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フレニック・スカージ (Psionic) Phrenic Scourge

君が見る前のクリーチャーは暗いローブを着て立ち、その顔は頭巾によって隠され、その手は君が見ると不自然な方法で痙攣しているように見える。それが見た目だけではないと気がつくと、その体は崩壊し、暗闇に滑り込み、その略奪的な心を君に向かって伸ばしていると感じ、空のローブが残る。

フレニック・スカージ 脅威度8 (Psionic) Phrenic Scourge CR 8

XP 4,800
中立にして悪/中型サイズの異形秩序、念能)
イニシアチブ +3; 感覚 テレパシー100フィート、非自然的な視野
防御
AC 16、接触13、立ちすくみ13(+3外皮、+3【敏】)
hp 44(8d8+8)
頑健 +3、反応 +5、意志 +9
DR 5/殴打あるいは斬撃; PR 25
攻撃
移動速度 30フィート;穴掘り15フィート、登攀30フィート
近接 巻きひげ×2=+9(1d8、加えてインプラント)
接敵面 5フィート; 間合い 5フィート
特殊攻撃 インプラント、擬似念能力、意志吸い取り
擬似念能力 (発現者レベル9;セーヴDCは【知力】に基づく;下記参照)
回数無制限:エンパシフィック・コネクション動物フェイ巨人魔獣人型怪物異形エレメンタル来訪者の種別に影響を与える、持続時間9日、DC 19)、アヴァージョン(持続時間13時間、DC 19)、リード・ソーツ(DC 16)、 マインド・コントロール(持続時間9時間、目標5体、DC 16)、サイコポート
一般データ
【筋】10、【敏】16、【耐】12、【知】19、【判】17、【魅】15
基本攻撃 +6; CMB +6; CMD 19
特技 《能力熟練:インプラント》《能力熟練:意志吸い取り》《鋭敏感覚》《武器の妙技》
技能 〈自己催眠〉+6、〈はったり〉+10、〈登攀〉+8、〈交渉〉+10、〈変装〉+8(+10 演技中)、〈威圧〉+7、〈知識:念能〉+15、〈知覚〉+16(+22 衣類がなければ)、〈真意看破〉+10、〈呪文学〉+15、〈隠密〉+14
生態
出現環境 地下あるいは温かい平原
編成 単体、番い、雛(3~5)、貯蔵(3~5体に加えて、使い、ドュエルガル、ノール、トログロダイトまたは類似の人型生物の組み合わせで)
宝物 標準2つ
特殊能力
 インプラント(変則)/Implant フレニック・スカージの巻きひげの先端は、人間の指の爪のように絶えずしに再生している。スカージが両方の巻きひげで同じ目標を攻撃することに成功したラウンドでは、目標はDC 17の頑健セーヴに成功しない限り、巻きひげの先端が肉の中で折れて掘り始める。幼虫は宿主を潜りぬけ、脳に達するまでその神経系を辿る。これには1d4+1ラウンドかかり、毎ラウンド2d4ポイントのダメージを与える。幼虫が脳に達すると対象は即座に死亡する。このプロセスのどの時点でも、幼虫はリムーヴ・ディジーズヒールによって破壊することができる。
 この能力は人造エレメンタル粘体植物アンデッドに対して機能せず、複数の頭を持つ敵に対して即座に危険なものではない。生来の再生能力や高速治癒を持つクリーチャーは移植された幼虫の影響に抵抗する。幼虫は駆除されれないが、脳へ進むこともできない。ただし穴を掘ろうとするためラウンドごとにダメージは発生し続ける(もちろん、ダメージが高速治癒や再生を超えていると仮定する)。これは上記のように幼虫が破壊されるか、2d10+1ラウンド経過するまで続く。セーヴDCは【耐久力】に基づく。
 冷静な洞察力(変則)/Dispassionate Insight 感情を持っているにも関わらず、フレニック・スカージはそれらを通して世界と関わるのではなく、冷たく刺すような論理を通して関わる;従って、フレニック・スカージが持っている全ての擬似念能力はあらゆる目的で【魅力】の代わりに【知力】を用いる。
 意志吸い取り(超常)/Sap Will 標準アクションとして、フレニック・スカージはこの念能攻撃を使用して、半径20フィートの球形を発現でき、この球形は30フィートの任意の地点を中心とできる(一般的な戦術は、フレニック・スカージは自身の意志吸い取り能力に完全耐性を持つものとして、自身を能力の中心とする)。この球形で捕らえれた者はDC 20の意志セーヴに成功するか3d4ラウンドの間行動する意志を失わなければならず、その間朦朧状態となる、一度使用するとこの能力を2ラウンドの間再び使用できない。
 フレニック・スカージはこの能力を使用して敵のグループを一度に連れ去ったり、奴隷や繁殖になりうる犠牲者を狩ることが多い。
 非自然的な視野(変則)/Unnatural Vision フレニック・スカージは身体全体を通じて見て、聞く;これにより、〈知覚〉に+6の種族ボーナスを得、挟撃からの利益を得ることは誰もできない。フレニック・スカージが人型生物に変装して服を着ると、これらの利益をは失われる。
 圧縮(変則)/Compress 通常は人型生物として立つが、フレニック・スカージはその姿に拘束されるものではない。巻きひげを移動させリラックスさせることで、身体を細くしたり蛇ほどの厚さの這い進む四肢の平らな物体にすることができる。全ラウンド・アクションとして、フレニック・スカージは他の次元で少なくとも1フィート以上ある限り、1次元方向で2~3インチの狭いマスを介して移動速度で移動できる。例えば、フレニック・スカージは2×14インチの穴にはまることはできるが、2インチ×4インチでははまることはできない。
 技能:フレニック・スカージは〈登攀〉判定に+8の種族ボーナス持ち、例え急いでいたり脅かされていても〈登攀〉判定で出目10を行うことができる。

 ほとんどのフレニック・スカージは人型生物のローブを身につけることで、偶然見かけたものにエイリアンである特徴を簡単に隠し、潜在的な攻撃者の方向性を見失わせ、しばしば優越感を得る。戦闘に参加すると、このローブから身をかがめ、その真の性質を明らかにする:巻きひげと触手の渦巻くコイル状のものが狂人の夢がフレニック・スカージの心から飛び出し物理的な姿を採る。
 フレニック・スカージは、ほぼすべてのクリーチャーが、そのスカージを友人としてみなすような、強力なサジェッション、アヴァージョン、および魅了を使用し、弱い心を弄んで友人に対する友人に変える狡猾な敵で狩る。理想的には、これはフレニック・スカージは彼らの「真の敵」に幼虫を植え付け、同類のより多くの繁殖地として、痛みを伴う市に運命づける地点に到達する。
 フレニック・スカージは近距離から逃れ、念能の能力で敵を打ち、代わりに戦うためのスロールを送ることを好む。しかし、より弱い単独の敵に直面すると、近づき、幼虫を植え付けて新しいスカージを繁殖させることを期待して、巻きひげで攻撃しようとする。

Section 15: Copyright Notice
Psionics Unleashed. Copyright 2010, Dreamscarred Press.
最終更新:2023年08月01日 02:14