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ゴラリオンの祝祭日：その他の神と新たな副領域 Golarion Day: Other Gods and New Subdomains

2011年2月10日木曜
　Advanced Player's Guideではクレリックに新たなコンセプトを導入した――副領域を。やがて出版されるInner Sea World Guideではゴラリオンに2つの新しいユニークな領域を導入する――鱗持つものの領域と虚空／Voidの領域だ。しかし悲しいかな、これらの2つの新しい領域に関連した4つの副領域を記すスペースがなかった。そこで考えた、ゴラリオンの祝祭日の投稿としてこれら4つの副領域を紹介しないかと。
　領域と副領域について話しているが、それ以外にも話したいことがある――ファラズマについてだ。死の悪でない女神が領域のシステムに大混乱を引き起こすことが分かった――特にそのキャラクターがファラズマと同様に厳格なアンティアンデッドであるならば。君が死と魂と物事について話し始めると時に、アンデッドに賛成する呪文は常に領域呪文リストにこっそり入り込んでいるように見えるからである。クリエイト・アンデッドの領域呪文を準備しないことは簡単であるが、幾つかの領域呪文の選択肢がファラズマ信徒のことを「見落としている」ことは一種の失望を感じさせる。ファラズマに友好的な死の領域と魂の副領域を望む人に宛てて……見て欲しい！

　ファラズマの友好的な死の領域／Pharasma-Friendly Death Domain：3レベル―アニメイト・デッドをスピーク・ウィズ・デッドに置き換える。6レベル―クリエイト・アンデッドをアンティライフ・シェルに置き換える。8レベル―クリエイト・グレーター・アンデッドをシンボル・オヴ・デスに置き換える。
　ファラズマの友好的な魂の副領域／Pharasma-Friendly Souls Subdomain：3レベル―アニメイト・デッドをスピーク・ウィズ・デッドに置き換える。

　そして、ボーンヤードで彼女が働いているファラズマのこのクールな絵をここで見せる――絵自体はPathfinder Adventure Path #44のファラズマに関する記事のものである。
　さて、閑話休題である。この投稿の本来の目的に戻るとしよう――鱗持つものと虚空の副領域についてだ。これら2つの領域についてここに書くつもりはない。そのためにはThe Inner Sea World Guideを確認すべきだ。しかし、それらに関連した4つの副領域についてはここで紹介していこう！

闇の綴れ織の副領域 Dark Tapestry Subdomain

　関連領域：虚空
　代替能力：彼方より来るもの（超常）／It Came from Beyond：1日1回、招来呪文を発動するとき、君が招来するクリーチャーは通常より強力なものになる。クリーチャーはアドヴァンスト・クリーチャーの単純なテンプレートを得る。君が呪文によって1体以上のクリーチャーを招来しても、アドヴァンスト・クリーチャーの単純なテンプレートを得るのは1体のみである。この方法でアドヴァンスト・クリーチャーの単純なテンプレートを得た招来されたクリーチャーは不自然に変形していたり、不自然に恐ろしいものに見えたり虚空の空虚感を醸し出す。この能力は君がクレリックとして呪文を発動したときのみに機能する――君が持っているかもしれない他の呪文発動のクラスから得られる呪文発動能力では機能しない。この能力は虚空の領域の精神防御と置き換える。
　代替領域呪文：2レベル―サモン・モンスターII、5レベル―サモン・モンスターV、7レベル―インサニティ。

ドラゴンの副領域 Dragon Subdomain

　関連領域：鱗持つもの
　代替能力：竜の息吹／Dragonbreath：4レベルで君は標準アクションとして1日1回、ブレス攻撃を使用することができる。君がこの能力を得る時、［強酸］、［氷雪］、［火炎］、［雷撃］から1つ選択をする――これは君のブレス攻撃で与えるダメージの種類を決定するものである。一度この選択を決定したら、変更することはできない。君のブレス攻撃は15フィートの円錐形に3d6ポイントのダメージを与える――このダメージは4レベルを超える4レベル毎に＋1d6ポイント増加する。君の竜の息吹攻撃が当たったクリーチャーはダメージを半減させるために反応セーヴを試みることができる（DC＝10＋君のクレリック・レベルの半分＋君の【耐久力】修正値）。9レベルで君は1日2回この能力を使用でき、14レベルで1日3回使用できる。この能力は鱗持つものの領域の蛇の相棒能力と置き換える。
　代替領域呪文：3レベル―ドラコニック・レザヴォワー（Advanced Player's Guide 217）、4レベル―ドラゴンズ・ブレス（Advanced Player's Guide 217）、6レベル―フォーム・オヴ・ザ・ドラゴンI。

星の副領域 Stars Subdomain

　関連領域：虚空
　代替能力：星辰正しき時（超常）／The Stars Are Right：君が星々を見ることができる間にクレリック呪文を準備するならば、同じ呪文レベルの呪文を交換することで、星の副領域の呪文を任意発動することができる。君に星が見ることができる間に君が発動した星の副領域の呪文は、君がその呪文を発動することでその呪文のレベルに等しい値の君のヒット・ポイント・ダメージを回復する。この能力は虚空の領域における“帷の切断”能力と入れ替える。
　代替領域呪文：2レベル―ヒプノティック・パターン、7レベル―サンビーム、9レベル―メテオ・スウォーム。

蜥蜴類 Saurian Subdomain

　関連領域：鱗持つもの
　代替能力：ディノサウルスの相棒／Dinosaur Companion：4レベルで君は動物の相棒を得る。君のこの動物の相棒の目的での有効ドルイド・レベルは君のクレリック・レベル－2に等しい。君の相棒としてディノサウルスを選択できる。この能力は鱗持つものの領域の蛇の相棒能力と置き換える。
　代替領域呪文：4レベル—サモン・ネイチャーズ・アライIV（ディノニクスあるいはプテラノドンのみ）、5レベル—ビースト・シェイプIII、7レベル—サモン・ネイチャーズ・アライVII（ブラキオサウルスあるいはティラノサウルスのみ）。

　もちろん、副領域に関するもう一つの疑問があるだろう。APGには、中心的な20柱の神格がどのような副領域の使用権を得るかについて明らかにしたが、非中心的な神格が使用権を与える副領域について何も言っていない。残念ながらそれは巨大で恐ろしいリストとなり、このブログで投稿するにしては長すぎるものである――次の木曜日にそのリストが用意できるかやってみよう（プレビューとして、Paizo wildsの中のスレッドで話題になっていたので、ベスマラーは以下の副領域を与える：騙し、大海、プロティアン、戦術、盗み、嵐）

James Jacobs
クリエイティブ・ディレクター