武将名 |
みょうきゅう |
慈愛の賢妻 |
SR妙玖 |
安芸国の国人・吉川国経の娘で、毛利元就の 正室。隆元・吉川元春・小早川隆景の母。元 就とは政略結婚ではあったが、夫婦仲が良く、 妙玖が存命中、元就は側室を置かなかった。 その死後も、元就は息子達に供養を惜しまぬ よう命じている。
「乱世が終わるとき、 . 貴方と笑って居られるように」 |
出身地 |
安芸国(広島県) |
コスト |
1.0 |
兵種 |
槍足軽 |
能力 |
武力1 統率4 |
特技 |
防柵 魅力 |
計略 |
翻意の術 |
敵が撤退以外で城に戻るたび、城ダ メージを受けるようになる。 |
必要士気4 |
Illustration : masaki |
元就の正室であり、SRとなっている三兄弟や五龍姫も生んだ毛利の大母。声優は田村ゆかりが担当。
スペックは1/4柵魅と、武力が頼りないが特技でそれなりに補えている性能。
計略効果は計略に掛かった敵部隊が城に入る度に、相手の城ゲージに9%のダメージを与えるというもの。
効果範囲は、自身の前方円で戦場の約1/4とかなり広く、範囲が狭い陣形や全体強化なら、すっぽりと覆えるほど。
効果時間はさほど長くないが、城ダメージは直接勝敗に絡んでくる非常に重要な要素。
また、効果時間内に複数回城に戻ると、その度に城ダメージを受けてしまう。
戦闘ステータスには影響を与えないため、守りの場面や拠点の奪い合いの場面ではほとんど役に立たないが、
相手を押し込みつつある時には、一転して、勝負を決めかねない計略になりうる。
守城ローテの抑止力としたり、兵力を回復させようとした高コスト部隊にかけるなど、
帰城し城ゲージを削られるか、戦場に居続け撤退を覚悟するかという二択を迫れる。
特に毛利のお家芸、特技の焙烙や弓部隊による攻城マウントとの相性は非常によい。
余談だが、解説に書かれているように2人の夫婦仲の良さは本物であり、彼女が死ぬまで元就は30年以上側室を置かなかった(当時としては異例)。
晩年の文書でも三兄弟に向けてくどくどと母の供養を永遠に続けるよう何度も促している。
また元就にとっては、他の妻が生んだ子供と彼女が生んだ子供(三兄弟&五龍姫)に対しての思い入れの差もかなりあったようで、
特にたった一人の娘である五龍姫(元々夫婦には隆元の上に長女がいたのだが、彼女は死別してしまった)への寵愛は深く、
五龍姫と元春の妻(新庄局)の仲が険悪になって兄妹が折り合い悪くなった時など、元就は「お前らは亡き妙玖の子なのだから、わしを悲しませないでくれ」と、
わざわざ兄妹仲を思って文書にしたためたりもしている(ちなみにこの時に隆景も兄と姉の仲を思って兄嫁に手紙を書いたのだが、新庄局には無視されてしまったという)。
ちなみに「妙玖」というのは法名であって、彼女の本名は後世に伝わっていない。
各種創作では美伊の方、おかたなどの名が有名。
最終更新:2014年12月02日 16:55