コンパチ

コンパチとは

英語のcompatibilityの略。一言で言えば「互換性がある」ということ。
ゲームでは主に次のような使われ方をする。

1. 武将グラフィックの全部または一部を、複数の武将で流用していること

  3Dグラフィックは一体につき300万程かかると言われ
  全ての武将グラフィックをオリジナルで作成するのは運営上難しい。
  ユーザーの理解がゲーム運営には必要であるため、あまり開発を責めないであげよう。

2. 通常のカードと同じ性能だが、イラスト等が違う特殊なカードのこと

  何らかの記念や特典、あるいは懸賞品として、
  通常のカードと同じ性能だがイラストや意匠などが違うカードが公式に頒布されることがある。
  能力面では通常の排出カードと何ら変わらないので、違いを楽しむコレクター向けのカード。
  三国志大戦では、横山三国志や蒼天航路の登場人物をカード化したレジェンドカードがある

  戦国大戦では現在のところ、特に記念品などではなく、SSとしてこうしたカードが排出されている。
  (SR上杉謙信とSS上杉謙信など)  

3. 他で代用できるカードが存在するカードのこと

  カードの優劣に言及する文脈で使われることが多いため、実際は「上位互換」「下位互換」などと言う。

 一例を挙げると、
  織田家のC溝口秀勝と武田家のC諸角虎定は、
  コストが1、同武力、無特技、兵種は弓足軽、計略も同じ「正兵の構え」と、
  カードの大部分の性能が重複しているが、統率が溝口は5、諸角は4という違いがある。

  そのため織田・武田混成デッキでは、
  (両方のカードを持っているという前提で)合理的に考える限りC諸角が採用されることは無い。
  この場合、C諸角虎定はC溝口秀勝の下位互換、C溝口秀勝はC諸角虎定の上位互換と言える。

  カードの存在意義を否定しかねない厳しい現実であるが、
  下記のように運営側によって後に修正されることもない訳ではないようだ。


 エラッタによってカード間の優劣関係が解消された例
  ・上杉家のUC山浦国清と武田家のC里美
    1.5コスト、騎馬隊、5/4、早駆け、とカードの大部分の性能が重複しているが、C里美が特技・魅力を持っていたために
    上杉・武田混成デッキでは、UC山浦国清<C里美という優劣関係が発生していた。
    しかし、Ver1.1xでのエラッタによってUC山浦国清の統率力が6になったことで、
    双方のカードに使い分ける余地が生まれ、優劣関係が解消された。

  ・上杉家のC色部勝長と今川家のUC天野景貫
    1.5コスト、騎馬隊、6/3、無特技、正兵の構え、と所属武家以外のステータスが全て重複しているために
    上杉・今川混成デッキでは、どちらを使っても同じという正にコンパチたる現象が発生していた。
    しかし、Ver1.2xでのエラッタによってC色部勝長の兵種が槍足軽になることで、
    双方のカードに使い分ける余地が生まれ、代用可能な関係が解消される。

4. 電影武将と戦国鬼札

  Ver2.0より、筐体内でカードデータを購入することで、本来のカードの能力とは異なるデータを上書きできる戦国鬼札(ジョーカー)
  が登場した。
  このカードデータのことを電影武将(デジぶしょう)と呼ぶ。
  戦国鬼札の登場により、(購入できるカードデータの範囲で)事実上すべての武将がコンパチになった。
  戦国鬼札はスターターパックに同梱されているので、誰でも入手できる。

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最終更新:2012年10月28日 02:59