この老婆には、嘴に似た長い鼻、鉤爪のついた手、鳥のような足などの鳥類としての特徴がある。
キキーモラ 脅威度5 Kikimora CR 5
経験点1,600
CN/中型サイズの
フェイ
イニシアチブ +8;
感覚 夜目;
〈知覚〉+13
防御
AC 18、接触15、立ちすくみ13(+1回避、+3外皮、+4【敏】)
hp 45(7d6+21)
頑健 +4、
反応 +9、
意志 +8
DR 5/冷たい鉄;
SR 16
攻撃
移動速度 30フィート
近接 爪(×2)=+7(1d4+1)
擬似呪文能力 (術者レベル7;精神集中+12)
一般データ
生態
出現環境 気候問わず/都市
編成 単体
宝物 標準
特殊能力
潜伏場所(超常)/Hidey-Hole キキーモラが居住する家を選ぶとき、壁、裾板、戸板、あるいは他の恒久的な物体(ストーブなど)に印を落書きをすることによって他次元の場所を作成することができる。この印はキキーモラの小さな領域の入り口として用いられ、そこでは彼女は見つけられることなく家の中で生活ができる。キキーモラだけがこの潜伏場所に入ることができる。潜伏場所を指定した後はいつでも、キキーモラは標準アクションとして、彼女がこの印と同じ部屋にいる限り、最大50ポンドまでの物体を潜伏場所に運ぶことができる。キキーモラは同様に潜伏場所を出ることができ、印に最も近い開いているマスに現れる。潜伏場所の中に残っている物体は、キキーモラがマスを出るとき、たとえ彼女が印を取り除き別の場所に印を設置したとしてもその潜伏場所に残る。潜伏場所の中でキキーモラは、特殊なセンサーを通じて場所の外側で何が起きているのかを、キキーモラが印のある場所に立っているかのように見ることができる。その結果、印の前に置かれている一般的な物体は潜伏場所からキキーモラの視線を遮ることができる。
キキーモラは貧しい人々が彼らの要求に応じ、かつ甘言で釣らない限り、同居している者を苦しめるハウス・スピリットである。彼女らは幻術の魔法を使い実際より家を非常に不潔に見せることで住居を持つものにストレスを感じさせることを好む;彼女らの好む幻術は駆け回る蟲の幻術だ。
キキーモラは
ブラウニィの敵である。
ブラウニィが災いをなす一方で、キキーモラはしばしば雑用を手伝うのではなく、彼女らの選ばれた同居人に苦痛や挫折をもたらす。一部の
ブラウニィは積極的にこの破壊的なフェイ・クリーチャーを追い払う目的でキキーモラに荒らされている家を探し出す。住宅の所有者が住んでいるキキーモラへの慰撫を拒否するとき(あるいは彼女というよこしまな存在を排除できないとき)、キキーモラはスパイダー、ラット、バットのスウォームを与える。こうしたフェイの用いる手妻のため、キキーモラによって苦しむ家の住民は自分たちは幽霊に憑かれていると信じることがある。
キキーモラは物を壊したり、事故のように見える破壊を起こすことを密かに好んでいる。彼女らは家の人に対して贈り物を残せば見返りに夜に修理するという詐欺を推進し、これはそうした贈り物を行われた奉仕に対する支払いと見做しており、またそうした同意を強要に変成させるキキーモラに憤る
ブラウニィを酷く憤慨させる。
最終更新:2017年03月12日 00:22