この胴体が蛇のクリーチャーは怒りでシューシューと声を上げている。パチパチ音を立てる炎が棘のように、このクリーチャーの炎のように赤く黒ずんだ鱗の周りを舞っている。
サラマンダー 脅威度6 Salamander
防御
AC 18、接触11、立ちすくみ17(+7外皮、+1【敏】)
hp 76(8d10+32)
頑健 +10、
反応 +7、
意志 +6
DR 10/魔法;
完全耐性 [火炎]
弱点 [氷雪]に対する
脆弱性
攻撃
移動速度 20フィート
近接 スピア=+11/+6(1d8+4/×3、加えて1d6[火炎])、
尾の打撃=+6(2d6+1、加えて1d6[火炎]および“
つかみ”)
接敵面 5フィート;
間合い 5フィート(尾は10フィート)
特殊攻撃 締めつけ(2d6+4、加えて1d6[火炎])、熱気
一般データ
生態
出現環境 気候問わず/地形問わず(火の元素界)
編成 単体、2体、小集団(3~5)
宝物 標準(スピア、その他の火に耐えられる宝物)
特殊能力
熱気(変則)/Heat サラマンダーは高熱を発するため、ただ触れただけでも追加の1d6ポイントの[火炎]ダメージを与える。サラマンダーの持つ金属製の武器もこの熱気を伝える。
サラマンダーは火の元素界の原住生物であり、猛烈な戦士で構成された軍団により、その元素界のほかの住人たちに大いに恐れられている。より強力な火の元素界の種族はサラマンダーをその金属鍛冶の技術と戦闘の腕前を目当てに奴隷にすることがあり、そのためサラマンダーは
イフリートなどの他の住人を心から憎んでいる。
典型的にはサラマンダーは華氏500度(摂氏260度)以上になるところに住むが、もっと低い温度に耐えることもできる。彼らがそうするのはほとんどは強制された時のみであり、そのような環境にいる時は通常よりも不機嫌かつ短気になる。彼らは火の元素界出身だが、サラマンダー種族は奈落界アビスとも関わりがあり、デーモン(特にバロールやその他の火を特徴とするデーモン・ロードのような、火と関係するもの)に大いなる敬意を持って仕えている。その結果、アビスでサラマンダーの大集団と遭遇することは稀なことではない。
サラマンダーは護衛や、より一般的には武器防具など金属製品の加工の伝説的な技量のため、物質界にしばしば招来される。サラマンダーの方も、物質界の火山地帯のような、火の元素界との境界があいまいになった地域に横行している。
その居住地が余りに高温であるため、サラマンダーは高温に耐えられる宝物だけを蓄えている。剣、鎧、宝石、ロッド、その他の融点の高い金属で作られたアイテムである。サラマンダーの社会は冷酷で、力と下の者を服従させる能力によって成り立っている。服従させられた者がサラマンダーを不快に思わせれば、緩慢で苦痛に満ちた死が与えられる。
最終更新:2019年08月11日 00:58