小山車両センターの歴史・概要はこちらから(wikipediaへ)
・小山車両センター
日光線で運用されていた小山車両センター所属の107系0番台ならびに宇都宮線小金井~黒磯間で運用されている高崎車両センター所属211系置き換え用として、E233系5000番台投入によって余剰となった京葉車両センター所属車とE233系7000番台投入により余剰となった川越車両センター所属車に改造工事を施工して落成した番台区分。MT比2M2Tの4両編成12本計48両が小山車両センターに配置される計画で、このうち4本16両が日光線向け、8本32両が宇都宮線向けとされ、宇都宮線向けは日光線でも運用。このうち、Y1~Y10編成は元京葉車両センター所属車、Y11・Y12編成は元川越車両センター所属車両のため、前面が異なる。
日光線向け車両のラインカラー帯は同線で運用されていた107系レトロ調塗色車と同様のクラシックルビーブラウン・ゴールド・クリームの3色を配するほか、車体側面には107系と同じ沿線名所をモチーフにしたエンブレムステッカーを貼付。一方、宇都宮線向け車両のラインカラー帯はE231系近郊タイプと同様の湘南色を配する。
前面・側面の方向幕は、元京葉車が日光線関係のコマが茶色地に107系と同様のレトロ調フォント、宇都宮線関係のコマが緑地に通常フォントとされた。一方、元川越車はLEDをそのまま使用。
クハ205・204形は、前面運行番号表示器をLED化、4両編成2本での併結運用を考慮して電気連結器を追設している。保安装置はATS-P形に加えATS-SN形を搭載する。また、クハ205形は、後位4位側に車椅子対応の大形洋式トイレを新設、向かいの3位側に車椅子スペースを設置。車内は大きな変更はないが、座席モケットと側窓カーテンの交換が実施。また、寒冷地での運用を考慮して客用ドアレール下部へレールヒーターを設置、客室暖房器の容量を1基あたり750Wから1,000Wのものへ交換・増強。客用ドアの半自動対応として、車内外ドア横への開閉スイッチ新設ならびに室外側にドアチャイムを新設している。走行機器類にも大きな変更はないが、空気圧縮機には耐寒対策を実施、付帯する除湿装置にはヒータの追加がされたほか、蓄電池の取り替えなどが実施。モハ205形のパンタグラフはシングルアーム式(PS33F形)に交換し、併せて霜取り用第2パンタグラフを増設。よって、中央東線入線可能を示す「◆」マークも貼付。600番台の起動加速度は1.7km/h/s、減速度は3.6km/h/sとされている。
ブレーキ装置は、日光線内の25‰勾配区間を走行することから抑速ブレーキと耐雪ブレーキの追加、主抵抗器の容量増大が実施。同様の勾配対策として、電動車には車輪の空転防止用噴射式増粘着装置「セラジェット」(酸化アルミニウムの粉末を噴射)を搭載。
日光線では、2013年3月16日のダイヤ改正から、宇都宮線(宇都宮~黒磯間)では、同年8月24日から営業運転開始。いずれも当初より小山車両センターへの入出庫を兼ね小金井~宇都宮間においても営業運行。
先述した勾配対策の装備が設けられているにもかかわらず、営業開始後初の落葉シーズンを迎えた2013年10月には日光線の勾配区間において空転による故障や登坂不能に陥り、長時間にわたる運転見合わせとなる事態が複数回生じている。
(「Wikipedia」より一部改)
〔1989年11月25日 川崎重工製(2013年 7月 1日 大宮出場)〕 元千ケヨ2編成
〔1989年11月21日 川崎重工製(2013年 2月24日 大宮出場)〕 元千ケヨ1編成
〔1989年12月 8日 川崎重工製(2012年11月13日 大宮出場)〕 元千ケヨ4編成
〔1989年12月 1日 川崎重工製(2013年 3月29日 東京出場)〕 元千ケヨ3編成
〔1989年12月19日 川崎重工製(2013年 4月26日 大宮出場)〕 元千ケヨ6編成
〔1989年12月15日 川崎重工製(2012年12月26日 大宮出場)〕 元千ケヨ5編成
〔1990年 1月10日 川崎重工製(2013年 3月15日 大宮出場)〕 元千ケヨ8編成
〔1989年12月26日 川崎重工製(2013年 3月 7日 東京出場)〕 元千ケヨ7編成
準備中
〔1990年 1月23日 川崎重工製(2013年 7月22日 大宮出場)〕 元千ケヨ10編成
準備中
〔1990年 1月19日 川崎重工製(2012年10月16日 大宮出場)〕 元千ケヨ9編成
〔1990年 7月 5日 川崎重工製(2014年 3月19日 大宮出場)〕 元宮ハエ17編成
〔1990年 6月28日 川崎重工製(2014年 2月13日 大宮出場)〕 元宮ハエ16編成