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・三鷹車両センター
中央・総武緩行線の103系を置き換えるために1998年(平成10年)11月に落成し、同年12月29日から営業運転を開始。このグループは新津車両製作所が初めて独自に設計した車両(全車両新津車両製作所製)。
同線では本系列の次世代の通勤車両(E231系通勤タイプ)の投入が計画され、これに該当する試作車209系950番台(現・E231系900番台)が1998年(平成11年)10月に落成し、量産化に向けて運用されることとなった。
しかし、老朽化した103系に車両故障が頻発したため、209系950番台の量産車(E231系0番台)が登場するまでの間の「つなぎ役」的な車両としての存在として、209系950番台の拡幅車体に0番台の制御・機器システムを組み合わせた車両となっている。そのため、過渡的かつ折衷的な車両となり170両(10両編成17本)の新製にとどまり、以後は2000年(平成12年)登場のE231系通勤タイプに引き継がれた。
基本的には京浜東北線・根岸線用0番台同様の10両編成で、車両性能も同等としている。ただし、209系950番台で連結されていた6扉車はなく、全車両が4扉車となっている。前面デザインは先に落成した209系950番台の前面と同様としながら、前面FRPカバーを白色に塗装することで、同車との区別を図っている。なお、本番台とE231系0番台(常磐快速線・成田線用)ではFRPカバーが白色塗装であるのに対し、E231系0番台(中央・総武緩行線用)では銀色塗装が基本となっており、印象が異なっている。
車体は209系950番台をベースとした2,950mmの拡幅車体(従来車より150mm拡大)とされた。従来車では先頭車の車体長が中間車に比べて420mm長かったが、本番台では中間車と同じ19,500mm(全長20,000mm)に揃えられた。その関係で先頭車の第1ドア・第2ドア間の寸法が短くなり、従来車ではすべて7人掛けであった扉間の座席がこの部分のみ6人掛けとなっている。台車中心間隔は拡幅車体の採用による曲線での偏倚量の関係(拡幅車体で台車中心間距離を13,300mmにした場合、曲線通過時に車体のはみ出しが多すぎてしまう)で、同じ拡幅車体のE217系などと同様に13,800mm。
基本的に車内は0番台を基本に、座席は片持ち式のバケットシート。このうち、座席クッション材にはウレタンからポリエステル樹脂成形品を使用することで表皮張り替えを容易にしたほか、合わせて廃棄時のリサイクル性も高められている。また、車内非常通報装置は警報式から乗務員と相互に通話が可能な通話式へと変更。
側面のドア間の窓は従来車がすべて固定式であったのに対し、第1ドア・第2ドア間(先頭車を除く)と第3ドア・第4ドア間にある4枚(先頭車は2枚)の車端寄り3分の2が1枚下降窓に変更された。このため、従来の0番台・3000番台において妻面上部に設けられていた非常換気口を廃止している。その後、先頭車は第2ドア・第3ドア間の固定窓が0番台と同じ手法で開閉窓に変更。その他、行先表示器は字幕式を止め、LED方式を採用。
制御装置をはじめとした走行機器類は0番台と同様だが、台車は209系950番台とも共通のヨーダンパ取り付け台座付きである。なお、本系列でヨーダンパ台座付き台車を使用するのは500番台と次に述べる1000番台のみである。また、パンタグラフは電磁鉤外し機能付きのPS28B形菱形を使用。
(「Wikipedia」より一部改)
〔1998年11月 9日 新津車両製作所製〕
〔1998年11月24日 新津車両製作所製〕
〔1998年12月 9日 新津車両製作所製〕
準備中
〔1999年 1月 5日 新津車両製作所製〕
準備中
〔1999年 1月22日 新津車両製作所製〕
準備中
〔1999年 2月 8日 新津車両製作所製〕
〔1999年 3月 1日 新津車両製作所製〕
〔1999年 3月16日 新津車両製作所製〕
〔1999年 3月31日 新津車両製作所製〕
〔1999年12月 6日 新津車両製作所製〕
〔1999年12月20日 新津車両製作所製〕
〔2000年 1月13日 新津車両製作所製〕
〔2000年 3月13日 新津車両製作所製〕