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レンジャー Ranger

 レンジャーは敵を狩り、理想を守り、技に磨きをかけながら自然の中をさまよう。しかし彼らの選ぶ道は様々で、それはまるでジャングルの植物相のようでもある。

聖なる追跡者(アーキタイプ) Divine Tracker

 神格に祝福された聖なる追跡者は、報復すべき相手を狩りたてる。その武器は、得意な敵から奪い取った報酬かもしれない。(更新

 属性:聖なる追跡者の属性は、秩序/混沌軸もしくは善/悪軸のいずれかにおいて、神格から1段階以内でなければならない。

 神格の好む武器/Favored Weapon:1レベルの時点で、聖なる追跡者は神格の好む武器に習熟する。神格の好む武器が素手打撃の場合、聖なる追跡者は代わりにボーナス特技として《素手打撃強化》を得る。この能力は野生動物との共感と置き換える。

 祝福(超常)/Blessings:4レベルの時点で、聖なる追跡者は神格の規範に近しい絆を作り出す。聖なる追跡者は自分が信仰する神格が与える領域から、ウォープリーストの領域を2つ選択し、それらの下級の祝福を得る。聖なる追跡者が属性の領域(混沌秩序)を選択する際、自分の属性と一致する領域のみを選択することができる。聖なる追跡者が特定の神格を信仰していない場合、その宗教上の傾向や能力を表す2つの領域を選択する(選択にはGMの許可が必要)。この場合も、属性の領域に関する制限は適用される。聖なる追跡者は祝福の効果を決定する際、レンジャー・レベルをウォープリースト・レベルとして用いる。13レベルの時点で、聖なる追跡者は両方の領域から上級の祝福を得る。この能力は狩人の絆を置き換える。

覆面英雄(アーキタイプ) Hooded Champion

 覆面英雄は文明化された国の縁に住み、法と道理の力としばしば反目する。覆面英雄はしばしば虐げられた人々に英雄と崇められる。家の近くの樹上に潜み、富と力で自分達を苦しめる不正を正してくれるのだと。

 心意気(変則)/Panache:1レベルの時点で、覆面英雄はスワッシュバックラー心意気クラス特徴を得る。覆面英雄は「軽い武器もしくは片手武器に属する刺突近接武器によるクリティカル・ヒットもしくはとどめを刺すこと」ではなく、「いずれかのボウを用いたクリティカル・ヒットもしくはとどめを刺すこと」により心意気を回復する。覆面英雄が既に別のクラスやアーキタイプから心意気能力を得ていた場合、それぞれのクラスの心意気ポイントは累積しないが、覆面英雄はどのクラス特徴に記載された方法でも心意気を回復する。例えば、【魅力】16のキャラクターが覆面英雄の心意気スワッシュバックラー心意気を持つ場合、心意気ポイントの基本値は3であり、ボウもしくは、軽い武器もしくは片手武器に属する刺突近接武器によるクリティカル・ヒットかとどめを刺すことで心意気を回復する。この能力は1レベルの得意な敵を置き換える。

 発露/Deeds:1レベルの時点で、覆面英雄はスワッシュバックラー武勇伝の発露と回避の心意気の発露、そして以下の発露を得る。全ての発露において、覆面英雄のレンジャー・レベルをスワッシュバックラー・レベルとして扱う。
 絶対命中(変則)/Dead Aim:1レベルの時点で、覆面英雄はボウを用いた(全力攻撃ではない)1回の遠隔攻撃を行う際に1心意気ポイントを消費することで、代わりに遠隔接触攻撃を行うことができる。目標はボウの最初の射程単位に収まっていなければならない。(更新

 3レベルの時点で、覆面英雄はスワッシュバックラーの跳ね起きの発露と、以下の発露を得る。
 先制する覆面英雄(変則)/Hooded Champion's Initiative:3レベルの時点で、少なくとも1心意気ポイントを持つ間、覆面英雄はイニシアチブ判定に+2のボーナスを得る。加えて、《早抜き》特技を修得しており、手に何も持っておらず拘束もされておらず、武器を隠していないなら、イニシアチブ判定の一部としてボウ1つを準備することができる。

 戦闘スタイル/Combat Style:2レベルの時点で、覆面英雄は弓術戦闘スタイルを選択しなければならない。9レベルの時点で、覆面英雄は優雅なる剣闘士の発露と飄々の発露を得る。16レベルの時点で、覆面英雄は刃の如き感性の発露と死のごまかしの発露を得る。この能力は野生動物との共感《持久力》身かわし身かわし強化を置き換える。

野生の狩人(アーキタイプ) Wild Hunter

 野生の狩人は獲物を追いかけ、自分の身を守るために周りの動物の動きを真似る術を探す。得意な敵の特徴や振る舞いを学ぶのではなく、野生の狩人は多様な動物の振る舞いを学び、狩りの戦略にその特性を組み込んでいく。

 動物象形(超常)/Animal Focus:1レベルの時点で、野生の狩人は即行アクションとして動物の相をまとい、模倣する動物の種別に基づいたボーナスや特殊能力を得られるようになる。この能力はハンター動物象形クラス特徴と同様に機能するが、野生の狩人にのみ適用され、動物の相棒には適用されない(後述の象形共有を参照)。野生の狩人はこの能力をレンジャー・レベルごとに1日に1分だけ使用することができる。持続時間は連続している必要はないが、1分単位で消費しなければならない。野生の狩人は一度に1種類の動物だけを模倣することができる。この能力は全ての得意な敵クラス特徴を置き換える。

 象形共有(超常)/Shared Focus:7レベルの時点で、野生の狩人は現在の動物象形を、狩人の絆に対応するクリーチャー1体に分け与えることができるようになる。野生の狩人の狩人の絆が動物の相棒とのものであれば、動物の相棒は自動的に野生の狩人が現在使用している動物象形の利益を得る。野生の狩人の狩人の絆が仲間とのものであれば、野生の狩人は即行アクションとして絆を結んだ仲間を1人選び、現在得ている動物象形の利益を与える。この効果は狩人の絆が終了するか、野生の狩人の動物象形が終了するか、野生の狩人が別の仲間を選択するまで持続する。この能力は森渡り素早き追跡者を置き換える。
最終更新:2018年05月01日 01:48