生け捕り(変則)/Take 'Em Alive (
Spymaster's Handbook 27 ページ ):ヴィジランテは通常なら致傷ダメージを与える武器で非致傷ダメージを与える際、攻撃ロールに通常なら受ける-4のペナルティを受けない。加えて、非致傷ダメージのみを与え、毒などの副次効果を持たない攻撃において、ヴィジランテは攻撃ロールとダメージ・ロールに+1のボーナスを得る。5レベルの時点と以降3レベル毎にこのボーナスは1ずつ増加し、20レベルの時点で最大の+5となる。
隠蔽打撃(変則)/Concealed Strike (
Spymaster's Handbook 27 ページ ):隠し持った武器で敵に攻撃を行う際、その武器のことを目標が気付いていないなら、ヴィジランテは移動アクションとして、その敵に対してフェイントを行うために
〈はったり〉 判定を行うことができる。
《フェイント強化》 特技を有しているなら、この試みはフリー・アクションとなる。最低6レベルでなければ、ヴィジランテはこの技を修得できない。
ヴィジランテの閃き(変則)/Inspired Vigilante (
Ultimate Intrigue 14 ページ ):ヴィジランテの推理能力は常人を遥かにしのぐ。この能力はインヴェスティゲーターの
閃き 能力と同様に機能する。ヴィジランテの閃きプールは、ヴィジランテのクラス・レベルに等しい(【知力】修正値は加えない)。ヴィジランテは使用回数を減らさずに
閃き を使用することはできない。また、この能力は
閃き クラス特徴を置き換えたり、
閃き を前提とする能力や効果において、
閃き とは見なさない。
屋上の潜入者(変則)/Rooftop Infiltrator (
Ultimate Intrigue 15 ページ ):ヴィジランテは自分の基本移動速度の半分に等しい登攀移動速度を得る。ロープを用いて登攀する場合、移動速度は基本移動速度に増加する。
下級魔法(擬呪)/Minor Magic (
Spymaster's Handbook 27 ページ ):この技を持つヴィジランテは、ウィザード/ソーサラー、ウィッチ、クレリック、サイキック、シャーマン、ドルイド、バードの呪文リストから1つを選択する。一度選択すると、以後変更できない。ヴィジランテは選択した呪文リストから0レベル呪文を1つ発動する能力を得る。この呪文は1日2回、
擬似呪文能力 として発動される。この能力の術者レベルはヴィジランテ・レベルに等しい。この呪文のセーヴDCは10+【知力】修正値(ウィザード/ソーサラー、ウィッチ、サイキック呪文の場合)か【判断力】修正値(クレリック、シャーマン、ドルイド呪文の場合)か【魅力】修正値(バード呪文の場合)のいずれかである。
影隠れ(変則)/Hide in Plain Sight (
Ultimate Intrigue 14 ページ ):ヴィジランテは誰かに注意深く見られている場合であっても、
〈隠密〉 を用いて隠れようとすることができる。ヴィジランテが(自分の影を除く)薄明かりの10フィート以内にいるなら、実際は隠れているものがない状況でも隠れることができる。最低8レベルで静殺者のヴィジランテでなければ、この技を修得できない。
陰への引きずり(変則)/Pull into the Shadows (
Ultimate Intrigue 15 ページ ):全ラウンド・アクションとして、ヴィジランテは自分の存在に気づいていない(あるいはヴィジランテを仲間だと見なしている)敵1体に向けて自分の移動速度まで移動し、その敵に攻撃を1回行うことができる。この攻撃が命中したなら、ヴィジランテは引きずり戦技(
Advanced Player's Guide 321ページ)を試みることができる。この試みには+4のボーナスを得る上、この試みは機会攻撃を誘発しない。引きずりが成功しても、ヴィジランテは敵とともに移動の残りを行う必要はない。本当の味方や同意した目標に対して、ヴィジランテはこの技を使用できない。
枷砕き(変則)/Shackle Smash (
Inner Sea Intrigue 33 ページ ):もしかすると、ヴィジランテは黄昏の鉤爪やベルフラワー・ネットワークによって奴隷や囚人から逃れたり拘束を破壊する訓練を受けたのかもしれない。この技を持つヴィジランテは武器破壊の戦技判定や物体を壊すための【筋力】判定を試みる際、人の会話ほどの騒音しか出さないようにすることができる。武器破壊の戦技を使用して魔法でない物体を破壊する際、ヴィジランテは物体の硬度の半分を無視する。
華麗なる殺人術(変則)/Lethal Grace (
Ultimate Intrigue 15 ページ ):ヴィジランテは力と速度を組み合わせ、信じられないほどに致命的な攻撃を行う。ヴィジランテはボーナス特技として
《武器の妙技》 を得る。既に
《武器の妙技》 特技を修得しているなら、ヴィジランテは
《武器の妙技》 を選んだレベルで前提条件を満たしていた特技1つをボーナス特技として得る。
《武器の妙技》 を用いて攻撃ロールに【敏捷力】ボーナスを、ダメージ・ロールに【筋力】ボーナスを使用する際、ヴィジランテはダメージ・ロールにヴィジランテ・レベルの半分を加える。このボーナスは、ヴィジランテは両手で武器を持ったり、利き手でない手で武器を持ったりしても増減しない。
環境武器(変則)/Environmental Weapon (
Ultimate Intrigue 14 ページ ):ヴィジランテがこの技を獲得する際、レンジャーの得意な地形のリストから地形の種別を1つ選択すること。その地形にいる間、ヴィジランテは即行アクションにより、周辺に外れそうなものや動かせそうなものがあれば代用武器を1つ見つけることができる(GMの判断に従う)。ヴィジランテはこの代用武器を使用する際にペナルティを受けない。例えば、ヴィジランテが都市の環境を選択していたなら、椅子、空のビン、扉を使って敵を攻撃することができる。5レベル、10レベル、15レベル、20レベルの時点で、ヴィジランテは追加で地形を1種類選択できる。
帰還武器(変則)/Returning Weapon (
Ultimate Intrigue 15 ページ ):ヴィジランテは自分の元に戻ってくる、自分の証とも言える投擲武器を持っている。スローイング・アックスのように、投擲武器を1種類選択すること。その種類の武器を使用する際、
リターニング の特性を持つかのように自動的に戻ってくる。14レベルの時点で、シュリケンのように矢弾として扱われる投擲武器を選んでおり、その種別の魔法の武器を50個一組で購入したなら、ヴィジランテは費用を支払うことなくそれらを準備でき、以降使い切ることがなくなる。矢弾のように扱われない投擲武器を選んでいた場合、そのラウンドに投擲した最初の武器の魔法の特性を、このラウンド中に投げる同じ種別の他の投擲武器全てに適用できる。これにより、たとえ次のラウンドにのみ返ってくる場合でも、魔法の投擲武器により全力攻撃を行えるようになる。
湖沼の混合物(変則)/Swamp Concoctions (
People of the Wastes 21ページ ):1日2回、全ラウンド・アクションにより、ヴィジランテは
環境武器 の不羈の技を用いて、ヴィジランテ・レベルごとに15GP以下の錬金術武器を代用することができる。この代用武器は売却できず、3ラウンド以内に使用しなければ不活性化する。ヴィジランテはこの代用武器を使用する際、
《万能投擲術》 特技の利益を得る。この能力は実際に存在しない限り、特殊な材質を代用することはできない。この技を習得するにはヴィジランテは
環境武器 の不羈の技を修得しており、その技でジャングル、沼地、水場のいずれかを選択していなければならない。
弱点をつく裏技(変則)/Expose Weaknesses (
Ultimate Intrigue 14 ページ ):ヴィジランテは敵にダメージをより簡単に与えるちょっとした技を使うことができる。それは例えば、冷たい鉄の粉を
フェイ・クリーチャー に投げたり、ライカンスロープの皮に溶かした銀をひとしずく垂らしたり、といったことだ。ヴィジランテが裏技の戦技判定(
Advanced Player's Guide 320ページ)を試みる際、選択肢にクリーチャーの
ダメージ減少 あるいは硬度を10減少させる効果を追加できる。この効果はこれ自体とは累積せず、
DR /―をもつクリーチャーに対しては機能しない。
種族の英雄/Racial Paragon (
Blood of the Beast 15 ページ ):ヴィジランテは移動アクションとして、種族の前提条件を満たしているが修得していない特技1つの利益を得る。この効果は1分間持続する。ヴィジランテは特技の前提条件を満たしていなければならない。ヴィジランテはこの能力を、1日に3+ヴィジランテ・レベルの半分(最低1日4回)だけ使用できる。ヴィジランテはこの能力を持続時間が過ぎる前に使用して、選択していた種族特技を置き換えることができる。
この方法で一時的に得た特技が1日の使用回数制限がある場合、この能力を使用している間、この特技の1日の使用回数制限を消費する。この不羈の技は複数回修得できる。2回目以降に修得するたび、ヴィジランテは種族特技を追加で1つ同時に獲得できるようにするか、この技を起動するのに必要なアクションを1段階小さくする(移動アクションを即行アクションに、即行アクションをフリー・アクションに、フリー・アクションを割り込みアクションに)。ヴィジランテが複数の特技の利益を選択した場合、特技は同じ種族の前提条件を共有していなければならない。ヴィジランテは2つ目の特技の前提条件を満たすために特技を得ることもできる。その場合、現在他の特技の前提条件を満たしている特技を置き換えることはできない(ただし、前提条件を必要としている特技を置き換えた後ならば構わない)。個々の特技は、この能力の1日の使用回数を消費する。
上級魔法(擬呪)/Major Magic (
Spymaster's Handbook 27 ページ ):この技を持つヴィジランテは
下級魔法 の技と同じ呪文リストから1レベル呪文を1つ発動する能力を得る。ヴィジランテはこの呪文を
擬似呪文能力 として、1日にヴィジランテ・レベル4毎に1回発動できる。この能力の術者レベルはヴィジランテ・レベルに等しい。この呪文のセーヴDCは10+【知力】修正値(ウィザード/ソーサラー、ウィッチ、サイキック呪文の場合)か【判断力】修正値(クレリック、シャーマン、ドルイド呪文の場合)か【魅力】修正値(バード呪文の場合)のいずれかである。最低でも4レベルで、
下級魔法 の不羈の技を修得しており、この技で選択した呪文に適切な能力値が11以上なければ、ヴィジランテはこの技を修得できない。
辛辣なる審判(超常)/Harsh Judgement (
Inner Sea Intrigue 33 ページ ):この技を持つヴィジランテは、
インクィジター の
審判 クラス特徴のように敵へ裁きの声を上げることができる(
Pathfinder RPG Advanced Player' Guide の38ページを参照)。ヴィジランテは以下の
審判 から1つを選択できる。
一撃 、
貫通 、
清純 、
破壊 。この能力のボーナスを決定する際、ヴィジランテのレベルは
審判 あるいは辛辣なる審判を与えるクラスのレベルと累積する。ヴィジランテはこの能力を1日に1回使用できる。4レベルの時点と以降3レベル毎に、1日の使用回数は1回ずつ増加する(19レベルの時点で、最大の1日7回)。
苛烈なる信徒 のアーキタイプ(
Pathfinder RPG Ultimate Intrigue 63ページ)のヴィジランテでなければ、この技を修得できない。
水中行動(変則)/Aquatic Action (
People of the Wastes 20 ページ ):ヴィジランテは水中であっても、
フリーダム・オヴ・ムーヴメント の効果を受けているかのように武器、肉体武器、素手打撃を使用できる。これには、攻撃目標が水中にいて、ヴィジランテが地上にいる場合も含まれる。投擲武器を含む遠隔攻撃において、ヴィジランテは水中の最初の15フィートにおける、水中であることによるペナルティを受けない。(
Pathfinder RPG Core Rulebook 432ページの水中戦闘を参照。)最低8レベルなければ、ヴィジランテはこの技を選択できない。
隙間狙い(変則)/Perfect Vulnerability (
Ultimate Intrigue 15 ページ ):標準アクションとして、ヴィジランテは敵の最も弱い場所を狙ってうまく攻撃を行うことができる。この攻撃は敵の接触ACに対して行われ、この攻撃に対して敵はACに【敏捷力】ボーナスを加えられない。この技の目標になると、以降24時間の間、同じヴィジランテの隙間狙いの目標にならなくなる。最低8レベルなければ、ヴィジランテはこの技を修得できない。
隙を生む武術(変則)/Leave an Opening (
Ultimate Intrigue 14 ページ ):ヴィジランテの隠身攻撃は敵の守りに不揃いな隙間を残し、敵を再び攻撃できるようにする。敵の次のターンの開始時、ヴィジランテが敵を機会攻撃範囲に収めているなら、敵はヴィジランテから機会攻撃を誘発する。同じ敵に対して複数回攻撃しても、同じラウンド中に複数回の機会攻撃を誘発することはない(しかし、複数の敵に対して攻撃すれば、個々の敵に対して機会攻撃を誘発させることはできる)。静殺者のヴィジランテのみが、この技を修得できる。
すれ違いざまの一閃(変則)/Up Close and Personal (
Ultimate Intrigue 17 ページ ):ヴィジランテが移動アクションの一部として敵の接敵面を通過するために
〈軽業〉 判定を試みる際、即行アクションとして通過しようとする敵に対して一回の近接攻撃を試みることができる。
〈軽業〉 判定に成功したなら、この攻撃には、ヴィジランテが敵に気づかれていないかのように隠身攻撃のダメージを与える。その他の点については、敵がACに【敏捷力】ボーナスを適用できない目標に対して隠身攻撃のダメージを適用するものとして解決する。最低4レベルで静殺者のヴィジランテだけが、この技を修得できる。
戦闘技能(変則)/Combat Skill (
Ultimate Intrigue 14 ページ ):ヴィジランテはボーナス特技として任意の戦闘特技1つを得る。前提条件は満たしていなければならないが、この特技の前提条件を考慮する際、ヴィジランテ・レベルの半分に等しいファイター・レベルを有しているものとして扱う。懲罰人でなければこの技を選択できない。ヴィジランテはこの技を複数回修得できる。修得するたびに、異なる特技を1つ選択すること。
即応戦術(変則)/Instant Plan (
Inner Sea Intrigue 33 ページ ):ヴィジランテは手に追えないように見える状況に素早く対処することができる。1日1回、ヴィジランテは行動計画を宣言できる。ヴィジランテの声を聞ける仲間は皆、[恐怖]効果に対するセーヴィング・スローに+2の士気ボーナスを得るとともに、士気をくじく行為に対して
完全耐性 を得る。また、これらの仲間はヴィジランテの指定した技能判定あるいは戦技判定に+1の士気ボーナスを得る。この利益はヴィジランテ・レベル毎に1ラウンド持続する。
粗暴なる戦技/Brutal Maneuver (
Blood of the Beast 15 ページ ):毎ラウンド、最初にヴィジランテが武器(肉体攻撃や素手打撃を含む)を使用する際、攻撃を1回行う代わりに戦技判定を1回行うことができる(近接攻撃を1回行う代わりに、武器落とし、武器破壊、足払いの戦技を行う)。このラウンドの間、ヴィジランテは全ての攻撃ロールに-5のペナルティを受ける。この戦技判定に成功したなら、ヴィジランテは武器を用いて通常通り命中したかのように、戦技の目標にダメージを与える。
巧みなフェイント(変則)/Cunning Feint (
Ultimate Intrigue 14 ページ ):ヴィジランテは移動アクションとか、全力攻撃の最初の攻撃を置き換えてフェイントを行うことができる。8レベルの時点で、ヴィジランテがフェイントに成功したなら、ヴィジランテの次のターンまで、目標は全ての攻撃に対するACに【敏捷力】ボーナスを失うようになる。
盾連撃(変則)/Shield of Fury (
Ultimate Intrigue 16 ページ ):ヴィジランテはボーナス特技として
《盾攻撃強化》 を得る。既に
《盾攻撃強化》 特技を修得している場合、
《盾攻撃強化》 を修得したレベルで前提条件を満たしていた特技1つと直ちに置き換える。加えて、ヴィジランテが6レベル以上なら、片方の武器として盾を使用している限り、
《二刀流》 特技を有しているかのように扱われる。これにより、ヴィジランテは
《二刀流》 や【敏捷力】の前提条件を満たすことなく、
《二刀流》 を前提条件に持つ特技を修得できる。ただし、これらの特技は、片方の武器として盾を使用している場合にのみ機能する(ただし、
《二刀流》 を実際に修得している場合は除く。その場合、制限が
《二刀流》 ではなく、この能力で前提条件を無視した特技に対して適用される)。
騙しの技/Deceitful Trick (
Blood of the Beast 15 ページ ):ヴィジランテは全力攻撃の最初の攻撃を裏技
APG の戦技と置き換えられる。この判定に-4のペナルティを受けることで、ヴィジランテは判定に成功した際、目標に異なる状態異常を2つ与えることができる。2つの状態異常を両方取り除くには、標準アクションが必要となる。
《上級裏技》 APG と
《裏技強化》 APG を修得していなければ、ヴィジランテはこの不羈の技を修得できない。
玉突き(変則)/Foe Collision (
Ultimate Intrigue 14 ページ ):ヴィジランテは敵の1体を別の敵に無理やり押し込むことができる。ヴィジランテが近接攻撃で、
非実体 の敵に隠身攻撃によるダメージを与えたなら、ヴィジランテはダメージが減少した時の隠身攻撃のダメージを、最初の目標が隣接している敵1体に与える。このとき、2つ目の目標は自分の間合いの外にいても良い。このダメージは殴打ダメージで、ぶつけようとしている敵(訳注:最初の目標)が肉体攻撃を持っている場合、ダメージは魔法や悪、その他その肉体攻撃が与えるダメージ種別も同時に持つ。隠身攻撃に効果を及ぼす通常の不羈の技とは異なり、この不羈の技は目標がACに【敏捷力】ボーナスを加えられない場合であればいつでも適用される。静殺者のヴィジランテのみが、この技を修得できる。
懲罰人の拳(変則)/Fist of the Avenger (
Ultimate Intrigue 14 ページ ):既に修得していない場合、ヴィジランテはボーナス特技として
《素手打撃強化》 を得る。加えて、拳あるいはガントレットによる攻撃が成功したなら、ヴィジランテはダメージ・ロールにヴィジランテ・レベルの半分(最低+1、最大+5)に等しいボーナスを得る。懲罰人のヴィジランテでなければ、この技を修得できない。
猪突(変則)/Mad Rush (
Ultimate Intrigue 15 ページ ):突撃を行う際、ヴィジランテは全力攻撃を行える。この能力を使用すると、次の自分のターンの開始時まで、ヴィジランテは(突撃によるACへのペナルティに加え)ACに-4のペナルティを受ける。最低12レベルの懲罰人でなければ、ヴィジランテはこの技を修得できない。
追撃の達人(変則)/Chase Master (
Ultimate Intrigue 14 ページ ):追う側だろうが追われる側だろうが、ヴィジランテは追撃の達人だ。
追撃 (
Pathfinder RPG GameMastery Guide 232ページ)中に行う全ての判定に、ヴィジランテはヴィジランテ・レベルに等しいボーナス(最低+4)を得る。
得意な戦技(変則)/Favored Maneuver (
Ultimate Intrigue 14 ページ ):ヴィジランテは得意な戦技として戦技1種類を選択する。ヴィジランテは(もし存在すれば)選択した戦技の《~強化》特技を獲得する。ヴィジランテは戦技を行う時にヴィジランテの存在に気づいていない敵に対してこの戦技を使用する際、戦技判定に+2の状況ボーナスを得る。ヴィジランテはこの技を複数回修得できる。修得するたび、異なる戦技を1種類選択すること。ヴィジランテはこの技を複数回修得できる。修得するたびに、異なる戦技1つにこの効果が適用される。
毒使い(変則)/Poisoner (
Antihero's Handbook 16 ページ ):ヴィジランテは
アルケミスト の
毒の使用 クラス特徴を得る。6レベルの時点で、ヴィジランテは毒1種類を5服分有しているなら、1日に1回、この毒を1服分合成することができる。費用は必要としない。この作業には1分かかる。合成によって毒5服分は消費されないが、これらの毒はヴィジランテの所有物でなければならない。作り出した毒は慎重に管理しなければならず、使用には専門技術が要求される。ヴィジランテの所有物で無くなると合成した毒は機能を失い、売却することもできない。所有している毒5服毎に、合成した毒を1服分だけ維持できる。
脳震撃(変則)/Sucker Punch (
Ultimate Intrigue 16 ページ ):ヴィジランテが自分の存在に気づいていない(か自分を仲間だと考えている)敵に対して攻撃を行う際、その攻撃が非致傷ダメージを与えるなら、その攻撃は追加で1d6ポイントの非致傷ダメージを与える。6レベル、12レベル、18レベルの時点で、この追加ダメージは1d6ずつ増加する。懲罰人のヴィジランテのみが、この技を修得できる。
喉突き(変則)/Throat Jab (
Ultimate Intrigue 16 ページ ):ヴィジランテの隠身攻撃は敵の喉を突き、ヴィジランテの次のターンまで発話できないようにする。ヴィジランテが不意討ちラウンドにこの能力を使用したなら、この効果は不意討ちラウンドの後にやってくる、最初のヴィジランテのターンが終了するまで持続する。これにより目標は助けを求めて叫ぶことも、音声要素のある呪文を発動することも、その他発話を必要とする全ての行為を行えなくなる。目標は以降24時間の間、このヴィジランテによる喉突きの効果を受けない。最低4レベルで静殺者のヴィジランテのみが、この技を修得できる。
鋼のごとき決意(変則)/Steely Resolve (
Disciple's Doctrine 23 ページ ):1日3回、割り込みアクションとして、ヴィジランテが[精神作用]効果に対する意志セーヴィング・スローに失敗した時、ヴィジランテはその効果の開始をヴィジランテ・レベルの半分に等しいラウンドだけ遅延させることができる。その後、ヴィジランテは通常通り、その効果の全てを受ける。遅延中のラウンドは、効果の持続時間としては扱わない。
刃陣の盾(変則)/Shield of Blades (
Ultimate Intrigue 16 ページ ):ヴィジランテの野生的な攻撃は、敵の反撃を妨げる。ヴィジランテはボーナス特技として
《強打》 を得る。既に
《強打》 を修得している場合、
《強打》 を修得したレベルで前提条件を満たしていた特技1つと直ちに置き換える。攻撃アクションあるいは全力攻撃アクションを行う際、ヴィジランテが【筋力】ボーナスを攻撃ロールに用いる近接攻撃の全てに
《強打》 を適用するならば、ヴィジランテは次の自分のターンまで盾ボーナスを得る。この盾ボーナスは
《強打》 で攻撃ロールに受けるペナルティに等しい。このボーナスは攻撃ロールに最低でも1回、実際にペナルティを受けた場合にのみ適用される。
肌のごとき鎧(変則)/Armor Skin (
Ultimate Intrigue 13 ページ ):ヴィジランテの鎧は第二の皮膚も同然だ。
〈隠密〉 、
〈軽業〉 、
〈脱出術〉 判定において、ヴィジランテは軽装鎧と中装鎧の判定ペナルティを受けない。他の技能判定に対しては、通常通りペナルティを受ける。8レベルの時点で、ヴィジランテは中装鎧を身につけて通常の速度で移動できるようになる。
人盾(変則)/Living Shield (
Ultimate Intrigue 15 ページ ):ヴィジランテがクリーチャーに組みついている間に攻撃の目標になった時、割り込みアクションとして、ヴィジランテは組みついている相手に対する戦技判定を試みることができる(この戦技判定は組みつきの戦技判定とは見なさない)。成功したなら、ヴィジランテに組みつかれているクリーチャーはその攻撃の目標となる。判定に失敗したなら、そのクリーチャーは組みつきから逃れ、ヴィジランテは通常通りその攻撃の目標になる。この能力はヴィジランテに対する攻撃が宣言された後、ヴィジランテに対する攻撃が行われ結果が明らかになる前に宣言しなければならない。
飛沫の渦(変則)/Vortex Splash (
People of the Wastes 21 ページ ):雨天時もしくは腰まで水に浸かっている場合、ヴィジランテは全ラウンド・アクションとして水しぶきを飛ばし、隣接している敵全てに裏技戦技あるいはフェイントを1回行うことができる。ヴィジランテはそれぞれの目標に対して、異なる選択肢を選ぶことができる。
飄々(変則)/Evasive (
Ultimate Intrigue 14 ページ ):ヴィジランテを範囲攻撃で捉えるのは難しい。ヴィジランテは身かわし能力を得る。12レベルの時点で、ヴィジランテは身かわし強化の能力を得る。静殺者のヴィジランテだけがこの技を選択できる。
武器への親和性(変則)/Weapon Familiarity (
Disciple's Doctrine 23 ページ ):この技を修得したときに、ヴィジランテは単純武器あるいは軍用武器を2つか、特殊武器を1つ選択する。ヴィジランテは選択した武器に対する習熟を得る。8レベルの時点で、ヴィジランテはボーナス特技として、選択した武器に対する
《武器熟練》 を得る。懲罰人のヴィジランテのみがこの技を修得できる。
二つ名たる武器(変則)/Signature Weapon (
Ultimate Intrigue 16 ページ ):この技を修得する際、ヴィジランテは武器を1種類(ロングソードやクロスボウなど)を選択しなければならない。ヴィジランテはボーナス特技として、選択した武器に対する
《武器熟練》 を得る。既に選択した武器に対する
《武器熟練》 を修得している場合、
《武器熟練》 を修得したレベルで前提条件を満たしていた特技1つと直ちに置き換える。8レベルの時点で、ヴィジランテはボーナス特技として、選択した武器に対する
《武器開眼》 を得る。ヴィジランテはこれらの特技の前提条件を満たしている必要はない。懲罰人のヴィジランテでなければ、この技を修得できない。
二つ名たる矢(変則)/Signature Arrows (
Antihero's Handbook 16 ページ ):この技を修得したとき、ヴィジランテはボウあるいはクロスボウから一種類(ショートボウやヘヴィ・クロスボウなど)の特定の矢弾を1種類選択する。選択したボウあるいはクロスボウ用にその魔法の矢弾を50個一組で購入した後、同じ武器の指定した魔法の矢弾の市価ではなく、製作コストを支払うだけで良い。ヴィジランテがその魔法の矢弾を作成できる必要はない。この利益は、ヴィジランテが指定した武器の魔法の矢弾を50個一組で購入した最初の時にのみ適用される。ヴィジランテはこの技を複数回修得できる。修得するたびに、ヴィジランテは異なる種別のボウあるいはクロスボウの特定の魔法の矢弾を1つ選択するか、既に選択している武器の異なる種別の魔法の矢弾を1つ選択する。最低14レベルなければ、ヴィジランテはこの技を修得できない。
不滅のもの(変則)/Unkillable (
Ultimate Intrigue 16 ページ ):ヴィジランテはボーナス特技として
《不屈の闘志》 を得る。前提条件は無視できる。6レベルの時点で、ヴィジランテは
満身創痍状態 の時に標準アクションを行なっても、ヒット・ポイントを失わなくなる。12レベルの時点で、ヴィジランテがヒット・ポイントへのダメージによって死亡するような場合、死亡する前に1ラウンドだけ生きていることができるようになる(このラウンドが経過する前に、ヒット・ポイントが【耐久力】の負の値を上回ったなら、ヴィジランテは死亡しない)。18レベルの時点で、ヴィジランテはヒット・ポイントが負の値になっても
満身創痍状態 になることはなく、ラウンド中の全てのアクションを行えるようになる。懲罰人のヴィジランテのみが、この技を修得できる。
矛先転向(変則)/Turnabout (
Inner Sea Intrigue 33 ページ ):この技を持つヴィジランテは、戦場のいかなる機会をも活かすことができる。攻撃あるいは呪文発動によって敵がヴィジランテの機会攻撃を誘発した際、ヴィジランテは機会攻撃の代わりに裏技
APG の戦技判定を試みても良い。この判定に成功したなら、裏技の選択肢を適用するか、その攻撃1つあるいは呪文1つを、もともと選択できる新しい目標あるいは範囲に対象を変更するかのいずれかを行うことができる。
また明日(変則、超常)/Another Day (
Ultimate Intrigue 13 ページ ):ヒット・ポイントへのダメージで
気絶状態 になった時、ヴィジランテは自動的に容態安定化する。このとき、ヴィジランテは死亡したように見せかけることができる。確認するクリーチャーが
〈治療〉 判定(DC=20+ヴィジランテのクラス・レベル)に成功するか、
デスウォッチ のような魔法を使用して同じDCの術者レベル判定に成功するか(呪文の効果を受ける点においてこの能力は超常能力だが、それ以外の点では変則能力である)すれば、この効果を暴くことができる。ヴィジランテは治療を受けているものとして扱われ、1時間後に行う、意識を取り戻すための【耐久力】判定に自動的に成功する(ただし、その時点で本当に死亡していない場合に限られる)。
魔法への親和性(擬呪)/Magical Familiarity (
Disciple's Doctrine 23 ページ ):ヴィジランテは過去の人生における秘術の秘密を活用する。ウィザード/ソーサラー呪文リストから0レベル呪文を1つ選択する。ヴィジランテは選択した呪文を1日3回、
擬似呪文能力 として使用できる。術者レベルにはヴィジランテ・レベルを用いる。6レベルの時点で、ヴィジランテは2つ目の0レベル呪文を選択し、同様に1日3回、
擬似呪文能力 として使用できるようになる。12レベルの時点で、ヴィジランテは1レベル呪文を1つ選択し、1日1回、
擬似呪文能力 として使用できるようになる。18レベルの時点で、ヴィジランテは選択していた1レベル呪文を1日3回、0レベル呪文を回数無制限で使用できるようになる。【知力】が10以上なければ、ヴィジランテはこの技を修得できない。
間を詰める歩法(変則)/Close the Gap (
Ultimate Intrigue 14 ページ ):毎ラウンド、自分のターンの開始時に、ヴィジランテは自分に隣接していない、20フィート以内にいる敵1体を指定することができる。その敵に隣接して移動を終了する限り、ヴィジランテは移動時にその敵から機会攻撃を誘発しない。その敵に突撃する場合、ヴィジランテは指定した敵が行う攻撃に対して、ACに-2のペナルティを受けない。
身をよじる恐怖(変則)/Twisting Fear (
Ultimate Intrigue 16 ページ ):ヴィジランテが
恐れ状態 、
怯え状態 、
恐慌状態 のいずれかを敵に与える際、恐怖が敵の身に負荷を与えることで、ヴィジランテは隠身攻撃のダメージ(値の低い、d4で算出されるもの)を非致傷ダメージとして与える。恐怖に身をよじることによるこのダメージを、クリーチャーは1ラウンドに1回しか受けない。
恐慌状態 のクリーチャーは恐怖によるダメージを受けても、恐怖から逃げるように叫び声をあげるだけである。静殺者のヴィジランテのみが、この技を修得できる。
無音の奇襲術(変則)/Silent Dispatch (
Ultimate Intrigue 16 ページ ):自分の存在に気づいていない敵を奇襲する際、ヴィジランテは-5のペナルティを受けて
〈隠密〉 判定を試みることができる。判定の結果は、敵が最初の行動を行うまでにヴィジランテの攻撃を聞き取るための
〈知覚〉 判定のDCとなる(通常のDCは、戦闘音を聞き取る-10となる)。攻撃を見ることのできる敵も存在しうる。この技は戦闘音から他の人が警戒することを妨げるだけだ。
猛烈なる奇襲(変則)/Mighty Ambush (
Ultimate Intrigue 15 ページ ):1ラウンドに1回、隠身攻撃に成功した際、ヴィジランテは直ちにダメージを受けた敵を1d4ラウンドの間
気絶状態 にすることができる。頑健セーヴィング・スロー(DC=10+ヴィジランテ・レベルの半分+ヴィジランテの【筋力】修正値か【敏捷力】修正値のいずれか高い方)に成功すれば、この効果を無効化できる。クリーチャーのセーヴィング・スローの成否に拘わらず、目標となったクリーチャーは以降24時間の間、このヴィジランテによる猛烈なる奇襲の効果を受けない。最低10レベルで静殺者のヴィジランテのみが、この技を修得できる。
優雅な足取り(変則)/Fantastic Stride (
Spymaster's Handbook 27 ページ ):ヴィジランテは
《一撃離脱》 をボーナス特技として得る。前提条件は無視できる。10レベルの時点と以降4レベル毎に、ヴィジランテは
《一撃離脱》 を使用する際、追加でクリーチャー1体を指定できるようになる。これら指定した全てのクリーチャーに対して、ヴィジランテの移動は機会攻撃を誘発しない。最低6レベルなければ、ヴィジランテはこの技を修得できない。
ローグの技(変則)/Rogue Talent (
Ultimate Intrigue 15 ページ ):ヴィジランテは自分の選択した
ローグの技 を1つ修得する(
上級の技 は選択できない)。アスタリスク(*)の付記された
ローグの技 を修得した場合、この技は急所攻撃ではなく隠身攻撃に適用される。また、この技は隠身攻撃に同時に適用できる技は1つだけという制限において、アスタリスク(*)が付記されているものとして扱う。静殺者のヴィジランテでなければ、この技を修得できない。
慮外の攻撃(変則)/Surprise Strike (
Ultimate Intrigue 16ページ ):ヴィジランテは自らを守れない敵に対して圧倒的な優位を得る。ヴィジランテがACに【敏捷力】ボーナスを加えられない敵に対して攻撃を行う際、その攻撃ロールに+1のボーナスを得る。このボーナスは8レベルの時点で+2に、16レベルの時点で+3に増加する。
ワニのあしらい(変則)/Gator Wrangle (
People of the Wastes 20 ページ ):ヴィジランテは
つかみ 能力を使用した組みつきの戦技判定に対するCMDに+8のボーナスを得る。また、ヴィジランテが
締めつけ 攻撃から受けるダメージを半減させる。ヴィジランテに組みついているクリーチャーに攻撃する際、ヴィジランテはヴィジランテ・レベルの半分に等しいダメージを追加で与える。
我を止めるものなし(変則)/Nothing Can Stop Me (
Ultimate Intrigue 15 ページ ):1ラウンドに1回、ヴィジランテが移動しているときに、ヴィジランテはフリー・アクションとして、経路上にある(移動を妨げている)誰も所持していない物体1つ(扉や机など)に攻撃を1回行うことができる。この攻撃が物体を破壊するのに十分なダメージを与えたなら、ヴィジランテは移動を続けることができる。物体を破壊できなかった場合、ヴィジランテの移動は終了する。この攻撃は移動アクションの一部として扱い、このラウンドの攻撃回数を消費しない。偶然その攻撃がクリーチャーを対象にしてしまったなら(
ミミック など)、攻撃は自動的に失敗し、移動は終了する(ただし、移動の終了時に、通常通り攻撃を行うことはできる)。懲罰人のヴィジランテでなければ、この技を修得できない。
最終更新:2022年06月12日 18:37