カードリスト > 毛利家 > Ver.1.2 > 025_穂井田元清

武将名 ほいだもときよ 毛利四本目の矢
R穂井田元清 毛利元就の四男。側室・乃美大方の子。備中
三村氏の一族である。穂井田家の養子となっ
た。毛利家の東部戦線を支えながら、尼子の
残党と戦い、山中鹿之助が守る上月城を落と
す活躍を見せた。三人の兄に劣ることのない、
知勇兼備の名将だったといわれる。 

「俺が、毛利四本目の矢となるんだ!!」
出身地 安芸国
コスト 2.5
兵種 槍足軽
能力 武力9 統率3
特技 気合
計略 四つ矢の闘志 静止していると武力が徐々に上がり、槍が徐々に長くなる。
必要士気5
Illustration : Daisuke izuka

能力・特技は織田家のSR前田利家と全く同じの武闘派スペック。
Ver1.20時点の毛利家では最高武力の槍足軽であり(次点は武力8のR村上武吉)、貴重な武力要員として活躍が期待される。

計略の「四つ矢の闘志」は「静止時間に応じて武力と槍が伸びる」という単体強化。
  • 計略効果:
    静止している間、武力と槍の長さが増加していく。
    武力は最大+10まで。
  • 効果時間:19c(Ver2.12B)、統率依存1c

効果時間・上昇値共に悪くはないが、「成長するまで動けない」「武力19まで成長してからだと数カウントしか持たない」といった欠点を持つ。
槍はシステム上の限界近くまで長くなるため、味方前衛の後ろから槍撃を当て続けるというのが想定された運用と思われる。
自身を動かさないよう、カードの方向だけ変えて槍で敵部隊を狙うとなると、ちょうど弓サーチと同じ扱い方であり、
実に毛利(それも主家)らしいカードということになる。

しかし現実は、成長するまで弓・鉄砲やダメージ計略の的でしかなく、成長しても長槍の射程圏なので槍足軽以外にはたいがい逃げられてしまう。
毛利家の優秀な弓の援護を受けつつ、大筒の上で待ち構えるのが主な用途かと思われるが、
毛利家には制圧持ちが少なく、味方の統率を上げる計略も采配以外にないためコンボしにくい点も厳しい。
計略効果も即効性に欠けるため、敵城門前で粘るのには向かず、そもそも毛利家はそのスタイルに持っていくのが難しい。

対抗馬となるR村上武吉の存在も逆風。
こちらは武力こそ上だが、あちらは防柵・焙烙持ちの高統率に汎用性の高い采配計略と非常に安定したスペックを誇っている。
下方修正を受けてなお、使用率では大きく水をあけられてしまっているのが現状である。
高武力気合槍要員として採用しようにも、毛利家は采配・強化陣形持ちが軒並み2.5コスト以上であり、
彼を入れるとデッキのコストを圧迫してバランスが悪くなってしまう。
このため、デッキ候補から外れることが多く、毛利家でも使用率が伸びない一枚となっている。

Ver2.1において息子のR毛利秀元が追加された。
計略を使うと武力が低下するものの、統率を上昇させるのが難しい毛利家において、低士気かつ超長時間計略で状況を見つつコンボに移行できる。
おまけに脳筋スペックのお陰で、8/6気というぎりぎり及第点のスペックは維持可能なので、相方候補になれるか。

どちらにせよ、計略発動から時間が経つほど相手は攻めにくくなり、攻めるにしても急がされるため、
時間経過・想定した試合展開を狂わせたり、相手のミスを誘発することは期待できる。
毛利お得意の妨害をうまく組み合わせていきたい。

余談

  • カットイン文字が「虎」になっているのは朝鮮出兵の際に虎を生け捕りにし、秀吉の元に贈ったという逸話からだと思われる。
  • イラストでは鎧の三本の矢の装飾に戦傷で幻の4本目が出現しており、非常に味のある仕上がりになっている。
  • 彼の居城は桂元澄と同じ桜尾城であり、そこから500mほど離れた洞雲寺に葬られている。
    ちなみに同じ場所に厳島の戦いで戦った陶晴賢も眠っている。
  • 毛利3兄弟とは親子ほど歳が離れているが、これは元就が側室を迎えたのが正室・妙玖没後であるため。
    事実彼自身、甥である輝元とはわずか2歳差である。

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2013年08月16日 02:10