憎悪と敵意は念能の力を持つ者が体験に耐性がある感情ではない。そして、一部の念能のクリーチャーにとって、この敵意は特定の種別の念能のクリーチャーを殺すことに焦点を当てている。このフレニック・スレイヤーは彼らの獲物を探し殺すための訓練を市、自分の敵に対して自身を守る技術を学び、敵の攻撃を返すことさえも学ぶ。
フレニック・スレイヤーの性質とシナジーを持つ追跡と戦闘の能力のためにレンジャーのレベルを持つ念能の種族はフレニック・スレイヤーの上級クラスとなることが一般的である。発現能力を持つ者もフレニック・スレイヤーとなることがあり、選択した念能のクリーチャーを狩る間戦闘の才能を向上させようとする。
役割:フレニック・スレイヤーは名前の通り、殺害、特に収束を得た念能種別のクリーチャーに相対することに優れている。能力は得意な敵と相対することができ、時折攻撃してきたものの能力を使用する。
属性:どれでも
ヒット・ダイス:d10
必要条件
フレニック・スレイヤーになるためには、キャラクターは以下の基準すべてを満たさなければならない。
基本攻撃ボーナス:+4
念能:少なくとも1念力ポイントの念力ポイント・リザーヴを持つ
特殊:個人あるいは7人未満のメンバーからなるグループの一員として、得意な敵(下記参照)として選択する種別の念能のクリーチャーとの敵対的な遭遇を行ったことがなければならない。追跡のクラス技能を持つキャラクターはフレニック・スレイヤーとなるために
《技能熟練:生存》特技を持っている必要はない。
クラス技能
レベル毎の技能ランク:4+【知】修正値。
表:フレニック・スレイヤー
レベル |
基本攻撃ボーナス |
頑健セーヴ |
反応セーヴ |
意志セーヴ |
特殊 |
修得済み念力 |
1 |
+1 |
+0 |
+0 |
+1 |
得意な敵+2、得意な敵感知 |
– |
2 |
+2 |
+0 |
+0 |
+1 |
脳の嘔吐感(不調状態) |
既存のクラスに+1レベル |
3 |
+3 |
+1 |
+1 |
+2 |
平静な防衛策(+2) |
既存のクラスに+1レベル |
4 |
+4 |
+1 |
+1 |
+2 |
得意な敵+4 |
既存のクラスに+1レベル |
5 |
+5 |
+1 |
+1 |
+3 |
念力抵抗 |
既存のクラスに+1レベル |
6 |
+6 |
+2 |
+2 |
+3 |
脳の嘔吐感(吐き気がする状態)、 脳の盲目状態 |
既存のクラスに+1レベル |
7 |
+7 |
+2 |
+2 |
+4 |
得意な敵+6 |
既存のクラスに+1レベル |
8 |
+8 |
+2 |
+2 |
+4 |
念力抵抗突破、平静な防衛策(+4) |
既存のクラスに+1レベル |
9 |
+9 |
+3 |
+3 |
+5 |
脳への完全耐性 |
既存のクラスに+1レベル |
10 |
+10 |
+3 |
+3 |
+5 |
脳の嘔吐感(朦朧状態)、得意な敵+8、跳ね返る攻撃 |
既存のクラスに+1レベル |
クラス特徴
フレニック・スレイヤーのクラスの特徴は以下の通り。
武器と防具の習熟 フレニック・スレイヤーは全ての単純武器、軍用武器、すべての種類の鎧に習熟を得る。
修得済み念力/Powers Known 指定されたすべてのレベルで、フレニック・スレイヤーはそのキャラクターはこの上級クラスに就く前に属していた念力発現クラスのレベルが上がったかのように、新しい念力を得る。しかし、そのクラスのキャラクターが得たであろう他の利益(ボーナス特技、念能修正特技、アイテム作成特技など)を得ることはできない。これは本質的に、キャラクターが持っている念力発現クラスを表現するレベルにフレニック・スレイヤーを加え、それに応じて、1日ごとの念力ポイント、修得済み念力、発現者レベルを決定することを意味する。キャラクターがフレニック・スレイヤーになる前に複数の念力発現クラスをとっていたなら、レベルの上昇があるたび、その新たなレベルをどのクラスに、1日ごとの念力ポイント、修得済み念力、発現者レベルを決定するために適用するか決めなければならない。
キャラクターがこの上級クラスに就く前に念力発現クラスに属していなかった場合、発現者レベルを得ることはない。
得意な敵(変則)/Favored Enemy クラスを得た時、フレニック・スレイヤーは他よりも特にひどく嫌う敵としてフレニック・スレイヤーの得意な敵表から念能のクリーチャーの種別を選択する。フレニック・スレイヤーが広範囲のこの敵の研究と彼らと戦うことの適当な訓練のために、得意な敵に対して
〈はったり〉、
〈知覚〉、
〈真意看破〉、
〈生存〉判定に⁺2のボーナスを得る。
同様にこの種別のクリーチャーに対する攻撃ロールと武器のダメージ・ロールに+2のボーナスを得る。
得意な敵へのこれらのボーナスは念能の副種別を持つクリーチャーにのみ機能する。
4レベルの時点でこのボーナスは+4に、7レベルの時点で+6に、10レベルの時点で+8に増加する。
得意な敵感知(超常)/Enemy Sense フレニック・スレイヤーは暗闇や壁に隠れていても自身の60フィート以内にいる得意な敵の存在を感知することができるが、正確な場所は認識することはできない。
脳の嘔吐感(超常)/Brain Nausea 2レベルの時点で、フレニック・スレイヤーは得意な敵に[精神作用]効果の目標となったとき、生来の反発効果を高めた。フレニック・スレイヤーは得意な敵からの[精神作用]効果に対するセーヴに成功し、念能収束を維持してい時、得意な敵は意志セーヴに成功するか(DC 10+フレニック・スレイヤー・レベルの1/2+【判断力】修正値)、フレニック・スレイヤーの【判断力】修正値に等しいラウンド数の間
不調状態とならなければならない。6レベルの時点でセーヴに失敗すると
吐き気がする状態となる。10レベルの時点でセーヴに失敗すると1ラウンドの間
朦朧状態となる。
平静な防衛策(変則)/Lucid Buffer 3レベルの時点で、フレニック・スレイヤーは精神的攻撃に抵抗することに特に熟達する。フレニック・スレイヤーは全ての(強制)効果と[精神作用]効果に対するセーヴィング・スローに+2の技量ボーナスを得る。この能力はフレニック・スレイヤーが
気絶状態、
朦朧状態、あるいは
無防備状態であっても有効である。このボーナスは8レベルの時点で、+4に増加する。
念力抵抗(超常)/Power Resistance 5レベルの時点で、フレニック・スレイヤーの精神は[精神作用]効果に対してだけでなく、得意な敵からの様々な形式の念能攻撃に対しても防護する方法を学ぶ。フレニック・スレイヤーは自身の得意な敵からの効果に対して13+クラス・レベルに等しい念力抵抗を得る。
念力抵抗突破(超常)/Breach Power Resistance 8レベルの時点で、フレニック・スレイヤーは念能の力で武器を強化することができる。近接攻撃が成功すると(あるいは30フィート以内の目標への遠隔攻撃が)、得意な敵に対して行った武器を用いた攻撃ごとに、一時的に(あるならば)目標の念力抵抗を1減少させる。このペナルティは累積する。クリーチャーが殺されない限り、失った念力抵抗は12時間後に戻る。この能力はフレニック・スレイヤーが念能収束を維持している限り起動している。目標が念力抵抗を持たない場合、この能力は機能しない。
脳への完全耐性(超常)/Cerebral Immunity 9レベルの時点で、フレニック・スレイヤーは精神に影響する全ての装置、念力、呪文からの防護を得る。この能力はほぼすべての[精神作用]の念力と効果に対して+10の抵抗ボーナスを与える(ただし、フレニック・スレイヤーは影響を及ぼす念力や呪文を選択的に許可できる)。能力はフレニック・スレイヤーに精神的に影響を及ぼすために使われるとき
ベンド・リアリティ、
リミテッド・ウィッシュ、
リアリティ・リヴィジョン、
ウィッシュも失敗させる。この能力はフレニック・スレイヤーが念能収束を維持している限り起動する。
跳ね返る攻撃(超常)/Rebound Attack 10レベルの時点で、フレニック・スレイヤーが自身の得意な敵によって念力抵抗の対象となる効果の目標になっている場合、割り込みアクションとして、
レッドサイを用いたかのように源において効果を跳ね返すために念能収束を拡張することができる。この効果は距離が接触の効果(遠隔接触攻撃を含む)、範囲が目標となる効果、
ディスペル・サイオニクスなどの効果には使用できない。フレニック・スレイヤーはこの能力を3+自身の【判断力】修正値に等しい回数だけ使用できる。
Section 15: Copyright Notice
Psionics Unleashed. Copyright 2010, Dreamscarred Press.
最終更新:2018年12月19日 21:57