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パペティア Puppeteer

君の目の前に人間の首が元になった小さな紫がかったナメクジがいることに気が付く。ナメクジの僅かな脈動だけが生きているという証拠を与える。

パペティア 脅威度1 Puppeteer CR 1

XP 400
秩序にして悪/極小サイズの魔獣(念能)
イニシアチブ +2; 感覚 擬似視覚60フィート;〈知覚〉+7
防御
AC 20、接触20、立ちすくみ18(+8サイズ、+8【敏】)
hp 5(1d10)
頑健 +2、反応 +4、意志 +5
防御能力 精神隠し、宿主の保護
攻撃
移動速度 5フィート
近接 噛みつき=+5(1d2-5)
接敵面 1/2フィート; 間合い 0フィート
特殊攻撃 エンスロール
擬似念能力 (発現者レベル1;セーヴDCは【魅力】に基づく)
一般データ
【筋】1、【敏】15、【耐】11、【知】14、【判】16、【魅】14
基本攻撃 +1; CMB -12; CMD -1
特技 《鋼の意志》
技能 〈はったり〉+3、〈知覚〉+7、〈真意看破〉+7、〈隠密〉+22
言語 テレパシー20フィート
生態
出現環境 地下
編成 単体あるいは群れ(2~8)
宝物 なし

特殊能力
 エンスロール (変則)/Enthrall パペティアが魅了されている人物と物理的に接触している場合(パペティアは細い浸潤性の巻きひげによって物理的な接触を確立する)、対象はあたかもドミネイトされているかのようにふるまう(パペティアはしばしば最初に犠牲者を魅了し、次に迎えに行くように「尋ねる」)。パペティアが犠牲者との接触を保っている限り、ドミネイトの効果は有効なままであり、たとえ判定が通常効果が破壊されることを示していたとしてもである。
 精神隠し(超常)/Hide Mind パペティアは占術呪文あるいは超知覚念力によって念能的に特定されない。
 宿主の保護(変則)/Host Protection 宿主を制御しているパペティアは、たとえそのパペティアが特に対象とされていても、セーヴィング・スローを行うことを目的とした同調している魔法のアイテムとして扱われる。その宿主に同調しているパペティアは、宿主ではなくパペティアへの攻撃の目的で組みついているクリーチャーとして扱われる(ただし、このターン宿主は組みついているとはみなされない)。

 大きく肉質な身体を持つパペティアはわずかに大きく紫色のナメクジに似ている。
 フレニック・スカージによって作られたパペティアは、自身のフレニック・スカージの主人のために適切な奴隷と繁殖地を探し、これらの宿主を巣に戻す。ほとんどのパペティアは、木や崖から通行人の上に落下するか、念力を使い目標を強制し、一見無害なナメクジを拾い上げるかのように精神的に求める。物理的な接触を確立すると、パペティアは目標の肉体へ非常に細い細い浸潤性の巻きひげを挿入することによってその宿主を占有する。
 パペティアはめったに戦わない;攻撃された場合、攻撃者を魅了し、保護を求め、攻撃してきたものの中で保護者を探すことを望む。それ以外の場合は、逃げようとするが、直接戦闘をする場合ではパペティアはめったに危険なものではない。
 可能であるならば、自身を救うための最後の努力としてメンタル・バリアーを発現する。

Section 15: Copyright Notice
Psionics Unleashed. Copyright 2010, Dreamscarred Press.
最終更新:2020年09月01日 00:37