ガルーンド(Garund)
ガルーンド
は、
内海地域の南方を占める大陸である。東はオバリ洋をはさんで
カスマロン大陸に面し、西は広大なアルカディア洋。北は
内海を隔てて
アヴィスタン亜大陸と向き合い、南は未だ探検の手が及んでいない。
北部は砂漠地帯であり、かつてスターストーン落下により荒廃した世界でいち早く文明化した
オシーリオンがファラオの名の下に統治していた。現在はオシーリオンの版図は北東の一隅のみとなり、不信仰の国
ラハドゥーム、不老の霊薬で知られる
スーヴィア、巨大な闇市場が繁栄する
カタペシュなどの国がある。
東部は魔法が日常的に見られる地であり、大ウィザードの作った秘術国家
ネックス、そのライヴァルであるアンデッド国家
ゲブ、その合間にあって錬金術と工学を発展させた銃の国
アルケンスター、オバリ洋上にある
ヴードラに属する東方の神秘の島
ジャールメレイがある。
西部は1世紀前から止むことなく洋上を吹き荒れる暴風“アベンデゴーの眼”によって北方への航路を閉ざされた地である。暴風の直撃を受けて荒廃した沿岸部
水没せし地、暴風を隠れ蓑にすることに成功し一大艦隊を作り上げた海賊たちの根拠地
枷の地、
シェリアックスの植民地であったが悪魔の国となった本国から離反し独立した
サルガーヴァ、高名な暗殺団である赤蟷螂会 Red Mantis のアジトである
メディオガルティ島がある。
中央部はジャングルに覆われた未開の
大ムワンギである。
[1] Erik Mona et al. (2008). Campaign Setting, p. 52. Paizo Publishing, LLC. ISBN 978-1-60125-112-1
最終更新:2012年09月20日 03:24