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リフトクリーパー Riftcreeper

この這い進む泡立った赤い巨大な粘体は、獲物を探し空気を味わっているかのように、長く細い巻きひげを押し出している。

リフトクリーパー CR15 Riftcreeper

XP 51,200
混沌にして悪/巨大サイズの粘体他次元界
イニシアチブ +12;感覚 擬似視覚60フィート、振動感知120フィート;〈知覚〉+3
防御
AC 30、接触14、立ちすくみ22(+16外皮、-4サイズ、+8【敏】)
HP 217(15d8+150);高速治癒10
頑健 +15、反応 +13、意志 +8
防御能力 適応性防御;完全耐性 [強酸]、粘体の種別特性、過労、能力値吸収、能力値ダメージ、疲労
攻撃
移動速度 30フィート、登攀30フィート、水泳20フィート;ゼラチン質の巨波
近接 叩きつけ(×2)=+24(4d6+16、加えて2d6[強酸]および“つかみ”)
遠隔 縄状肢(×6)=+15接触(2d6[強酸]、加えて“食らいつき”)
接敵面 20フィート;間合い 20フィート
特殊攻撃 締めつけ(4d6+16加えて2d6[強酸])、引き寄せ(縄状肢、20フィート)
擬似呪文能力 (術者レベル15;精神集中+15)
一般データ
【筋】43、【敏】27、【耐】30、【知】7、【判】16、【魅】10
基本攻撃 +11;CMB +31(+33突き飛ばし、+35組みつき);CMD 49(対突き飛ばし51、足払いされない)
特技 《イニシアチブ強化》《強打》《渾身の一打》《渾身の一打強化》《突き飛ばし強化》《武器熟練:叩きつけ》《ふっとばし攻撃》《迎え討ち》
技能 〈水泳〉+24、〈登攀〉+39
言語 奈落語(話せない)
生態
出現環境 気候問わず/山岳(奈落界アビス)
編成 単体
宝物 標準
特殊能力
適応性防御(超常)/Adaptive Defenses [氷雪]、[雷撃]、[火炎]、[音波]ダメージを与える魔法の効果によってダメージを受けた後、リフトクリーパーの体はそのエネルギー種別への完全耐性を持つようにすぐさま適応する。リフトクリーパーは1度に4つの種別のうち1種にのみ適応する――新しいエネルギー種別に適応するならば、その前の種別に対する完全耐性を失う。変更されない場合、この完全耐性は1時間の間続く。
ゼラチン質の巨波(変則)/Gelatinous Surge 1分間に1回標準アクションとして、リフトクリーパーは120フィート以内のどのような垂直な表面にでもくっつくために、粘体の原形質の巻きひげを押し出すことができる。これは標準アクションの一部として、自身の巨躯全体を巻きひげに沿って輸送でき、自身の場所を現在くっついている表面へと変更できる。この移動は機会攻撃を誘発しない。移動したその線に沿ったクリーチャーは突き飛ばしの試みを受ける。
縄状肢(変則)/Strands リフトクリーパーは標準アクションとして、1度にその体から最大6本の細い粘つく縄状肢を伸ばすことができ、最大120フィートの有効距離まで発射する。これらの攻撃は遠隔接触攻撃として解決する。当たると、縄状肢は目標に対して2d6ポイントの[強酸]ダメージを与え、クリーチャーに食らいつきを行う。これらの縄状肢は極めて強いが、少しでも斬撃ダメージを与えれば切断できる(縄状肢はAC25を持つ)。縄状肢が目標に食らいついている限り、そのクリーチャーはターン開始時に追加の2d6ポイントの[強酸]ダメージを受ける。リフトクリーパーはゼラチン質の巨波を使用するならば、その体にこの紐を自動的に吸収することができる(そうする際に食らいついたクリーチャーを放す)。

 リフトクリーパーとして知られる不自然な原形質の上下している塊は、アビスの砕けた渓谷をうろつく。彼らの名前にも拘らずこれらの知的で悪意のある粘体は非常に機敏で素早く、渓谷の壁を上下に滑り、最も汚れた水でさえ通って泳ぐ。奈落語を理解するのに十分なほど頭がいいが、リフトクリーパーは彼らの食料となる肉の袋を喚かせること以外にほとんど関心がない。
最終更新:2020年12月13日 07:48