浅挿し攻城
浅挿し攻城とは
攻城エリアの最も手前のラインで攻城準備状態にするテクニック。
盤面の一番奥まで差し込まなくても攻城は可能であり、できるだけ手前で攻城を開始した方が時間的にお得という話である。
ちなみに、攻城が始まるギリギリのラインにいちいちカードを微調整しなくとも、
カードの角だけ盤面の奥まで指すようにすると浅挿しの判定になるので覚えておこう。
どの兵種でもこのテクニックは有用だが、槍足軽にとっては遅い移動速度を補うだけでなく、
突撃してきた騎馬に対して咄嗟に攻城をキャンセルして迎撃できるというメリットがある。
デメリットとして攻城エリアから敵城に隙間が開くため、統率差があると容易に攻城エリアから弾き出されてしまう。
深さによる城ゲージ削りにそこまで違いはないため状況に応じて切り替えよう
置き槍
置き槍とは
槍足軽は乱戦をすると槍の穂先が消え、騎馬隊の突撃を迎撃できなくなってしまう。
この欠点を補うため、乱戦をしている武将の背後、別の槍足軽が乱戦をしない位置で停止して相手武将へ槍撃ダメージを与え続けるテクニック。
こちらの槍足軽は乱戦しないため兵力面で優位に立ちやすく、常に槍の穂先(槍撃オーラ)が出ているので騎馬隊の突撃を迎撃ないし牽制できる。
これを利用して、乱戦は兵力の高い足軽や、弾を撃ちつくした鉄砲隊などに任せ、背後で槍足軽が置き槍をすることで、各々の弱点を補うことも可能。
「置き槍」の内、槍足軽の槍の穂先を出しておくテクニックを特に「槍出し」と呼ぶ。
相手に騎馬隊がいる場合、敵味方入り乱れる乱戦の中での槍出しは、突撃を牽制し騎馬隊を遊軍にできるという意味で重要な技術。
しかし、言うのは簡単だが、実践するのには慣れが必要。
Ver1.04Aから速度上昇による迎撃ダメージが上昇したので、超絶強化系の騎馬相手には有用なテクニックである。
是非ともマスターしておきたい。
Ver2では自動で槍撃が出なくなったため、Ver2x現在では事実上使えないテクニックとなっている。
サーチ
サーチとは
1、鉄砲隊や弓足軽で特定の敵を狙うテクニック。
鉄砲隊と弓足軽では、サーチの仕方に若干の違いがあるが基本的にやり方は同じである。
鉄砲隊と弓足軽のターゲッティングには次のような性質がある。
1.前方直線上の射程範囲内で最も近い敵を狙う。
2.前方直線上の射程範囲内に敵がいない場合に限り、最も自身に近い射程範囲内の敵(真横や背後でも可)を狙う。
3.一度ターゲッティングをすると、前方直線上から大きく外れ無い限り、同じ敵を狙い続ける。
4.2の条件でターゲッティングした場合、1の条件を満たすとそちらを優先してターゲッティングする。
※未検証だが、鉄砲隊の場合は近い敵、弓足軽の場合は遠い敵を狙うのかもしれない。
これについて詳しく知っている人いたら、修正願う。
この性質に従い、鉄砲隊も弓足軽も敵をロックオンないし攻撃をする
つまり、弓足軽の場合は、カードの向きを狙いたい敵へ向けるだけである程度サーチができる。
しかし、鉄砲隊の場合は一度敵をロックオンしてしまうと、別の部隊をロックオンするためにはロックオンを解除しなければならない。
そのため、次のような手順が必要になる。
1.カードの前方直線上に敵がいない方向へカードを向ける。
2.ロックオンが解除されたのを確認する。
3.素早くロックオンしたい敵が前方直線上に来るようカードを向ける。
弓足軽も、奥にいる敵を狙いたくても手前の敵を狙うことがあるが、その時は鉄砲隊と同じ操作をすることで特定の敵をターゲッティング可能。
サーチは特定の敵を素早く撃破したい時や、特に痺矢弓術などで超絶強化騎馬を止める時などに必須のテクニックである。
覚えておいて損はないだろう。
城際突撃
城際突撃とは
騎馬隊専用のテクニックで、習得推奨テクニックの1つ。
城際突撃には、敵城際の場合と、自城際の場合の2つのパターンがある。
敵城際突撃(攻撃)
これは、騎馬マウントを行うときのテクニックの1つで、武将が出城した瞬間は槍の穂先が強制的に敵城へ向くのと、突撃状態で敵攻城エリアに入っても、突撃状態が維持されることを利用したテクニック。
武将を出城させようとすると、城際から煙があがり、その後に出城が完了して戦場に姿を現す。
その煙が上がっている場所へ向かって突撃をすると、武将が出現した瞬間には突撃の判定が奥(出てきた武将の背後)にあるため、迎撃を受けずに突撃を当てることが可能。
ただし、このテクニックは敵が城から出てきた時の一瞬のみ有効であり、またあまり手前から突撃すると、判定が奥に行かず迎撃をもらう場合もあるため、利用するなら注意が必要。
これらのテクニックは、あくまでも“迎撃されにくくなる”ものであり、安全に突撃出来るという訳ではない。
自城際突撃(防衛)
城内突撃とも呼ばれるテクニックで、攻城準備中は全ての兵種アクションが不可(兵種アイコンに斜線が引かれている状態)になるのを利用したテクニック。
特に槍足軽に対して使う。
攻城準備中は兵種アクションが不可になるため、槍足軽は槍の穂先が強制的に消える。
これを利用して、攻城準備中の槍足軽へ向かって一方的に騎馬が突撃できるようになる。
ただし、攻城が成功すると強制的に弾かれ、槍の穂先が復活する。
これを利用して、逆に攻城している側はカードを騎馬がいる方向へ向けておくことで、攻城が成功した瞬間に突撃しようとしてきた騎馬を迎撃することも出来る。
有利な場面を逆手に取られるので、いくら槍が消えているとはいえ、突撃するタイミングはしっかりと見極めよう。
また、槍によるマウントを自城ギリギリを通過することで、(騎馬に近づきすぎると攻城中になるので)槍を避けつつ攻城中の部隊に突撃することも可能。
槍撃キャンセル
槍撃キャンセルとは、槍撃の動作を途中で取り消すことで通常のより速い周期で槍撃を繰り出すテクニック。
Ver2.0から槍撃は自動では発生せず、武将カードが一定の動きをしたときにのみ発生する。
- 一定時間の間、大幅な方向転換をしない(溜め時間:0.数秒)
- ゲーム中の部隊を一定の角度回転させる
- 回転させた方向に一定時間槍撃が発生する(槍撃時間:同じ円方向なら最大で部隊の周りを一周できる)
- 溜め時間再開
この槍撃の動作の中の槍撃が発生している時間を短くすることで、速いサイクルで次の槍撃の溜めに移る。
一回の槍撃は、槍撃時間が過ぎるか、回転させた方向とは逆の方向に部隊が回転することで終了する。
これを利用して、槍撃を敵に当てた直後に逆回転することで、一回分の槍撃を手動で終わらせることができる。
さらに、槍撃を出すために動かしたカードを元の位置に戻すことで、槍撃終了と同時に次の槍撃の溜め時間が始まるのでより効率がいい。
多重攻城
多重攻城とは?
2枚以上の部隊で同時に城門を攻城すること。
戦国大戦ではモニター上の武将位置ではなく、「盤面上のカード位置に武将が存在している」と認識する。
そこで、強制前進の効果を持つ計略を発動して攻城開始後にカードを別の場所に置くと、
- モニター上は計略効果で前進中だが、機械上は移した別の場所を『カードの現在地』と認識する
となるので、別のカードをモニター上の強制前進中の武将の場所に重ねる事で
同一箇所を複数の武将で攻城することが出来る。
この仕様を利用し、攻城ダメージが大きい城門に複数のカードを重ねて配置し、攻城ダメージを底上げするテクニックである。
やり方
攻城エリアに入ったら強制前進効果のある計略(
掛かれ柴田、
突貫の構えなど)を発動し、
計略を発動した武将をカードをどこか別の
盤面上に置けばよい。
その後に別の武将カードを同じ場所に置くことで、武将が重なった状態で攻城することが可能。
ただし強制前進効果が切れると、カードを置いた場所に向かって移動してしまうので注意が必要。
速度上昇&強制前進効果のある陣形持ちの
SR武田勝頼を用いれば、理論上は最大七重攻城まで可能ではある。
またVer2.1以降は盤面における武将サイズが小さくなったため、二重攻城までは手動で可能になった。
手動二重攻城
- 武将1体を虎口端部分に密着させるように置き、カードを外す
- 反対側の虎口端に別武将を置くと、多重攻城になる
ブルドーザー
ブルドーザーとは
※この用語はVer1.0の用語です。Ver1.1以降、仕様変更により使えなくなっています(Ver1.20C現在)。
Ver1.0の仕様では、突撃準備状態の騎馬隊は乱戦間隔が短くなり、統率が下の相手を短い間隔で弾くことができた。
これを利用して高統率騎馬の乱戦で相手部隊を弾き飛ばし続ける事を、重機のブルドーザーに例えてついた通称。
特に速度上昇計略持ちの御屋形ドーザー、高坂ドーザーが有名。
並みの統率では、あっという間に大筒を奪われたり虎口を攻められる非常に強力な戦術の一つだった。
2011年7月21日から稼働したVer1.10A以降、騎馬隊が突撃準備状態で敵武将と接触した際に
弾きが発生せずそのまま乱戦する仕様に変更されたため(騎馬乱戦)1560時代のブルドーザーは使用できなくなった。
マウント
マウントとは?
おそらく由来は格闘技におけるマウントポジションで、「相手を制圧するために万全な体勢を保つ位置取り」という意味で使われ始めたものと思われる。
マウントの基本的な定義は、「直接攻城中の味方を、その後方から別の味方がサポートすること」と考えれば良い。
サポートが可能な状態(部隊の配置・計略発動のための士気・弾薬など)になったとき、「マウントを取っている」と表現する。
単純に攻城をサポートするだけでなく、相手の部隊を順次撤退させることで足並みを揃えさせない効果もある。
騎馬マウント
攻城準備中の味方の後ろで味方騎馬隊を突撃準備状態でうろうろさせておき、相手が防衛のための部隊を出してきたら突撃する方法。
乱戦によって攻城ゲージを止めている防衛部隊は迎撃ができないため、突撃成功率は高い。
鉄砲の射撃による防衛に対しても、槍の護衛がいなければ突撃で射撃をキャンセルできる。
弓・鉄砲マウント
攻城準備中の味方の後ろで遠距離攻撃が可能な兵種を待機させておき、相手が防衛のための部隊を出してきたら狙いを定めて攻撃する。
射程距離UPの装備効果がある家宝を装備させていれば、大筒を占拠しながら虎口攻城を狙う味方をサポートするというようなこともできる。
弱体弓術系・射撃数アップなどの計略も絡めばさらに効果大。
防衛部隊は乱戦によって攻城ゲージを止めている間、弓・鉄砲マウントに対し手出しをできないので、遊撃部隊さえ来なければ安全に射撃を続けられる。
ダメージ計略マウント
広範囲にダメージを与えられる計略を持つ武将でマウントを取る。相手がまとめて防衛部隊を出してきたら計略で一掃する。
競っている勝負であるほど、また攻城を狙う武将が危険である(武力が高い、コストが高い、特技「攻城」持ちなど)ほど
相手の注意がマウント部隊から逸れるため狙いやすい。
「山津波の計」は横一列の防衛部隊にまとめて打撃を与えられる。「火牛の計」はマウント部隊自身もかなり城に接近する必要がある。
斬撃計略はチャージを要するため、開始のタイミングが重要となる。相手が城から出られない、というマウント効果を発揮することも。
破壊力は抜群であり、防衛部隊を城に戻す隙さえ与えず撤退させることもある。
ただし、士気を大量に消費する計略が多く、十分なダメージを与えられなかった場合への備えが必要。
他にも長槍・槍撃ダメージアップの計略を交えての「槍撃マウント」や、後方から妨害陣形でプレッシャーを与える「陣形マウント」などもある。
状況や兵種に応じたアクションを練習しておくとよいだろう。
マウントができるようになると、試合を通しての城ゲージ削り量が目に見えて大きくなる。習得すれば大変役立つテクニックである。
対策
もぐり乱戦
自城防衛テク。
その名の通り城内ギリギリのラインと戦場を行ったり来たりしながらひたすら乱戦すること。
三国志大戦からの出自。
三国志大戦では、攻城準備中は兵種アクションができなかったため
城内と戦場を行ったり来たりする事で敵
マウント部隊(特に騎馬隊)に対して
マウントを取らせなくすることができる。
戦国大戦では一度突撃状態になったら敵攻城ラインでも突撃状態を維持するため、潜っていても突撃は当たってしまう。
また、鉄砲隊マウントや弓足軽マウントのラインによってはもぐっても攻撃が届いてしまうので効果が薄い。
しかし、出城スピードと城内での兵力回復速度は三国志大戦と比べてかなり速くなったので
戦国大戦でのもぐり乱戦はマウント回避というよりはローテーションをしやすくするためのテクニックという意味合いが強い。
他にも、浅刺し攻城をしている敵部隊にもぐり乱戦を仕掛けつつ正面に回り込み、統率差で無理やり相手を攻城エリアから押し出すテクニックも存在する。
一度攻城エリアの外に出してしまえば攻城ゲージの量はリセットされるため、防御側はかなりの時間を稼ぐことができる。
攻城側は相手との統率差と状況を考えて、浅刺し攻城と深刺し攻城を使い分けることが重要になる。
ver2.0以降は、タッチ突撃の度重なる弱体化の他、タッチ突撃の無い軽騎馬隊、竜騎馬隊の追加により、もぐり乱戦で突撃マウントを回避しやすくなった。
最低限の消耗で相手の攻勢を凌ぎたいときには必須のテクニックとなりつつある。
槍連環
槍連環(やり=れんかん)とは?
もともとは戦国大戦の兄弟ゲームとも言える三国志大戦にあったテクニックのこと。
槍兵の槍オーラを敵部隊に当てている間、その敵部隊が槍兵方向に進もうとすれば移動速度が下がる現象を利用し、
複数の部隊の槍オーラを当てることで「連環の計」(戦国大戦の「呪縛の術」に当たる)がかかったような速度にすることを指す。
戦国大戦の槍連環とは?
三国志大戦とは少々勝手が違うので補足も交えて説明する。
槍足軽の前方に固定されている槍オーラを敵騎馬隊に当てて(つまり槍撃を出して)いると
騎馬隊のタッチアクションが出せなくなる仕様を利用し、
騎馬隊の突撃や、突撃を利用した離脱を封じるテクニック。
さらに突撃状態の騎馬隊に向けて微妙な角度で槍を当てると、突撃状態を強制停止することができる。
このことで、敵騎馬隊に移動速度低下を加えるような効果であるため、槍・連環と言われる。
なお、同様の移動速度低下が、騎馬隊以外の兵種に作用するかは、未検証。
(三国志の槍連環は、敵の兵種に関係なく、同様に作用した)
槍連環を敵から受ける騎馬隊側は、延々と、ただの「移動状態」(「突撃準備態勢」にも移行しない)様子が
さしずめ
ラグと紛らわしいため、むやみにフラットリーダーを加圧するような現象を誘発させているのが見られる。
ローテーション
ローテーションとは?
味方部隊を代わる代わる出城したり帰城したりすることで、味方部隊を撤退させずに敵の攻城を阻止するテクニックの一つ。
味方部隊が交代で防衛に当たる様子をローテーション、略して「ローテ」と呼ばれることが多い。
1. 「攻城準備」ゲージがある敵部隊に味方部隊を乱戦させ、敵武将の「攻城準備」ゲージを徐々に減らす。
2. 乱戦している味方を撤退する前に城に戻す。
3. 相手の攻城ゲージが満タンになる前に、さらに別の味方部隊を乱戦させて攻城ゲージを削る。
4. この間、(2.)で使った味方部隊は自城待機、兵力の回復を図ることができる。
上記の1.から4.を繰り返すこと。
本作では攻城ゲージを乱戦で減らす事が可能なので、習得しておきたいテクニック。
味方防衛部隊が少ない時、敵の攻城部隊と味方の防衛部隊との間に武力差や兵力差がある時などに時間を稼ぐ重要なテクニックである。
この操作で、起こしがちなミスは以下の通り。
1. 十分に回復している味方が自城内にいるのに、戦場に出し忘れる。
2. 兵力が少なく、今にも撤退しそうな味方を、うっかり出撃させる。
3. 復活カウント01の武将を戦場に出してしまい、同カウンターが延々01のまま、復活していない。
これらのミスがなくなることで、自城の被ダメージが目に見えて減らせることだろう。
また、2011年7月21日から稼働を開始したVer1.10にて、味方武将が弾かれるなどして自城側へ吹き飛ばされると城内へ入ってしまう仕様になったため、このローテーションがしづらくなった。
特に
もぐり乱戦を利用してのローテーションだと、騎馬隊の突撃を受けて帰城してしまったりするので注意が必要である。
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最終更新:2013年08月04日 02:55