アジト(変則)/Safe House (
Ultimate Intrigue 12 ページ ):ヴィジランテは
高名 のある場所に隠れ家を1つ立ち上げることができる。隠れ家は
高名 のある場所を変えるたびに変更できる。
高名 の技を修得していない場合でもヴィジランテはこの技を修得でき、隠れ家を1つの場所に設置することができるが、
高名 の技を獲得するまで、最初の場所から隠れ家を移動できない。隠れ家の最大の大きさは一辺10フィートの立方体をヴィジランテ・レベル毎に1つ並べた大きさでなければならない。隠れ家はヴィジランテが望むような構成にすることができ、隠し部屋や地下の洞窟のような大きな建物の一部であっても良い。隠れ家の中にある物品は、
ディサーン・ロケーション より弱いいかなる効果であってもその位置を特定されない。7レベルの時点で、位置を特定されない効果は、隠れ家の中にいるクリーチャーにも適用されるようになる。13レベルの時点で、範囲全体は
メイジズ・プライヴェイト・サンクタム のように(念視)効果を妨げるようになる(が、ありふれた調査を妨げるわけではない)。
数多の顔(変則)/Many Guises (
Ultimate Intrigue 12ページ ):ヴィジランテはありふれた姿をいくつも取ることができる。人格を変更する際、ヴィジランテは("社交の人格"でも"不羈の人格"でもない)第三の選択肢、"ありふれた人格"になることができる。"ありふれた人格"は特定の個人ではない。それぞれが決めた瞬間に作られ、その人格をやめるとすぐに忘れられてしまう。"ありふれた人格"である限り、ヴィジランテは"社交の人格"の利益も"不羈の人格"の利益も得ることができないが、自分の種族の一員である。通常は任意の性別の労働者、農民、小作人である。"ありふれた人格"である間、属性は真なる中立として扱われる。"ありふれた人格"である間、この種族の一般的な存在であると見せかけるために行う
〈変装〉 判定に、+20の状況ボーナスを得る。また、"ありふれた人格"である間、ヴィジランテの他のいずれかの人格を探す呪文や能力は自動的に失敗する。"ありふれた人格"の姿を作るために、ヴィジランテは自分が自由にできる衣服と道具を使用しなければならない。
ハット・オヴ・ディスガイズ のような呪文を使用している間、"ありふれた姿"は特定の社会や大きな集団の一員である以上の特別な存在になることはできない(GMの判断に従う)。最低5レベルなければ、ヴィジランテはこの技を修得できない。
あらゆる顔(超常)/Any Guise (
Ultimate Intrigue 10 ページ ):ヴィジランテは自分を特定の人物に見せかけるために変装する際、それが王や高司祭であっても
凡人の顔 の社交の技を使用できるようになる。さらに、模倣しようとした人物が通常魔法を通して見つからない状況の場合(死亡していたり、その人物の場所を特定しようとする占術を妨げられていたりなど)、その手の占術は自動的にヴィジランテを見つけ出す。最低でも17レベルで、
凡人の顔 の社交の技を修得していなければ、ヴィジランテはこの技を選択できない。
王室の支援(変則)/Loyal Aid (
Ultimate Intrigue 11ページ ):情報収集、人格2つの隠蔽、ちょっとした作業を行う際、王室の一員として支援を得る。
高名 の地域にいる間、この技を持つヴィジランテは情報収集を行うための
〈交渉〉 判定に、ヴィジランテ・レベルの半分に等しいボーナスを得る。
加えて、ヴィジランテが望むなら、ヴィジランテは自分の位置や活動に関して嘘の情報を他人に流布させることで自分の情報を隠すよう、友人に依頼できる。これにより、ヴィジランテに関する情報を集めるための
〈交渉〉 判定と、追跡するための
〈生存〉 判定のDCが、ヴィジランテ・レベルに等しい値だけ増加する。この効果は1日持続し、1週間に1回しか使用できない。
最後に、1日に1回、ヴィジランテは仲間にちょっとした仕事を依頼できる。これはメッセージの伝達、100GP以下の一般的な装備品の購入(支払いはヴィジランテが行う)、ヴィジランテが所有すべき物品の受け取り(その仲間が簡単に扱えること)などである。GMが許可するなら、仕事は他のものでもよいが、戦闘や危険に巻き込まれるものであってはならない。最低3レベルで
高名 の社交の技を修得していなければ、この技を修得できない。
お得意様取引(変則)/Celebrity Discount (
Ultimate Intrigue 10 ページ ):ヴィジランテの"社交の人格"は自分の名声のある地域では、値引きを受けるほどに人気がある。
高名 のある地域で500GP以下のアイテムを1つ購入する際、定価ではなく、市価の90%で購入することができる。
著名 のある地域では、この上限は2,000GPに増加する。
第一人者 のある地域では、この上限は8,000GPに増加する。最低3レベルで
高名 の技を修得していなければ、ヴィジランテはこの技を修得できない。
愚か者の顔(変則)/Notorious Fool (
Antihero's Handbook 16ページ ):"社交の人格"でいる間、ヴィジランテはうっかりものや付き合いべた、酔いどれ、変わり者であるように見せかけることができる。"社交の人格"でいる間に
〈隠密〉 あるいは
〈手先の早業〉 の対抗判定に失敗したとき、ヴィジランテは即座に見ている人の
〈真意看破〉 判定に対抗する
〈はったり〉 判定を行い、単にへまをしたのか、大げさに転んでしまったかのように見せかけようと試みることができる。この
〈はったり〉 判定に成功したなら、見ている人は失敗した
〈隠密〉 あるいは
〈手先の早業〉 判定の行為に気づかない。しかし不似合いな場所にいたり、不適切な行いをしたりしたということでまずい結果を引き起こすことはあり得るだろう。この技は、過去24時間以内にヴィジランテがこのようなヘマを行った姿を見たことがある人物には効果がない。
凱旋(変則)/Triumphant Return (
Ultimate Intrigue 13 ページ ):ヴィジランテの物語は、決して完全に忘れ去られたりはしない。これにより、ヴィジランテはかつて
高名 を広めた場所で再度
高名 を広めるのがずっと容易になる。かつて
高名 を獲得した街では、
高名 を再び得る際に1週間ではなく3日しか必要としない。最低3レベルで
高名 の社交の技を修得していなければ、ヴィジランテはこの技を修得できない。
カリストレードの預言者の識見(変則)/Kalistocrat's Acumen (
Inner Sea Intrigue 33ページ ):この技を持つヴィジランテは、"社交の人格"でいる間、カリストレードの預言者(
Pathfinder Campaign Setting:The Inner Sea World Guide 237 )で定められた食事制限と性的な禁則事項に従わなければならない。そうしなければ、償いをするまでこの技の利益を失う。ヴィジランテは自分の居住地の基本価格と購入条件を決定する際、1段階大きいものとして扱うことができる。9レベルの時点で、ヴィジランテは上記の目的において、居住地が2段階大きいものとして扱えるようになる。15レベルの時点で、ヴィジランテは上記の目的において、居住地が4段階大きいものとして扱えるようになる。
技能への親和性(変則)/Skill Familiarity (
Disciple's Doctrine 23 ページ ):この技を修得した際、ヴィジランテは技能を4つ選択する。ヴィジランテは気をそらされたり脅威が近づいている状況であっても、選択した技能での判定で出目10を使用できる。気をそらされておらず、脅威も近づいていない状況において、選択した技能で出目10を使用する場合、その判定にヴィジランテ・レベルの1/4(最低+2)に等しいボーナスを得る。最低9レベルなければ、ヴィジランテはこの技を選択できない。
高名(変則)/Renown (
Ultimate Intrigue 12 ページ ):現在の人格にかかわらず、ヴィジランテはその成果と能力で知られるようになった。高名により、ヴィジランテは文化的な社会で素晴らしい待遇を受けることができ、敵に出会った時に脅迫されているという雰囲気を与えることができる。"社交の人格"でいる間、ヴィジランテは1週間を費やし、住人200人以下の町(
Pathfinder RPG GameMastery Guide 203ページの居住区の人口区分を使用する場合、村落)で高名を得ることができる。これは町全体でもいいし、大きな街の小さい範囲でも良い。ヴィジランテは地域との交流やつながりを作るために、最低でも毎日4時間を費やさなければならない。こうして1週間を過ごした後、ヴィジランテが"社交の人格"でいる間、この町にいる全てのNPCのヴィジランテに対する態度は1段階良くなる。ただし、最初の態度が中立的かそれより良い場合に限られる(詳細な情報は
Pathfinder RPG Core Rulebook 93~94ページの
〈交渉〉 技能の説明文を参照)。"社交の人格"である地域で高名を得ている間、ヴィジランテは"不羈の人格"に関する噂や物語を広めていく。ヴィジランテが街で高名を得ると、"不羈の人格"で行う
〈威圧〉 判定に+4の状況ボーナスを得る。このボーナスは高名を得た街のすぐ近くにいなければ得られない。ヴィジランテは、ヴィジランテ・レベル毎に1マイル以内にいる場合にのみ、このボーナスを得る。
ヴィジランテが一度に高名を維持できる街の数は限られている(通常は1つだが、他の社交の技により2つになる)。新しい街で高名を得ると、過去に高名を得ていた街から1つを選び、その街での高名を失う。この効果はGMの判断に従う。例えば、GMはNPCやモンスターがヴィジランテの物語を耳にしたことが一切ないかもしれない。あるいは、敵は最初の態度が1段階良くなるのではなく、1段階悪くなるかもしれない。
孤独を埋める関わり(変則)/Companion to the Lonely (
Inner Sea Intrigue 33 ページ ):宗教的な動機を持っているのか、アーシェイ、カリストリア、あるいはシェーリンの信者なのか、純粋に性的な理由のためか、愛情に満ちた行為はヴィジランテの二重生活による孤独を埋める助けとなる。1日1回、同意する相手と肉体的な喜びを満たす行為に最低でも1時間を費やすことで、ヴィジランテは自分の【魅力】ボーナスか相手の【魅力】ボーナス(高い方)に等しい士気ポイントの蓄積を得る。以降24時間の間、ヴィジランテは割り込みアクションとして士気ポイントの蓄積を1ポイント消費することで、【魅力】基準の技能判定あるいは意志セーヴィング・スローを再ロールできる。この能力を使用できるのはダイスをロールした後、結果が確定する前である。出目がより低くなったとしても2回目の結果を使用しなければならない。
死者の顔(超常)/Guise of Unlife (
Spymaster's Handbook 26ページ ):この技を持つヴィジランテは"社交の人格"を追加で1つ得る。それは
ヴァンパイア 、
グール 、
ゾンビ のような、既存の"社交の人格"の1つがアンデッドになった姿である。
〈知識〉 判定に成功しても、ヴィジランテが
アンデッド・クリーチャー であるかのようにしか、ヴィジランテの情報を明らかにすることができない。占術呪文あるいは占術効果において、ヴィジランテは生きているものとして扱われる。その他の点では、ヴィジランテは
アンデッド・クリーチャー として振る舞うことによる利益を得られないし、依然として負のエネルギーや生きているクリーチャーに効果を及ぼす呪文の効果を受ける。生きているクリーチャーでなければ、ヴィジランテはこの技を修得できない。
事情通(変則)/Gossip Collector (
Ultimate Intrigue 11ページ ):ヴィジランテは噂の網の中心におり、理解できないほどの速度で最近の噂に触れることができる。通常なら情報を集めるために1d4時間かかるような噂が必要になったとき、ヴィジランテは1d2時間しか必要としない。
高名 の社交の技を有しており、
高名 のある地域で情報を集める場合、必要な時間は1d4×10分だけでよい。加えて、情報収集のDCを20以上超えたなら、ヴィジランテはその噂を既に耳にしており、ヴィジランテは時間を一切消費することなくその情報を得ることができる。たとえ
高名 のある地域にいたとしても、情報を集める場所で得られない情報をこの能力で集めることはできない。
下見(変則)/Case the Joint (
Ultimate Intrigue 10 ページ ):ヴィジランテは"不羈の人格"に戻る前に、"社交の人格"を使用してその地域に関する重要な事実を得ることができる。"社交の人格"でその場所にいて1時間以上過ごしたなら、ヴィジランテはDC20の
〈知識:工学〉 判定を試みることができる。成功したなら、ヴィジランテはその場所の物の配置に関する失敗した技能判定(その場所に隠れるための
〈隠密〉 判定、警報を解除するための
〈装置無力化〉 判定、台座から物を掴み取るための
〈手先の早業〉 判定など)を1つ再ロールする能力を得る。達成値が20を10上回るたびに、ヴィジランテは追加で1回再ロールする能力を得る。ヴィジランテが1週間以内にこの場所に戻ってこれなかったなら、状況があまりにも変わってしまい、再ロールを行えなくなる。ヴィジランテは同じ場所で1週間に1回しかこの能力を使用できない。
知れ渡る達人(変則)/Well-Known Expert (
Spymaster's Handbook 27 ページ ):ヴィジランテの"社交の人格"は、実際には勉強したこともない範囲や話題を含む、いくつかの領域の達人として知られている。その結果、詮索するような質問による困難な問題への解決策を自分で答えているように見せながら、その実は他人に見つけてもらうことに卓越している。
"社交の人格"でいるとき、ヴィジランテは
〈鑑定〉 、
〈製作〉 、
〈知識〉 判定で援護を行う際、出目10を使用できる。また、ヴィジランテは
〈鑑定〉 、
〈製作:すべて〉 、
〈知識:すべて〉 で知識を有していると見せかけるために行う
〈はったり〉 判定に、クラス・レベルの半分(最低+1)に等しいボーナスを得る。
高名 UI の社交の技を修得しているなら、これらの技能判定への援護判定に成功したとき、+2ではなく+3のボーナスを与える。
高名 の地域にいるなら、ヴィジランテの"社交の人格"は技術者として高く信頼されており、学者と議論すればその学者は驚くほどの結論に到達し、劇的な飛躍をもたらす。クリーチャーが特定の項目についての
〈知識〉 判定に失敗していたとしても、ヴィジランテが同じ項目についての情報を得るための
〈知識〉 判定に援護判定のボーナスを与えたなら、そのクリーチャーはもう一度その判定を行うことができる。
神速の変化(超常)/Transformation Sequence (
Blood of the Beast 15 ページ ):ヴィジランテが人格を変える流れはさながら魔法のようだ。通常より早いだけでなく、ずっと気づかれにくい。ヴィジランテは5ラウンドで顔の入れ替えを完了させることができる。
早着替え の社交の技を修得しているなら、標準アクションで完了する。
即時着替え の社交の技を修得しているなら、即行アクションで完了する。しかし、この変化はかなり劇的なもので、大きな音や音楽、明滅する色とりどりのエネルギー、素早い動きを伴う。呪文あるいは
擬似呪文能力 を発動できなければ、ヴィジランテはこの技を修得できない(ヴィジランテのクラスによるものである必要はない)。
魔法子女 アーキタイプのヴィジランテは、1レベルの時点でこの社交の技を自動的に獲得する。
生者の顔(超常)/Guise of Life (
Spymaster's Handbook 26ページ ):この技を持つ
アンデッド は、生きているクリーチャーとしての"社交の人格"を追加で1つ得る。この"社交の人格"は生きているときのヴィジランテの姿を持つ。
〈知識〉 判定に成功しても、ヴィジランテが生きているクリーチャーであるかのようにしか、ヴィジランテの情報を明らかにすることができない。占術呪文あるいは占術効果において、ヴィジランテは生きているものとして扱われる。その他の点では、ヴィジランテは生きているクリーチャーとして振る舞うことによる利益を得られないし、依然として正のエネルギーや
アンデッド に効果を及ぼす呪文の効果を受ける。死体のある
アンデッド・クリーチャー でなければ、ヴィジランテはこの技を修得できない。
負のエネルギーに対する親和性 の種族特性を持つ
人型生物 のヴィジランテも同様にこの技を選択し、人間としての"社交の人格"を得ることができる。
即時着替え(変則)/Immediate Change (
Ultimate Intrigue 11ページ }):このヴィジランテは人格を移動アクションで変更でき、最早自らの外見と外面を調整するのに追加の時間を費やす必要はなくなる。ヴィジランテはこの技を選択する為に13レベル持ち、早着替えの社交の技を取得していなければならない。
第一人者(変則)/Incredible Renown (
Ultimate Intrigue 11ページ ):ヴィジランテは両方の人格において、信じられないほど有名だ。ヴィジランテは住人が25,000人以下の町(大都市)1つか、住人が10,000人以下の町(小さな町)2つで
高名 の利益を得ることができる。ヴィジランテ"社交の人格"である間のボーナスは変更ないが、"不羈の人格"であるときに
著名 の社交の技で得る
〈威圧〉 への状況ボーナスは+8に増加する。最低11レベルで
著名 の社交の技を有していなければ、ヴィジランテはこの技を修得できない。
著名(変則)/Great Renown (
Ultimate Intrigue 11ページ ):ヴィジランテはより広範な規模でその名を知られている。ヴィジランテは5,000人以下の人が住む場所(大きな町)1つか、2,000人位上の人が住む場所(小さな町)2つにおいて、
高名 を得る。このボーナスは、"社交の人格"が変化しない限り持続する。また、
高名 の社交の技から得られる、"不羈の人格"でいる間の
〈威圧〉 判定への状況ボーナスは+6に増加する。最低7レベルで
高名 の社交の技を修得していなければ、ヴィジランテはこの技を修得できない。
早着替え(変則)/Quick Change (
Ultimate Intrigue 12 ページ ):ヴィジランテは自分の人格を容易に入れ替えるやり方を身につける。通常なら人格を変更するのに1分かかるところ、ヴィジランテは全ラウンド・アクションで行うことができるようになる。早着替えを行なった後に両方の人格を見知ったクリーチャーに遭遇したなら、自分が急いで変装している姿から両方の人格が同じ人物であることを見破られないように、ヴィジランテは
〈変装〉 判定を行わなければならない。ヴィジランテは追加で1ラウンドをかけ、姿と性格を完全に調整し、この判定を行わないようにすることができる。最低7レベルでなければ、ヴィジランテはこの技を修得できない。
ビギナーズ・ラック(変則)/Beginner's Luck (
Antihero's Handbook 16 ページ ):ヴィジランテは見ている人がビギナーズ・ラックとしか考えられないように、卓抜した能力を覆い隠し、自分が無害で罪のない人物であるように見せかける。ヴィジランテが"社交の人格"で
不羈の技 を使用する際、見ている人を騙すために行う
〈変装〉 判定に、
つなぎ目なき変わり身 による+20の状況ボーナスを加えることができる。ただし、見ている人が、ヴィジランテ・レベルの人数以下である場合に限られる。ヴィジランテの仲間のPCは、見ている人として扱わない(GMが望むなら、近しい仲間のNPCも見ている人として扱わなくて良い)。一週間前までに"社交の人格"で
不羈の技 を使用したのを見た人物については、ヴィジランテはこのボーナスを失う。
密やかな問いかけ(変則)/Discreet Inquiries (
Inner Sea Intrigue 33 ページ ):ヴィジランテは
〈交渉〉 判定で情報収集を行う際、何かを探しているかを悟られないようにすることができる。その手段が秘密の情報の売買であれ、情報を明らかにするために悟られることなく敵と話をする場合であれ構わない。ヴィジランテが
高名 を持つ地域にいる場合、この方法で情報収集を行うには2d4時間と2d4GPを必要とする。情報収集に気付こうとするものは、ヴィジランテの
〈はったり〉 判定に対する対抗
〈真意看破〉 判定に成功しなければ気づくことはない。ヴィジランテはこの
〈はったり〉 判定に+4のボーナスを得る。
百人力(変則)/Double Time (
Ultimate Intrigue 11 ページ ):ヴィジランテの"社交の人格"は技術力に優れ、商人や貴族ではなく、職人や専門家から尊敬を集めている。ヴィジランテとしての活動を行いながら1日の仕事を完了させる際、ヴィジランテは通常よりも早く仕事を行う手段を身につけている。この時、ヴィジランテは他の作業に時間を費やしているのではなく、1日の仕事に全力を傾けているかのように見せかける。ヴィジランテは通常の
〈製作〉 あるいは
〈職能〉 を用いて一般的な活動を行う際、毎日8時間ではなく6時間を費やすだけで良い。
優美なる技術 の技を有しているなら、ヴィジランテは選択した
優美なる技術 の技能においては4時間を費やすだけで良い。この技を選択するには、ヴィジランテは選択した技能に適切な"社交の人格"を有していなければならない。
ベルフラワー暗語術(変則)/Bellflower Innuendo (
Inner Sea Intrigue 33 ページ ):この技を持つヴィジランテはベルフラワー・ネットワークやその他の秘密の組織で用いられる暗号メッセージを調べることで、より効率的にひそかなメッセージを送る方法を身に付けている。ヴィジランテが
〈はったり〉 を用いてひそかなメッセージを送る際、メッセージを覆い隠すためのほのめかしを行わない場合と同じ時間で送ることができる。ヴィジランテと受け手以外の人物がひそかなメッセージの言葉と意味を占術で見破ろうとした場合、術者レベル判定(DC=15+ヴィジランテのレベル)に成功しない限り見破ることはできない。
凡人の顔(変則)/Everyman (
Ultimate Intrigue 11 ページ ):
数多の顔 の社交の技を用いてありふれた姿を振る舞う際、ヴィジランテは代わりに特定の個人の姿になりすますことができる。その個人は農民、労働者、小作人のいずれかでなければならない。この個人の姿に変装する際、ヴィジランテはその個人として振る舞うための
〈変装〉 判定に+20の状況ボーナスを得る。その個人の場所を特定するための呪文や能力は、50%の確率で実際の個人ではなくヴィジランテを識別し、ヴィジランテに対して使用された占術呪文あるいは占術能力は、その特定の個人であるかのようにヴィジランテを検出しなくなる。これによってヴィジランテはその個人の特別な知識を獲得することは一切なく、その個人の生活の一部として適切な振る舞いを行うための
〈はったり〉 判定には+10の状況ボーナスを得る。最低11レベルで
数多の顔 の"社交の技"を修得していなければ、ヴィジランテはこの技を修得できない。
魔法のオーラ秘匿(変則)/Hidden Magic (
Antihero's Handbook 16ページ ):ヴィジランテの持つ魔法のアイテムのオーラは(
マジック・オーラ のように)隠蔽される。標準アクションにより、ヴィジランテはこの効果を抑止したり再活性化させたりすることができる。11レベルの時点で、ヴィジランテと運搬している魔法のアイテムは(
グレーター・マジック・オーラ UI のように)魔法のものでないかのように隠蔽される。最低5レベルでなければ、ヴィジランテはこの技を選択できない。
無垢の装い(変則)/Feign Innocence (
Ultimate Intrigue 11ページ ):ヴィジランテの"社交の人格"は、悪事に手を染めているとは信じられないほど無害そうに見える。
高名 のある地域にいる間、この能力は魔法によるものではないが、実質的に
イノセンス APG 呪文の効果を与える。最低5レベルで
高名 の社交の技を修得していなければ、ヴィジランテはこの技を修得できない。
無名(変則)/Obscurity (
Blood of the Beast 15 ページ ):ヴィジランテは社会的にあまり知られていない。実際、ヴィジランテは"社交の人格"を可能な限り一般的な姿になるようにしている。この社交の技は
高名 の技と全く同じように機能するが、街の中のNPCの最初の態度を改善するのではなく、ヴィジランテが"無名"の範囲内で"社交の人格"でいる際に
〈変装〉 判定を試みる必要がなくなる。ヴィジランテが"社交の人格"で
不羈の技 を使用した場合のように、ヴィジランテが"社交の人格"ではあり得ない存在だと街にいるNPCが疑い得る状況ならば、ヴィジランテは通常通り
〈変装〉 判定を試みなければならない。この社交の技は、前提条件として
高名 が必要な社交の技を修得する際やそのような技の強化版において、
高名 と同様に機能する。この技を持つヴィジランテは
高名 を修得できない。また、有名であることを求められる社交の技(
お得意様取引 や
名士の特権 など)を修得することもできない。
名士の特権(変則)/Celebrity Perks (
Ultimate Intrigue 11 ページ ):ヴィジランテは
高名 のある地域の名士であり、熱烈なファンが基本的な支援を雨あられと提供してくれる。
高名 のある地域にいる間、ヴィジランテは常にありふれた食事と宿(一食あるいは一泊1GPまで)を無料で提供されることができ、1GP以下の税や賄賂は免除される。1GP以下の魔法のものでない特定のアイテムを欲しいと思ったなら、
高名 のある地域で1d10分を費やして住民とやりとりすることで、ファンからそのアイテムを受け取ることができる(ファンから受け取ったアイテムを売却したなら、ヴィジランテはこの社交の技を永続的に失う)。
著名 の技を有しているなら、5GPまでの贈り物を受け取り、良い食事と宿(一食あるいは一泊10GPまで)を無料で提供され、10GPまでの税や賄賂を免除されることができる。
第一人者 の技を有しているなら、25GPまでの贈り物を受け取り、上質な食事と宿(一食あるいは一泊100GPまで)を無料で提供され、100GPまでの税や賄賂を免除されることができる。最低5レベルで
高名 の技を修得していなければ、ヴィジランテはこの技を修得できない。
優美なる技術(変則)/Social Grace (
Ultimate Intrigue 12 ページ ):【知力】基準、【判断力】基準、【魅力】基準の技能のうち、
〈知覚〉 と
〈魔法装置使用〉 を除く技能を1つ選択する。"社交の人格"でいる間、ヴィジランテは選択した技能による判定に+4の状況ボーナスを得る。5レベルの時点と以降4レベル毎に、ヴィジランテは上記の制限の中でこのボーナスを得る技能を追加で1つ選択できる。
流行(変則)/In Vogue (
Ultimate Intrigue 11ページ ):ヴィジランテの製作事業や職人事業は、いつも地元の流行りに乗ったもので、ヴィジランテは通常よりも多くの利益を得ることができる。
優美なる技術 で選択した
〈製作〉 技能で作成したアイテムは、ヴィジランテが有名であることから通常よりも1/3だけ高い価値を持つ。このとき、製作コストを増やす必要はない。
優美なる技術 で選択した
〈職能〉 技能を用いて利益を得る際、通常の2倍の利益を得る。最低5レベルで、
百人力 と
優美なる技術 の両方の社交の技を有していなければ、ヴィジランテはこの技を修得できない。
忘れられぬ名(変則)/Instant Recognition (
Ultimate Intrigue 11ページ ):他の街であっても、ヴィジランテの名前は非常に広く知れ渡っている。新しい街へ
高名 の利益を移す際、広めるために4時間しか費やさなくて良い。最低13レベルで
第一人者 と
凱旋 の両方の社交の技を有していなければ、ヴィジランテはこの技を修得できない。
最終更新:2023年05月02日 15:42