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カースド・キング Cursed King

この乾燥した人物は亜麻布に包まれており、曇った宝石を着けている。その人型生物の肉体の頭頂部には皴深いクロコダイルのような頭が付いている。

カースド・キング 脅威度10 Cursed King CR 10

経験点9,600
CE/中型サイズのアンデッド
イニシアチブ +4; 感覚 暗視60フィート;〈知覚〉+12
オーラ 要求のオーラ(30フィート、DC20、1d4ラウンド)
防御
AC 24、接触14、立ちすくみ20(+10外皮、+4【敏】)
hp 119(14d8+56)
頑健 +9、反応 +8、意志 +13
DR 10/―; 完全耐性 アンデッドの種別特性
弱点 [火]に対する脆弱性
攻撃
移動速度 30フィート
近接 噛みつき=+20(1d8+10/19~20)、叩きつけ(×2)=+20(1d6+10)
特殊攻撃 野蛮な呪い、狂暴化
一般データ
【筋】30、【敏】19、【耐】―、【知】3、【判】19、【魅】16
基本攻撃 +10; CMB +20; CMD 34
特技 《頑健無比》《強打》《クリティカル強化:噛みつき》《追加hp》《追尾》《追尾強化》《追尾打撃》《迎え討ち》
技能 〈隠密〉+16、〈知覚〉+12
言語 奈落語(話せない)
生態
出現環境 暑熱/廃墟
編成 単体または宮廷(2~8)
宝物 標準
特殊能力
 狂暴化(変則)/Berserk カースド・キングが戦闘に入った場合、カースド・キングの中の拷問された精神が制御下から離れ、クリーチャーが狂暴化する可能性がある。最初のラウンドは1%、以後1ラウンドごとに1%ずつ増えてゆく。カースド・キングを1分間休ませれば、狂暴化の可能性を0%に戻せる。狂暴化したカースド・キングは、最も手近にいる生きているクリーチャーを攻撃する(もしくは間合いの範囲内にクリーチャーがいなければ、自分よりサイズ分類の小さな物品を何か破壊する)。アンデッドの製作者は60フィート以内にいるならば、DC20の【魅力】判定に成功することでクリーチャーにきっぱりと説得力をもって話すことで再び制御下に置くことができる。
 野蛮な呪い(超常)/Bestial Curse カースド・キングが破壊されるとき、半径30フィート以内の全てのクリーチャーに最後の呪いを放つ。この呪いは目標から彼らの心と体をゆっくり奪い、最終的にはカースド・キングの体に縫い付けられる動物の頭部と同じ種類の動物へと変成させる。範囲内の全てのクリーチャーはDC21の意志セーヴに成功するか1d6ポイントの【判断力】ダメージと1d6ポイントの【魅力】ダメージを受けなければならない。呪われたクリーチャーは能力値ダメージを取り除く効果から利益を得ない。一旦呪われると、24時間ごとに意志セーヴに成功するか、再び能力値ダメージを受けなければならない。一度目標の【魅力】または【判断力】が0まで減少すると、犠牲者はベイルフル・ポリモーフに従って一般の動物に変成し、その精神が保持されているかを決定する際に自動的に2回目の意志セーヴに失敗したかのように扱われる。この時点で、クリーチャーはその動物の一般的な【判断力】と【魅力】を受け取り、能力値ダメージを受けるのをやめる。これは[呪い]効果であり、セーヴDCは【魅力】に基づいている。
 要求のオーラ(超常)/Demanding Aura カースド・キングを見ることのできる半径30フィート以内の全てのクリーチャーはDC20の意志セーヴに成功しない限り恐れて服従する。セーヴィング・スローに失敗したクリーチャーは1d4ラウンドの間戦慄状態を得る。セーヴに成功したクリーチャーは24時間同じカースド・キングの要求するオーラの影響を受けない。これは[精神作用]、[恐怖]効果であり、セーヴDCは【魅力】に基づいている。

 ファラオは恐ろしい方法で不忠な目標を、特に強奪者、反乱軍のリーダー、そして国の規律と統治者の他の支持者の忠誠を破壊しようとする偽りの預言者を罰する。拷問と斬首のあと、反逆者の魂は切断された体に戻され、ミイラ化した、生きていない苦しみの永遠の中で存在する野心と権威の嘲笑の的へと変成する。
最終更新:2017年02月11日 10:25