このぼんやりとした人型生物の形をした霧はありえないほど固そうに見える。
エティアイネン 脅威度1 Etiainen CR 1
防御
AC 14、接触14、立ちすくみ12(+2反発、+2【敏】)
hp 13(2d10+2)
頑健 +4、
反応 +2、
意志 +3
防御能力 非実体
攻撃
移動速度 30フィート
近接 非実体の接触=+4(1d6、加えて“記憶吸収”)
特殊攻撃 記憶吸収
念術魔法 (術者レベル2;精神集中+4)
一般データ
生態
出現環境 気候問わず/都市
編成 単体
宝物 なし
特殊能力
姿取り(超常)/Assume Visage ディスガイズ・セルフを使用するとき、現在見ることができる中型あるいは小型のクリーチャーとしてだけエティアイネンは現れることができる。そうするとき、依然として
非実体であるが、実体があるかのような外見を取れる。
一時的な存在(超常)/Ephemeral Existence エティアイネンは念術エネルギーの霊であり、少なくとも1PEを持つときのみ現れる。一度最後のPEを費やすならば、24時間存在は排除される。再び現れるとき、自身が存在を位相退場させた場所から100フィート以内のどこかに現れることができる。
記憶吸収(超常)/Memory Drain クリーチャーがエティアイネンの非実体の接触攻撃を受けるとき、DC13の意志セーヴに成功しない限り、エティアイネンはそのクリーチャーの1分間の記憶を
モディファイ・メモリーの呪文の影響を受けるかのように取り除くことができる。このセーヴィング・スローに成功するクリーチャーは24時間同じエティアイネンから影響を受けることはない。この能力は[精神作用]効果である。セーヴDCは【魅力】に基づいている。
エティアイネンは過去と未来の念術的混合物であり、控えめで不明瞭な形状をしている。これらの霊は過去――通常は重要人物の残響あるいは英雄的異形の念術的残滓――からの強力な念術的放射の影であり、念術的影響と生者に付随するエネルギーの存在下でのみ現れることができると信じられている。一度発現すると、エティアイネンは混乱したあるいは滑稽でありさえするやり方で行動する事があり、ドアを開け閉めし、近くにいる者を攻撃し記憶を盗み、念術的不満の一般的な感性を創造する。彼らはやめることを強要されるまで、あるいは短期間の間存在が消えるのに十分なほど念術魔法を使用するまでそれらを続け、帰還するのはその土地の範囲のエネルギーと念術的影響によってもう一度発現し同じ循環を繰り返せるようになる時のみである。
エティアイネンは時に無意識の内に、あるクリーチャーと接続を確立し、それによってこの霊魂は接続したクリーチャーに先立って行動を行え、そうした近くにいる者にとってデイジャ・ヴューである奇妙な事例が導かれる。例えば、夫がドアを開ける音と彼の妻が彼の方へ近づいてくる音を耳にするが、彼の妻がまだ帰宅していないことを発見するだけである――しかし不可解なことに、彼女が帰ってくると、彼女は同じ行動を起こす。
彼らの注意を保持するのは大きな忍耐を必要とするが、エティアイネンとうまくやり取りできるものは、この霊に小さな仕事を果たすよう時に強要することができる。この困難な仕事をどうにかできている者にとって、これらの霊は時々仲介者やメッセンジャー、あるいはスパイとしてさえ振る舞うことがある。このように行動するとき、エティアイネンはしばしば奉仕しているクリーチャーの奇妙で静かな二重のものとして現れる。エティアイネンは言葉を理解することはできるが、話すことができず、会話するために
マインドリンクに頼っている。これらの霊の混沌とした性質のため、エティアイネンはいつも奇妙で非現実な飛行法で飛び去るかもしれなく、このような関係は短命である。
最終更新:2017年03月19日 01:05