ヒット・ダイス:d6。
必要条件
テクノマンサー Technomancer
クラス技能
クラスの特徴
テクノマンサーの全てのクラス特徴は以下の通り。
武器と防具の習熟:テクノマンサーは全ての火器に習熟している。
修繕(超常)/Recondition:いつも手入れをすることで、テクノマンサーは機能している
経年劣化した科学技術1つを正常に機能する状態に保つことができる。
経年劣化した科学技術アイテム1つを修繕するには8時間かかる。その後、テクノマンサーがそのアイテムを使用する際、
突発異常が起きる可能性はなくなり、テクノマンサーはこのアイテムを再チャージすることができる(ただし、他のものが使用してもこの利益を得ることはできない)。このアイテムが機能し続けるように保つには、毎日1時間をメンテナンスに費やさなければならない(この時間は呪文の準備に必要な時間と重ねることができる)。そうしなければ、このアイテムは通常の
経年劣化した科学技術アイテムへと戻り、再度修繕しなければならなくなる。4レベルの時点と以後3レベル毎に、追加で1つアイテムを正常に動作できる状態に維持することができる。これにより、毎日のメンテナンス時間が増えることはない。
効率的開発(変則)/Efficient Construction:2レベルの時点で、テクノマンサーは
科学技術の研究所を使用する際、施設に必要なエネルギー消費を25%だけ減少させられるようになる。10レベルの時点で、このエネルギー削減は50%に増加する。
秘術バッテリー(超常)/Arcane Battery:3レベルの時点で、テクノマンサーは即行アクションとして未使用の呪文スロット1つ(任意発動する術者の場合)もしくは準備している呪文1つ(呪文を準備する場合)を消費することで、接触した科学技術の装置に電力を供給することができるようになる。このようにして消費した呪文レベル1毎に、装置に1チャージを与える。このラウンドに使用しなかったチャージは失われる。また、このラウンドに装置から使用される、テクノマンサーが与えていないチャージは、装置自身が蓄えていたものから消費されなければならない。テクノマンサーはこの能力を使用して
経年劣化した科学技術に電力を供給することができる。テクノマンサーはチャージを使用しない装置に電力を供給することはできない。
科学技術調査(変則)/Study Technology:3レベルの時点で、テクノマンサーは移動アクションとして30フィート以内に存在するロボット1体、科学技術の物体1つ、科学技術の罠1つのいずれかを調査し、識別するために
〈知識:工学〉判定を試みることができる。成功すると、テクノマンサーは調査したクリーチャー、物体、罠に影響を及ぼす攻撃ロール、戦技判定、セーヴィング・スロー、技能判定にレベルの半分に等しい技量ボーナスと、調査した目標による攻撃に対して同じだけの回避ボーナスを得る(訳注:おそらくACに対して)。このボーナスはテクノマンサーの【知力】修正値(最低1)に等しいラウンドだけ持続する。新しい目標を調査すると、以前の目標に対するボーナスは失われる。
科学技術再利用(変則)/Recycle Technology:4レベルの時点で、テクノマンサーは既存の科学技術アイテムを分解し、パーツを組み合わせて新しいものを作り出すことができる。ただし、作成物は正常に機能しないことが多い。テクノマンサーは、それぞれのアイテムを(市価ではなく)製作コストに基づく作成潜在力(後述)と交換する。テクノマンサーはこの潜在力と自身の科学技術作成特技を組み合わせて新しいアイテムを作成することができる。例えば、テクノマンサーは壊れた
レーザー・ピストルを用いて、科学技術アイテム作成用の500gp(
レーザー・ピストルの製作コストである5,000gpの10%)と交換することができる。このとき、テクノマンサーは
科学技術アイテムの作成に用いる通常ルール(16ページ)に従うが、再利用された科学技術の用いて製作コストの50%以上を支払わなければならない。このようにして製作コストを100%支払ったなら、通常の2倍の速度でアイテムを作成することができる。古いアイテムをつなぎ合わせる過程で、新しいアイテムは破壊され、お金が消費される。例え作成のために新しいアイテムを用いたとしても、作成したアイテムは
経年劣化した科学技術と見なされる。科学技術再利用は
人造、
サイバー技術、
調合薬、ナノマシンを用いる科学技術を作成するために使用することはできない。
科学技術の状況 |
作成潜在力 |
完全に機能する |
製作コストの100% |
修繕されたアイテム |
製作コストの75% |
経年劣化した科学技術 |
製作コストの50% |
破壊されているか機能しない |
製作コストの10% |
ロボット支配(擬呪)/Command Robot:5レベルの時点で、テクノマンサーは1日1回標準アクションとして、30フィート以内にいるロボット1体に命令を下すことができる。この命令はロボットが理解できる言語で行わなければならない。DC10+テクノマンサーのクラス・レベル+テクノマンサーの【魅力】修正値もしくは【知力】修正値(いずれか高い方)の意志セーヴィング・スローに成功すれば、ロボットはこの能力に対する効果に抵抗することができる。7レベルの時点で、テクノマンサーはこの能力を1日に2回使用することができるようになる。9レベルの時点で、テクノマンサーはこの能力を1日に3回使用することができるようになる。セーヴ、[精神作用]ではないこと、(ロボット)の副種別を持つ
人造にのみ効果をおよすことを除き、この能力は
サジェスチョンとして機能する。
エネルギー統合(超常)/Unified Energy:6レベルの時点で、テクノマンサーは科学技術の装備1つから電力を引き出し、呪文スロットや準備された呪文を消費することなく、自分の修得呪文1つ(任意発動する術者の場合)もしくは現在準備している呪文1つ(呪文を準備する場合)を発動することができるようになる。テクノマンサーは発動しようとする呪文の呪文レベル毎に装置から2チャージを消費する。この呪文を発動する過程で、テクノマンサーは任意の呪文修正特技を適用することができる。この時呪文レベルの増加に伴い適切なチャージ数を消費する必要があるが、テクノマンサーが発動することのできる最大レベルを超えることはできない。テクノマンサーはこの能力を1日に複数回使用することができるが、テクノマンサー・レベルの2倍に等しいチャージ数を超えることはできない(そのため、6レベルの時点では、テクノマンサーはこの能力を使用して1日に12チャージを超えて消費することはできない)。
応用問題(変則)/Applied Learning:8レベルの時点で、テクノマンサーがセーヴに成功すれば効果を弱めることのできる科学技術効果に対するセーヴィング・スローに成功したなら、テクノマンサーは代わりにその効果を全て受けない。
無防備状態もしくは
立ちすくみ状態のテクノマンサーは、この能力の利益を得られない。
即興修理(変則)/Field Improvisation:10レベルの時点で、テクノマンサーは驚異的な速度で科学技術を再利用することができるようになる。
科学技術再利用の能力を用いる1時間が、8時間の妨害されない製作に相当する。テクノマンサーは1日に8時間まで、この驚異的で効率的な作業をこなすことができる。テクノマンサーが作成したアイテムは、作成した日の間は
修繕されたアイテムとして扱われる。
修繕できるアイテム数が上限になっていなかったり、現在
修繕しているアイテム1つの維持を止めれば、このアイテムを永続的に
修繕されたアイテムに加えることができる。
最終更新:2015年08月07日 07:08