解説
SR前田慶次の超絶強化計略「大ふへん者」を使って戦うデッキ。
「大ふへん者」は敵味方問わず部隊が撤退するごとに慶次が強化されていく計略である。
この事から敵の部隊を複数撤退させることが出来れば士気5の計略とは思えないほどの力を発揮できる。
しかし相手も「大ふへん者」使用後は部隊を撤退させないようにするため、基本的に自分の部隊を撤退させて慶次を強化していくことになる。
消費士気の軽さから混色編成もしやすく、単色にはない要素を取り入れた構築も可能である。
撤退ごとに強くなる計略の性質上、6枚編成で組むことが推奨される。
キーカード
織田060 | 織田家 | SR前田慶次 | 3 | 槍足軽 | 10/2 | 気 魅 | 大ふへん者 | 5 | 武力が上がる。さらに敵か味方が撤退するたびに武力と移動速度が上がり、槍が長くなる。 |
武力10と高く気合を所持しており、コスト3に恥じない戦闘力を誇る。
代わりに統率が低く大抵の武将に乱戦で押され、ダメージ計略等に弱いのが欠点である。
計略、大ふへん者は味方、敵どちらの武将が撤退しても自身の武力が上昇し更に槍の長さと速度が上昇するもの。
発動時は武力+3、その後、味方が撤退するたびに武力+1、敵が撤退するたびに武力+2、素の統率2から計略を発動して12c続く。統率依存は統率1辺り0.6~0.8c。
(Ver2.01B:統率依存は要検証)
味方を1~2部隊生贄にした後、敵を撤退させていくのが基本的な動きになる。
余談だが、武力23前後になると慶次の速度が上がりすぎて迎撃されるようになるので注意。
候補カード
織田015 | UC佐久間盛政 | 2 | 騎馬 | 7/5 | 気 | 不屈の構え | 4 | 武力と兵力が上がる。 |
織田044 | SR織田信忠 | 2 | 騎馬 | 6/8 | 制 魅 | 布武継承 | 5 | 織田家の味方の武力と統率力が上がる。 |
織田046 | R蒲生氏郷 | 2 | 騎馬 | 7/6 | 魅 | 陣頭攻撃 | 4 | 味方の中で最も前方にいるときに武力が上がる。その効果は後方にいる味方の部隊数が多いほど大きい。 |
SSやEXは割愛。
佐久間は慶次の撤退時や、兵力が少なくて大ふへん者が使用できない際に不屈の構えによって時間を稼ぐ事が出来る。
信忠は統率を上げて城に張り付きやすくすると同時に、大ふへん者の効果時間を延ばせるのがポイント。
蒲生は高い武力上昇値を生かして敵の兵力を削り、大ふへん者につなげることが可能となる。
また、相手にダメージ計略等が居て大ふへん者が使えない際に劫火の決意の始動とすることまで見越した裏の手ともなる。
織田034 | 織田家 | SRまつ | 1 | 槍 | 2/4 | 魅 | 賢妻の手直し | 3 | 範囲内の最も武力の高い味方の武力を上げ槍が長くなる |
織田036 | 織田家 | C村井貞勝? | 1 | 槍 | 1/6 | 柵 | 弾丸補給 | 4 | 味方の残弾数が回復する。さらに弾数の回復速度が上がる。 |
織田041 | 織田家 | C山内一豊 | 1 | 槍 | 3/3 | - | 不屈の構え | 4 | 武力と兵力が上がる。 |
織田050 | 織田家 | C高山友照 | 1 | 槍 | 2/4 | 柵 | 正兵の構え | 4 | 武力と統率力が上がる。 |
織田051 | 織田家 | C武井夕庵 | 1 | 槍 | 1/5 | 伏 | 分断の調略 | 4 | 範囲内の敵の武家数が多いほど、武力と統率力を下げる。 |
織田056 | 織田家 | C原長頼 | 1 | 槍 | 2/2 | 気 | 多勢の構え | 4 | 戦場にいる味方部隊が多いほど武力が上がる。 |
織田064 | 織田家 | SRお市の方 | 1 | 弓 | 2/5 | 魅 | 流転の快気 | 3 | 範囲内の最も武力の高い味方にかかっている全ての計略効果を消して、兵力が上がる。 計略効果を消した場合、さらに兵力が上がる。 |
織田065 | 織田家 | UC織田長益 | 1 | 軽騎馬 | 2/5 | 魅 | 小呪縛の術 | 4 | 範囲内の最も統率力の高い敵の移動速度を下げる。 |
織田066 | 織田家 | C織田信雄 | 1 | 軽騎馬 | 3/3 | - | お調子者の構え | 3 | 武力と統率力がランダムで上がる。 |
織田069 | 織田家 | UCお玉 | 1 | 鉄砲 | 2/2 | 魅 柵 | 玉の助け | 3 | 範囲内の最も武力の高い味方の武力が上がり、鉄砲隊であれば弾数の回復速度が上がる。 |
織田075 | 織田家 | R森蘭丸 | 1 | 鉄砲 | 3/3 | 魅 | 劫火の決意 | 3 | 戦場にいる織田家の味方の武力の最大値が大きいほど、武力が上がる。 一定以上武力が上がると、さらに射撃時の攻撃回数が増え、射程距離が伸び、敵を貫通して射撃できるようになる。 |
織田076 | 織田家 | Rお犬の方 | 1.0 | 槍足軽 | 2/5 | 魅 | 四方様の激励 | 4 | 範囲内の最も武力の高い味方の武力と統率力が上がる。さらに味方が撤退するたび、対象の味方の武力と 統率力が一定時間上がる。その効果は撤退した味方の武将コストが高いほど大きい。 |
6枚編成では4枚選択する事になる。
大ふへん者の性質上この枠のカードは撤退することが前提になるが、場合に応じて必要な計略持ちは撤退させないように注意して欲しい。
蘭丸は特にこだわりが無ければ絶対に採用するべきカードである。主効果武の家宝を持った慶次ならば味方1部隊の撤退で蘭丸を目覚めさせることが出来る。
度重なる下方修正で厳しくなってはいるが、コンボ及び裏の手として瞬発力を補う有用性は健在。
ver2.1にて追加されたお犬の方の計略四方様の激励とのコンボでは、タイミングを合わせ2部隊味方を撤退させた時点で慶次の武力は20にも達する。
敵部隊撃破や家宝で更に伸びる余地があることを考えれば、ver2.1現在でよく見かけるフルコンデッキ相手でも十分対抗出来るコンボと言えるだろう。
混色デッキの考察
候補家宝
味方が撤退することを前提とした計略の都合上、全体復活を選択すると安定して戦える。
武力上昇値の高い采配や陣形相手には、単体武力上昇を付ける事で対抗出来るだろう。
ダメージ計略が相手の場合は七転八起からカウンターを狙うのがベターな選択肢となる。
デッキサンプル(9コスト)
№ | 勢力 | 武将名 | コスト | 兵種 | 武/統 | 特技 | 計略名 | 士気 | 計略効果 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
織田060 | 織田家 | SR前田慶次 | 3 | 槍 | 10/2 | 気 魅 | 大ふへん者 | 5 | 武力が上がる。さらに敵か味方が撤退するたびに武力と移動速度が上がり、槍が長くなる。 |
織田046 | 織田家 | R蒲生氏郷 | 2 | 騎馬 | 7/6 | 魅 | 陣頭攻撃 | 4 | 味方の中で最も前方にいるときに武力が上がる。その効果は後方にいる味方の部隊数が多いほど大きい。 |
織田075 | 織田家 | R森蘭丸 | 1 | 鉄砲 | 3/3 | 魅 | 劫火の決意 | 3 | 戦場にいる織田家の味方の武力の最大値が大きいほど、武力が上がる。 一定以上武力が上がると、さらに射撃時の攻撃回数が増え、射程距離が伸び、敵を貫通して射撃できるようになる。 |
織田069 | 織田家 | UCお玉 | 1 | 鉄砲 | 2/2 | 魅 柵 | 玉の助け | 3 | 範囲内の最も武力の高い味方の武力が上がり、鉄砲隊であれば弾数の回復速度が上がる。 |
織田050 | 織田家 | C高山友照 | 1 | 槍 | 2/4 | 柵 | 正兵の構え | 4 | 武力と統率力が上がる。 |
織田051 | 織田家 | C武井夕庵 | 1 | 槍 | 1/5 | 伏 | 分断の調略 | 4 | 範囲内の敵の武家数が多いほど、武力と統率力を下げる。 |
総武力24 | 総統率24 | 槍3騎1鉄2 | 制1伏1柵2気1魅4 | ||||||
Ver2対応型の慶次ワラ。魅力4枚、伏兵1枚、柵2枚と開幕の敵との攻防に有用な特技を詰め込み、1コストに2部隊の鉄砲を入れることで火力を底上げしている。 大ふへん者から劫火の決意に繋ぐことが容易であり、蘭丸の射撃によって敵の部隊の撤退が狙えるため、互いの相性は最高に良い。 操作に不安があれば、お玉をSRまつやRお犬の方に変えるバリエーションも考えられる。 |
№ | 勢力 | 武将名 | コスト | 兵種 | 武/統 | 特技 | 計略名 | 士気 | 計略効果 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
織田060 | 織田家 | SR前田慶次 | 3 | 槍 | 10/2 | 気 魅 | 大ふへん者 | 5 | 武力が上がる。さらに敵か味方が撤退するたびに武力と移動速度が上がり、槍が長くなる。 |
浅井朝倉家009 | 浅井朝倉家 | UC磯野員昌 | 2 | 騎馬 | 8/4 | - | 十一段崩し | 4 | 武力と統率が大幅に上がる。ただし、徐々に武力と統率が下がる。 |
浅井朝倉家013 | 浅井朝倉家 | C印牧能信 | 1 | 槍 | 2/5 | - | 残兵譲渡 | 4 | 自身の兵力に応じて、味方の兵力が最大値を越えて回復する。発動後自身は撤退する。 |
浅井朝倉家007 | 浅井朝倉家 | SR朝倉義景 | 1 | 槍 | 2/2 | 伏 柵 | 一乗谷の栄華 | 3 | 【陣形】敵の城攻撃力を下げる。 |
浅井朝倉家015 | 浅井朝倉家 | SR江 | 1 | 弓 | 1/5 | 柵 魅 | 岩石落とし | 6 | 敵に岩石によるダメージを与える。 |
EX010 | 浅井朝倉家 | EX茶々 | 1 | 槍 | 1/3 | 魅 | 流転の命運 | 4 | 味方の計略効果を消し、武力と兵力が上がる。計略効果を消した場合、さらに効果が上がる。 |
総武力24 | 総統率21 | 槍4騎馬1弓1 | 気1柵2魅3伏1 | ||||||
浅井朝倉家との混色6枚型のデッキ。 大ふへん者発動後は、速やかに自分の低武力を撤退させ武力を上げたい。 慶次が死んでいるときや足並みが揃っていない時は磯野の十一段崩しで凌ごう。 大ふへん者中に残兵譲渡を使えば、兵力を大幅に増強しつつ武力等を上げられる。 攻城はあまり望めないデッキなので、筒を奪取することを考えて立ち回りたい。 |
このデッキの基本運用
慶次が低統率の為に攻城が取りづらく、機動力の低さから攻城しても帰城できずに死んでしまいがちのため大筒をメインに戦いたい。
ワントップデッキの宿命として慶次が死んでしまうと何も出来なくなってしまう為、兵力管理は重要である。
「大ふへん者」は、発動直後は士気5で武力+3に過ぎず、敵や味方が撤退して初めて士気に見合った強さになるので
出来る限りいずれかの部隊が撤退する直前に使い、撤退による恩恵を効果時間の初期に得るのが望ましい。
誰かしら撤退しないと強くならない都合上、自城まで追い詰められるともろいので常に自分から攻めることが重要。
槍が伸びること、速度の上昇が有ることから槍撃の精度によって殲滅力が違ってくる。
効果時間終了間際になったら、速度上昇を生かして城に帰るのが理想的といえるだろう。
このデッキへの対抗策
徐々に強化されていく効果なので、計略を使ったからすぐ戦況がひっくり返るという計略ではないという事を頭に入れておく。
うっかり慶次以外の武将を倒してしまうと慶次がどんどん強化され手がつけられなくなるため、まず慶次を集中攻撃して撃破したい。
幸い、慶次は統率が低いので妨害・ダメージ計略が非常に有効であり、攻城妨害も容易い。
槍の長さや速度の上昇が有るため、ある程度育ってくると鉄砲を回避し、乱戦に入ってこないため突撃も出来ない状態になってしまう。
高武力・高統率の騎馬であれば、慶次を乱戦で押して味方を守りつつ大ふへん者の効果時間を消費させることが出来、兵力が減ったら帰還できる。
中途半端にラインを上げると大ふへん者の追撃で壊滅しかねないので注意。
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