追放者の街ケル・マーガ Kaer Maga では、自分の問題は自分でやらねばならず、どんな商品でも買い手が見つからないほど危険であったり禁忌であったりすることはない。古代の廃墟と化した砦の城壁の中で、全ての国からの難民と犯罪者たちがギャングとモンスターが渦巻く雑踏の中に消えていく。ここではヒルに覆われたブロートメイジが自らの唇を縫い合わせた宗教的狂信者と争いあい、ナーガの犯罪王が金を守るため自傷するトロルの預言者を締めつけている。 そして街路の地下にある謎のダンジョンに住む恐るべき獣たちではなく、これらの無秩序な都市の住人たちが the Duskwardens として知られるエリート・レンジャーたちに追い立てられている。異邦人都市 the City of Strangers にようこそ。ここは自由と独立の避難所。君が生き延びれればだが。
この本の中にあるものは:
- 名高い Balconies of Bis から死霊術士の天国 Ankar-Te まで、都市の11の街区の詳細な事典
- 都市と、それが土台とする奇怪な記念碑の遺跡の歴史
- ゴーレム作りのアードック一家や奴隷廃止論者のフリーメンなど都市のもっとも重要なならず者と組織の徹底的な説明と、それらがお互いにどう関わっているか
- ブロートメイジ上級クラス。自らの血液を使って呪文を強化する術者―しかし恐るべき代償が伴う
- テレパシーを使い、記憶喰いのモンスターである新種族 the caulborn のデータ
- 都市の地下にあるダンジョンの階層ごとのガイドと未だにそこを守る失われた種族と魔法の残響
- 新しい魔法のアイテム、ランダム遭遇表、などなど
City of Strangers は the Pathfinder Chronicles campaign setting とパスファインダー・ロールプレイング・ゲームを使用することを意図しているが、いかなるファンタジー・ゲーム・システムや世界で使用することも容易である。
著者 James L. Sutter
ISBN-13: 978-1-60125-248-7
最終更新:2015年11月25日 01:50