塩田鉄道東北線塩田鉄道甲富線塩田鉄道千葉線塩田鉄道東埼線塩田鉄道東間線を走行する快速列車である。
塩鉄を代表する列車の一つである。


列車情報

先述したように、塩鉄を代表する列車の一つで、少なくとも100km以上走行する長距離列車である。
最高速度は塩鉄最速となる160km/h。表定速度も100km前後であり、さらに自由席は乗車券のみで乗車できるため、非常に人気がある。
しばしば「駿快速」と表記されるが、「俊」には俊足という意味だけでなく、他の快速よりサービスの優れた快速という意味もあるため、「俊」が正しい。
東京駅銚子駅を発着する列車は毎時0分、30分に発車するようになっている。特急列車は15,45分であるため、ダイヤは俊快速を基準としているようだ。
当初は銚子駅を始発駅と定めていたが、1991年に関東本線が開業して以降、始発駅は東京駅に移された。
原則的に俊快速用に製造された車両が使用されるが、近距離列車や通勤時、臨時列車には一般の車両が充当される場合がある。

歴史

  • 1958年4月1日 塩鉄線電化に伴い急行が設定される。銚子~野辺山間4往復/日。
  • 1958年9月1日 鹿島神宮・筑波口・土浦・水海道・川越・甲府・富士宮発着が設定され、1時間に1往復となる。また塩鉄初の15両運用、多層建て列車の運行を開始。
  • 1964年9月13日 成田発着が設定される。
  • 1966年10月1日 東北塩田交通線の急行が設定される。いわき・郡山・福島・仙台~仙台・盛岡・八戸・青森間の運行で、2~3時間に1本。
  • 1970年9月14日 甲富線内で土砂崩れが発生。沼津・富士宮発着が廃止となる。
  • 1973年4月1日 俊快速に改称。
  • 1986年4月1日 東北線延伸により本線運用は銚子~甲府・野辺山間に統一される。新たに銚子~仙台間、甲府~いわき間の俊快速が設定される。
  • 1991年3月12日 関東本線開業により、発着駅の拠点が東京駅に移される。北浦・土浦・水海道発着が設定され、定期列車の野辺山発着が廃止になる。仙台発着が古川まで延伸となる。
  • 1991年3月19日 東京・銚子・いわき・甲府~成田空港間の運用が設定。
  • 1999年9月13日 東間線開業により、銚子・いわき~成田空港間の列車は東間線経由となる。
  • 2005年3月15日 東埼線開業により、東京・甲府~成田空港間の列車は東埼線、葛総線経由となる。
  • 2007年4月1日 首都急線直通列車(銚子・いわき~首都急小金井・首都急市ヶ尾・東鎌倉・三崎口・三浦市役所)、京磐急行電鉄線直通運用(東京・成田空港~水戸)が設定される。
  • 2008年9月14日 銚子~新富士間運行の列車が1往復設定される。五川鉄道線直通運用(銚子・いわき~新大師)が設定される。
  • 2010年4月1日 杜の都線開業に伴い、仙台止まりの列車の一部を秋保温泉まで延長。

列車のパターン

東京駅甲府駅~東北方面

編成

(自=自由席,指=指定席,G=グリーン車)
←古川                東京→
  • 15両編成 古川・仙台・福島・郡山(一部)行き
指-指-指-G-G-自-自-自-自-自+自-自-自-自-自
  • 15両編成 郡山(一部)・いわき・水戸行き
自-自-自-G-G-自-自-自-自-自+自-自-自-自-自

停車駅

停車駅 1 2 3 4 5 6 備考
甲府駅
石和駅
日下部駅
塩山駅
大月駅
青梅駅
川越駅
羽田空港駅 多客期のみ
羽田空港国際線ターミナル駅 多客期のみ
品川駅 多客期のみ
新橋駅 多客期のみ
東京駅
上野駅
大宮駅
伊奈中央駅
古河駅
水海道駅
土浦駅
北浦駅 水戸行きはここより他社線乗り入れ
大洗駅
日立駅
高萩駅
磯原駅
勿来駅
いわき駅
郡山駅
東二本松駅
福島駅
白石駅
仙台駅
三本木駅
古川駅

秋保温泉行き
仙台駅
秋保温泉駅

東京駅より関東本線、本線、東北線を経由し、いわき・郡山・福島・仙台・古川まで、または北浦より京磐急行電鉄線に乗り入れ、水戸までの2系統がある。
東北方面の列車は原則15両編成で運転される。定期便において古川,仙台行きは1,2番を、郡山、福島行きは主に3~4番を、いわき行きは3~5番を使用する。甲府発着便は6で固定されている。
また、京磐急行電鉄線直通の水戸行きは2で固定されている。古川行きの場合仙台か三本木で、水戸行きの場合北浦か水海道で切り離しが行われる場合が多い。
使用車両は721系電車?731系電車?743系電車?773系電車?781系電車?などといった俊快用車両を中心に使用されている。
ただし、いわき、水戸行きなどでは739系電車?などといった一般車両もみられる。
2010年4月1日のダイヤ改正で、仙台で切り離しが行われる5両編成の列車が秋保温泉まで延長運転になった。
当初は古川行きの俊快速を「古河行き」と勘違いして乗車する人が多かったため、誤乗防止として、水海道までは「仙台方面 古川」と表示される。
水海道からは「古川」と行き先のみ表示される。ただ、駅での案内は茨城県内まで「仙台方面 古川」と案内される。

銚子駅発着

編成

(自=自由席,指=指定席,G=グリーン車)
←銚子                甲府→
  • 15両編成
自-自-自-G-G-自-自-自-自-自+自-自-自-自-自

停車駅

停車駅 1 2 3 備考
銚子駅
鹿島神宮駅
北浦駅
土浦駅
水海道駅
古河駅
伊奈中央駅
川越駅
青梅駅
大月駅
塩山駅
日下部駅
石和駅
甲府駅
韮崎駅 多客期のみ
長坂駅 多客期のみ
小淵沢駅 多客期のみ
八ヶ岳泉郷駅 多客期のみ
清里駅 多客期のみ
野辺山駅 多客期のみ
大宮駅
上野駅
東京駅
新橋駅
品川駅
羽田空港国際線ターミナル駅 多客期のみ
羽田空港駅 多客期のみ
鰍沢口駅
久遠寺駅 祭事の日に限り停車
身延駅
富士駅
新富士駅

銚子駅より本線を走行し甲府まで、多客期には野辺山までの系統(1)、甲府駅より甲富線に乗り入れ新富士に至る系統(2)、伊奈中央駅より関東本線に乗り入れ、東京駅(多客期は羽田空港)まで、
品川駅より五川鉄道線に乗り入れ新大師までと、大宮駅より首都急行中武線に乗り入れ三浦市役所までの系統(3)がある。
原則15両編成で運転されるが、平日日中などでは付属編成を連結しない10両編成で運転する場合がある。
銚子側の起点は銚子駅が基本であるが、北浦、土浦、水海道発着も存在する。
使用車両は721系電車?731系電車?743系電車?773系電車?781系電車?などといった俊快用車両や739系電車?などといった一般車両、
(3)に至っては直通先である五川鉄道線のG400形、首都急行線のC-07系で運転される列車もある。

東京駅~甲府方面

編成

(自=自由席,指=指定席,G=グリーン車)
←東京                甲府→
  • 15両編成
自-自-自-G-G-自-自-自-自-自+自-自-自-自-自

停車駅

停車駅 1 2 備考
羽田空港駅 多客期のみ
羽田空港国際線ターミナル駅 多客期のみ
品川駅 多客期のみ
新橋駅 多客期のみ
東京駅
上野駅
大宮駅
川越駅
飯能駅
青梅駅
奥多摩駅
大月駅
塩山駅
日下部駅
石和駅
甲府駅
韮崎駅 多客期のみ
長坂駅 多客期のみ
小淵沢駅 多客期のみ
八ヶ岳泉郷駅 多客期のみ
清里駅 多客期のみ
野辺山駅 多客期のみ

東京駅を起点とし、甲府駅を終点とする系統。定期列車の停車駅は(基)で固定されているが、臨時列車になると、飯能駅に停車する列車(3)、奥多摩駅に停車し、日下部駅を通過する列車、奥多摩、日下部駅の両方に停車する列車や、両方を通過する列車(2)のパターンも運転される。
原則15両編成で運転されるが、平日日中などでは付属編成を連結しない10両編成で運転する場合がある。
車両は水海道区南甲府区の車両が使用され、俊快速用車や一般車などさまざまな車両が使用される。

成田空港駅発着(成田ウィングライン経由空港俊快)

編成

(自=自由席,指=指定席,G=グリーン車)
  • 15両編成
自-自-自-G-G-自-自-自-自-自+自-自-自-自-自

停車駅

停車駅 1 2 備考
甲府駅
石和駅
日下部駅
塩山駅
大月駅
青梅駅
川越駅
大宮駅
羽田空港駅 多客期のみ
羽田空港国際線ターミナル駅 多客期のみ
品川駅 多客期のみ
新橋駅 多客期のみ
東京駅
上野駅
浦和美園駅 サッカー国際試合開催時のみ
越谷駅
柏駅
千葉ニュータウン中央駅
成田駅
新成田駅
空港第2ビル駅
成田空港駅

成田空港を発着する列車には「空港俊快」という別名がある。
起点駅は東京・甲府があり、原則15両編成で運転される。
甲府発着の列車は、大宮駅で羽田空港行きの列車に接続する。

成田空港駅発着(東間線経由空港俊快)

編成

(自=自由席,指=指定席,G=グリーン車)
  • 15両編成
自-自-自-G-G-自-自-自-自-自+自-自-自-自-自
  • 10両編成
自-自-自-G-G-自-自-自-自-自

停車駅

停車駅 備考
郡山駅
いわき駅
勿来駅
磯原駅
高萩駅
日立駅
北浦駅
香取駅
佐原駅
空港第2ビル駅
成田空港駅

いわき・水戸方面から東間線を経由し成田空港まで運行する系統。
水戸駅発着の列車は、水戸~北浦間は京磐急行線を走行する。
いわき発着の基本的な停車駅は、日立、北浦、佐原であるが、その他の駅にも停車するものがある。また、佐原駅を通過する列車も存在する。
水戸発着の列車は10両、いわき発着は10・15両で、少数ながら存在する郡山発着は15両編成である。
また、この系統では2ドアである727系電車?での運行がある。主に水戸発着列車の運用につく。

東北地方内運用

編成

(自=自由席,指=指定席,G=グリーン車)
  • 15両編成(指定席車両は青森発着のみ)
自-自-自-G-G-自-自-自-自-自+自-自-自-自-自
指-指-指-G-G-自-自-自-自-自+自-自-自-自-自
  • 10両編成
自-自-自-G-G-自-自-自-自-自

停車駅

停車駅 1 2 備考
いわき駅
郡山駅
東二本松駅
福島駅
白石駅
仙台駅
三本木駅
古川駅
築館駅
一ノ関駅
平泉駅
水沢駅
江刺駅
北上駅
花巻駅
盛岡駅
二戸駅
八戸駅
十和田市駅
酸ヶ湯駅
青森駅

東北線内のみを走行する系統。青森発着の定期列車の大部分は仙台~青森間で、停車駅も固定である(基)。
一部列車は福島・郡山・いわき駅発着で、仙台発着の列車が停車する一部駅を通過する列車もある(2)。なおこの列車は原則15両で、指定席車両も連結される。
これとは別に盛岡発着もある。いわき・郡山・福島・仙台をもう一つの発着駅とし、停車駅も(基)と同じか、少し多い。
車両は三本木区青森区の車両が使われ、すべてが俊快速用車両で運転される。
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